東播磨南北道路
地域高規格道路 (無料) | |
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東播磨南北道路 | |
路線延長 | 12.1 km |
制定年 | 1998年 |
開通年 | 2009年 - |
起点 | 兵庫県加古川市 |
主な 経由都市 |
加古川市 三木市 小野市 |
終点 | 兵庫県小野市 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道2号加古川バイパス 国道175号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
東播磨南北道路(ひがしはりまなんぼくどうろ)は、兵庫県加古川市の加古川中央JCTから同県小野市の小野ランプに至る地域高規格道路(自動車専用道路)である。略称は東播磨道(ひがしはりまどう)。
概要
[編集]東播磨地域と北播磨地域の交流促進と、南北交通の慢性的な渋滞を解消することを主たる目的として整備が進められている[1][2]。自動車専用部の一部区間(加古川市野口町坂元–加古川市神野町福留)では、市道加古川中部幹線として側道が整備されている[3]。途中山陽自動車道と交差するがジャンクションは設置せず、終点の小野ランプと三木小野ICの間で国道175号を経由して接続する[1]。
路線データ
[編集]- 起点 : 兵庫県加古川市野口町坂元(国道2号加古川バイパス)[4]
- 終点 : 兵庫県小野市池尻町(国道175号)[4]
- 総延長 : 12.1 km[2]
- 全線都市計画決定済
- 道路規格 : 第1種第3級(自動車専用道路)[1][2]
- 車線数
- 設計速度・制限速度 : 80 km/h
所管警察
[編集]兵庫県警察高速道路交通警察隊垂水分駐隊が管轄している[5]。
2015年時点では名谷分駐隊が管轄していた[6]。
出入口など
[編集]開通済みの区間について出入口番号欄の背景色を■で示した。供用開始されていないか完成していない施設は背景色を■とした。
全線兵庫県に所在する。
番号 | 施設 | 接続路線 | 起点から (km) |
備考 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
兵庫県道18号加古川小野線 | |||||
1 | 加古川中央JCT | 国道2号加古川バイパス | 0.0 | 変形Tボーン型[注 1] | 加古川市野口町坂元 |
2 | 神野ランプ | 兵庫県道383号八幡別府線 加古川市道加古川中部幹線 |
2.0 | 小野方面出入口のみ | 加古川市神野町石守 |
3 | 県立加古川医療センターランプ | 加古川市道西之山加古線[4] | 3.1 | ダイヤモンド型 | 加古川市神野町神野 |
4 | 八幡稲美ランプ | 兵庫県道65号神戸加古川姫路線[4] | 5.2 | Tボーン型 | 加古川市八幡町上西条 |
5 | 八幡三木ランプ | 兵庫県道84号宗佐土山線[4] | 7.7 | 加古川方面出入口のみ | 加古川市八幡町宗佐 |
- | 小野南ランプ | 小野市道4220号[4] | - | 加古川方面出入口のみ 2025年開通予定[7] | |
- | 小野ランプ | 国道175号小野バイパス | 12.1 | 変形トランペット型 | 小野市池尻町 |
東播磨内陸道路(調査中)[8] |
歴史
[編集]1998年6月に計画路線に指定された。その後東播磨南北道路整備事業として事業化されている。
兵庫県立加古川医療センターの移転に合わせて2009年10月に神野ランプから県立加古川医療センターランプまでが開通した[3]。2014年3月に第1期区間である加古川中央JCTから八幡稲美ランプまでが開通した[1]。
アクセス道路として、加古川中央JCTから国道2号現道に至る0.8 kmが県道加古川小野線として整備され、このうち山陽本線–国道2号現道(坂元交差点)間0.4 kmは2008年11月に開通し、残る加古川中央JCT - 山陽本線間0.4 kmは2014年3月23日に東播磨南北道路と同時に開通した[9]。また、国道2号現道から国道250号(明姫幹線)に至る1.6 kmが都市計画道路尾上小野線(兵庫県道386号野口尾上線バイパス)として事業中であり、このうち国道2号現道(坂元交差点)- 県道野口尾上線現道間0.9 kmが2014年3月23日に東播磨南北道路と同時に開通した[9][10]。
年表
[編集]開通済み区間のランプ名称は開通後のもので統一している。
- 1998年6月16日 : 地域高規格道路としての路線指定(国道2号加古川バイパス–国道175号 間 12.5km)
- 1998年12月 : 整備区間の指定(国道2号加古川バイパス–八幡稲美ランプ間 5.2km)[3]
- 2000年6月 : 都市計画決定告示(国道2号加古川バイパス–八幡三木ランプ間 7.7 km)[3]
- 2001年12月 : 調査区間の指定(八幡稲美ランプ–小野ランプ間 7.3 km)[3]
- 2007年 : 都市計画変更(県立加古川医療センターランプを追加)[11]
- 2009年10月25日 : 神野ランプ–県立加古川医療センターランプ間が暫定2車線で開通
- 2012年3月30日 : 都市計画変更決定告示[12](県立加古川医療センターランプの北方向出入口を追加[11])
- 2013年3月12日 : 都市計画変更決定告示[13](八幡三木ランプ–小野ランプ間 4.4 kmを追加、全長12.1 km[4])
- 2014年3月23日 : 加古川中央JCT–神野ランプ、県立加古川医療センターランプ–八幡稲美ランプ間開通[9]
- 2014年度 : 東播磨道北工区(八幡稲美ランプ–小野ランプ間 6.9 km)新規事業化[14]
- 2023年3月21日 : 八幡稲美ランプ–八幡三木ランプ間開通[15]
予定
[編集]路線状況
[編集]交通量
[編集]24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成27年(2015年)度 | 令和3年(2021年)度 | |
---|---|---|---|
加古川中央JCT - 神野ランプ | 21,838 | 27,901 | |
神野ランプ - 県立加古川医療ランプ | 31,694 | 33,406 | |
県立加古川医療ランプ - 八幡稲美ランプ | 15,951 | 16,971 | |
八幡稲美ランプ - 八幡三木ランプ | 調査当時未開通 | ||
八幡三木ランプ - 小野南ランプ | 未開通 | ||
小野南ランプ - 小野ランプ |
(出典:「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
通過する自治体
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “(主)加古川小野線〔東播磨南北道路〕” (PDF). 平成27年度事業評価. 兵庫県県土整備部 (2015年). 2022年8月30日閲覧。
- ^ a b c d e “(主)加古川小野線〔東播磨南北道路〕” (PDF). 令和3年度事業評価. 兵庫県県土整備部 (2021年). 2022年8月26日閲覧。
- ^ a b c d e “(東播磨地域)東播磨南北道路について”. 兵庫県東播磨県民局. 2011年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “計画書 東播都市計画道路の変更(兵庫県決定)” (PDF). 三木市 (2013年). 2014年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月8日閲覧。
- ^ “兵庫県警察 高速道路交通警察隊 所在地等”. 兵庫県警察. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “高速道路交通警察隊担当路線図” (PDF). 兵庫県警察. 2015年8月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月2日閲覧。
- ^ a b 『東播磨道のランプ名称が決まりました!~全線開通に向け、順調に工事が進んでいます~』(プレスリリース)兵庫県北播磨県民局加東土木事務所、2024年6月24日 。2024年6月28日閲覧。
- ^ 「広域道路ネットワーク計画」『近畿ブロック 新広域道路交通計画』(PDF)国土交通省近畿地方整備局、2021年7月、2–17頁 。2022年8月30日閲覧。
- ^ a b c “東播磨道の開通” (PDF). 兵庫県東播磨県民局 (2014年2月4日). 2021年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月7日閲覧。
- ^ “街路事業完了宣言「尾上小野線」”. 兵庫県. 2014年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月23日閲覧。
- ^ a b “第33回三木市都市計画審議会資料2”. 三木市. p. 5 (2012年). 2014年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月6日閲覧。
- ^ 「平成24年兵庫県告示第441号」(PDF)『兵庫県公報』第2375号、兵庫県、18頁、2012年3月30日 。2013年7月8日閲覧。
- ^ 「平成25年兵庫県告示第394号」(PDF)『兵庫県公報』第2373号、兵庫県、23–24頁、2013年3月12日 。2013年7月8日閲覧。
- ^ “平成26年度予算 (修正版)” (PDF). 国土交通省近畿地方整備局. p. 37 (2014年3月28日). 2021年1月2日閲覧。
- ^ 『東播磨道(北工区)部分開通及び開通式典、開通記念イベントの開催について』(プレスリリース)兵庫県東播磨県民局加古川土木事務所、2023年1月27日 。2023年1月31日閲覧。