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横田チエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

横田 チエ(よこた チエ、1901年明治34年)2月14日[1] - 1979年昭和54年)10月7日[1])は、日本の女性運動家。岩手県議会議員。旧姓、小野寺[1]

経歴

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岩手県二戸郡一戸町出身[1]1920年大正9年)、岩手県女子師範学校(現・岩手大学教育学部)卒[1]。卒業後は県内の小学校で教鞭を執る[1]。無産運動家の横田忠夫と結婚した[2]ため、教職を追われるようになった[1]。夫とともに各地を転々とし、この間、山川均の指導を受けた[2]。その後、帰郷し、夫と労働農民党に入り[2]、夫の政治活動を支援する[1]1940年(昭和15年)、夫の自殺後は戦争未亡人を支援する活動に奔走した[2]

1947年(昭和22年)、女性参政権の獲得により、盛岡市議会議員選挙に立候補し、当選する[1][2]。翌年、「岩手みどり会」を結成し、会長となる[1]1959年(昭和34年)、岩手県議会議員選挙に日本社会党から立候補し、当選する[1]1963年(昭和38年)、「みちのくあかね会」会長[1]1964年(昭和39年)、盛岡市市政振興功労者、1970年(昭和45年)、勲五等宝冠章受章。1971年(昭和46年)に議員を引退した。

親族

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『岩手人名辞典』250頁。
  2. ^ a b c d e 『岩手県姓氏家系歴史人物大辞典』360頁。

参考文献

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  • 岩手県姓氏歴史人物大辞典編纂委員会 編著『岩手県姓氏家系歴史人物大辞典』角川書店、1998年。
  • 『岩手人名辞典』(財)新渡戸基金、2009年。

外部リンク

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