榊正子
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榊 正子 (さかき まさこ) | |
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職業 | 英文学者 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 修士(東京教育大学) |
最終学歴 |
東京教育大学大学院 修士課程修了 |
主題 | 論説、評論 |
代表作 |
『イギリス小説――その伝統と特質』 (1992年) 『笑うイギリス―― 怒りと癒しのダイナミズム』 (2002年) |
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榊 正子(さかき まさこ)は、日本の文学者(英文学)。学位は修士(東京教育大学)。静岡県立大学名誉教授。
来歴
[編集]東京教育大学(のちの筑波大学)の大学院にて学び、修士課程を修了した。その後、静岡女子大学にて教鞭を執った。後年、静岡女子大学が静岡薬科大学や静岡女子短期大学と統合されると、それにともない新設された静岡県立大学でも引き続き教員を務めた。同大学では、国際関係学部の国際言語文化学科や大学院の国際関係学研究科などで、教授を務めた。また、1991年には、ロンドン大学にて客員研究員に就任した。この間、一貫してイギリス文学を専攻とした。2011年、静岡県立大学国際関係学部教授を退任し、同年4月1日付で名誉教授に就任した[1]。2024年、瑞宝中綬章受章[2][3]。
研究
[編集]専門は文学であり、特にイギリス文学を専攻する。チャールズ・ディケンズの作品について研究を重ねており、ロンドン大学にて客員研究員を務めた際も、ディケンズの研究に従事した。また、ディケンズ以外にも、さまざまな作家の作品を取り上げて研究している。たとえば、上梓した『笑うイギリス――怒りと癒しのダイナミズム』においては、ディケンズ以外にもジェーン・オースティンやトーマス・ハーディの作品を取り上げ、それを通じてイギリス社会を論じている[4]。また、J・K・ローリングのハリー・ポッターシリーズについても論じている[4]。
著作
[編集]単著
[編集]- 榊正子著『イギリス小説――その伝統と特質』鷹書房弓プレス、1992年。ISBN 9784803403862
- 榊正子著『笑うイギリス――怒りと癒しのダイナミズム』鷹書房弓プレス、2002年。ISBN 9784803404678
共著
[編集]- 静岡女子大学20周年記念論文集編集委員会編『静岡女子大学創立二十周年記念論文集』静岡女子大学、1988年。
- 榊正子ほか著、静岡県立大学英米文化研究室編『多様化する言語文化研究』静岡県立大学英米文化研究室、1990年。
脚注
[編集]- ^ 「教員人事情報」『はばたき』118巻、静岡県立大学広報委員会、2011年、20頁。
- ^ 『官報』号外259号、令和6年11月5日
- ^ “令和6年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 10 (2024年11月3日). 2024年11月7日閲覧。
- ^ a b 榊正子『笑うイギリス――怒りと癒しのダイナミズム』鷹書房弓プレス、2002年。