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椎橋隆幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

椎橋 隆幸(しいばし たかゆき、1946年〈昭和21年〉10月21日[1] - )は、日本法学者。専門は、刑事訴訟法少年法裁判法。学位は、博士(法学)中央大学論文博士・1994年)。中央大学・警察大学校名誉教授。日本被害者学会元理事長。弁護士(寺本法律会計事務所)。

学歴

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1969年中央大学法学部法律学科卒業。1971年一橋大学大学院法学研究科公法専攻修士課程修了、1972年一橋大学大学院法学研究科公法専攻博士課程中退。指導教官は鴨良弼[2]。1994年学位論文「刑事弁護・捜査の理論」で中央大学より博士(法学)の学位を取得。

職歴

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1972年鹿児島大学法文学部助手、73年専任講師、1976年助教授、1978年中央大学法学部専任講師、1979年助教授、1982年教授。1996-99年中央大学日本比較法研究所長、1999-2003年中央大学法学研究科委員長、2004年中央大学大学院法務研究科教授、2008年中央大学副学長、2011年学校法人中央大学理事、中央大学法科大学院研究科長、2017年中央大学を定年退職、名誉教授。

1989年中国刑事警察学院客員教授、1992年オーストラリア国立大学法学部客員教授、1995年エクス=マルセイユ大学第三大学客員教授

1996-1999年、2003年日本刑法学会理事、2003年警察政策学会理事、2008年裁判員制度の運用等に関する有識者懇談会委員(座長(2009-))、2010年日本被害者学会理事長、2020年全国被害者支援ネットワーク理事長[3]法制審議会刑事法部会長代行、司法試験第二次試験考査委員文部省法学教育の在り方等に関する調査研究協力者会議委員、杏林大学外部評価委員会委員等も歴任している[4]

主著

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単著

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編著

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  • 『ブリッジブック刑事裁判法』(信山社、2007年)

共著

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  • 『基本問題刑事訴訟法』(編者)(酒井書店、2000年)
  • 『プライマリー刑事訴訟法』(編者)(不磨書房・信山社出版、2005年)
  • 高橋則夫)・(川出敏裕)『わかりやすい犯罪被害者保護制度』(有斐閣、2001年)
  • 酒巻匡編『ジュリストブックス Q&A平成19年犯罪被害者のための刑事手続関連法改正』(有斐閣,2008年)

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.320
  2. ^ 「昭和45年度 学位授与・単位修得論文」一橋研究
  3. ^ 就任のご挨拶(理事長 椎橋 隆幸)全国被害者支援ネットワーク
  4. ^ 平成30年度 外部評価委員会を実施杏林大学
先代
藤本哲也
中央大学日本比較法研究所所長
1996年 - 1999年
次代
木下毅
先代
小島武司
中央大学大学院法学研究科委員長
1999年 - 2003年
次代
中西又三
先代
福原紀彦
中央大学大学院法務研究科
2011年 - 2013年
次代
藤原静雄