植田祐次
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人物情報 | |
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生誕 |
1936年1月24日 満洲国 営口 |
出身校 | 早稲田大学 |
学問 | |
研究分野 | フランス文学 |
研究機関 | 青山学院大学 |
植田 祐次(うえだ ゆうじ、1936年1月24日[1] - )は、日本のフランス文学者、青山学院大学名誉教授。
経歴
[編集]満州営口生まれ。1959年早稲田大学仏文科卒、1963年同大学院博士課程単位取得満期退学、1965年長崎造船大学助教授、1970年、青山学院大学助教授となり、1984年に教授、2006年に定年退任、名誉教授。
18世紀フランス文学専攻。サド、レチフなどを研究、翻訳した。
著書
[編集]- 『共和国幻想 レチフとサドの世界』(法政大学出版局、《思想・多島海》シリーズ) 2004
編纂
[編集]- 『十八世紀フランス文学を学ぶ人のために』(編、世界思想社) 2003
- 『フランス女性の世紀 啓蒙と革命を通して見た第二の性』(世界思想社) 2008
- 『ヴォルテールを学ぶ人のために』(世界思想社) 2012
翻訳
[編集]- 『魔王』(ミシェル・トゥールニエ、近田武共訳、二見書房) 1972、のちみすず書房
- 『物語ローマ誕生神話』(ガイ・ド・トーリーヌ、大久保敏彦共訳、社会思想社、現代教養文庫) 1980.5
- 『フランス幻想民話集』(社会思想社、現代教養文庫) 1981.4
- 『フランス妖精民話集』(社会思想社、現代教養文庫) 1981.8
- 『ハムレット 構造分析的試論』(ジャン・パリス、国文社) 1984.12
- 『ブルターニュ幻想集』(山内淳共編訳、社会思想社、現代教養文庫) 1991.7
- 『フランス怪奇民話集』(山内淳共訳編、社会思想社、現代教養文庫) 1993.7
- 『恋の罪』(サド、岩波文庫) 1996.3
- 『ジュスチーヌまたは美徳の不幸』(サド、岩波文庫) 2001.1
- 『カンディード』(ヴォルテール、岩波文庫) 2005.2
- 『ヴォルテール哲学コント集成』上(ヴォルテール、国文社) 2010.7
レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ
[編集]- 『パリの夜 革命下の民衆』(レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ、現代思潮社、古典文庫) 1969、のち岩波文庫
- 『最後の恋 - サラ』(ニコラ・エドム・レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ、二見書房、コレクション・アモール) 1970
- 『飛行人間またはフランスのダイダロスによる南半球の発見 きわめて哲学的な物語』(レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ、創土社) 1985.1
- 『南半球の発見 / アンドログラフ 』(レティフ・ド・ラ・ブルトンヌ、法政大学出版局、啓蒙のユートピア3) 1997.12
- 『ポルノグラフ』(レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ、岩波書店、ユートピア旅行記叢書15) 2000.6
参考
[編集]- ReaD 植田祐次の項目
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社)p.302