森田のバトルフィールド
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『森田のバトルフィールド』(もりたのバトルフィールド)は、PC-8801用のゲーム。1983年発売。エニックスのゲームコンテストで最優秀プログラム賞を受賞した。作者は森田和郎であり、『森田将棋』よりも前の作品である。
ゲームの概要
[編集]対戦モードが選択でき、コンピュータ対人間および人間対人間のほか、コンピュータ同士のデモンストレーションモードもある。
41×41マスの碁盤状になったスクエアが、「本営・都市・道路・平地・森・空港・山・湖」の地域で構成され、いくつかの区域に分割されている。スタート時には、マップ下部に赤色軍、マップ上部に青色軍が配置され、各軍には、兵力を10とした戦闘機・爆撃機・戦車・歩兵が1部隊ずつ生産されている。
移動や戦闘は、各軍のターン制となっており、各部隊は地形や移動力に応じて縦・横・斜めに移動できる。敵部隊に隣接した場合に戦闘を選択でき、戦闘によって、部隊や地域の特性に応じ兵力が減少する。兵力が0になるとその部隊はなくなる。
ターン毎に配分される生産力で、本土に各部隊を生産したり、空港や都市などにある各部隊の兵力を回復させたり補給ができる。マップ中段の左右にある山間部を除いて各区域に1つずつある都市を歩兵で占領することで、生産力を増やすことができる。
おおよそ自軍の戦闘機で敵軍の爆撃機を、爆撃機で戦車を、戦車で歩兵を倒しながら、自軍の歩兵を敵軍の本営まで進めて占領すると勝利する。
部隊 | 歩兵 | 戦車 | 戦闘機 | 爆撃機 | |
---|---|---|---|---|---|
防御力 | 50 | 100 | 50 | 50 | |
攻撃 | 対歩兵 | 30 | 60 | 30 | 100 |
対戦車 | 20 | 60 | 30 | 150 | |
対戦闘機 | 20 | 10 | 30 | 5 | |
対爆撃機 | 20 | 10 | 40 | 5 | |
移動力 | 5 | 7 | 10 | 12 | |
生産価格 | 3000 | 5000 | 7000 | 10000 |