森川保之
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森川 保之(もりかわ やすゆき、生没年不詳)は、江戸時代の京都の浮世絵師。
来歴
[編集]師系不明、京都の人。作画期は文政から天保の頃にかけてで、読本を中心に版本の挿絵を手掛けている。
作品
[編集]- 『絵本幸勇譚』 ※読本、東籬亭菊人作。文政8年(1825年)刊行
- 『出雲物語』 ※読本、紀美麻呂作 文政13年(1830年)刊行
- 『大日本年中行事大全』 ※速水春暁斎作、天保3年(1832年)刊行
- 『西海波間月』 ※自画作、天保6年刊行
参考文献
[編集]- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※131頁