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棚橋敏明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棚橋 敏明
たなはし としあき
生年月日 (1950-02-20) 1950年2月20日(74歳)
出生地 岐阜県瑞穂市
出身校 近畿大学中退
所属政党 無所属

当選回数 1回
在任期間 2015年6月1日 - 2019年5月30日

瑞穂市議会議員
当選回数 2回
在任期間 2008年5月1日 - 2015年4月19日
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棚橋 敏明(たなはし としあき、1950年昭和25年)2月20日[1] - )は、日本政治家。元岐阜県瑞穂市長(1期)。元瑞穂市議会議員(2期)。

来歴

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岐阜県瑞穂市出身。1970年(昭和45年)、近畿大学中退。1981年(昭和56年)、皮革製造卸業のレザリンを創業。1986年(昭和61年)、株式会社レザリンに法人改組[2]

2008年(平成20年)4月20日に行われた瑞穂市議会議員選挙に初当選した。2012年(平成24年)、再選。

2015年(平成27年)4月14日、自由民主党県連は、統一地方選挙で行われる瑞穂市長選挙で棚橋を推薦することを決定した[3]。4月19日、市議を辞職[2]。4月26日に行われた市長選に、自民党の推薦のほか市議会最大会派「新生クラブ」の支援を受けて出馬。現職の堀孝正ら2候補を破り初当選を果たした[4]。6月1日、市長就任[2]。選挙の結果は以下のとおり。

※当日有権者数:39,614人 最終投票率:45.09%(前回比:+0.38pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
棚橋敏明65無所属7,591票43.07%(推薦)自由民主党
堀孝正73無所属7,300票41.42%
鳥居佳史60無所属2,734票15.51%

2019年(平成31年)の市長選は元市職員の森和之に破れ落選[5][6]

※当日有権者数:41,710人 最終投票率:41.60%(前回比:-3.49pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
森和之60無所属9,436票55.08%
棚橋敏明69無所属7,697票44.92%

平和首長会議でのセクハラ発言

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2018年(平成30年)11月6日、高山市で開かれていた「平和首長会議」の国内加盟都市会議に出席。長崎市へ派遣した中学生の活動の様子を説明する際、「こんなことを言うとセクハラになるが、参加していた女子生徒のブラウスが汗で透けて肌や下着が見えていた」と発言した。会議後、棚橋は取材に対し「セクハラの意図はまったくなかった。そのように捉えられたとしたら心外だ」と述べた[7][8]

同年12月21日に開かれた市議会定例会において、棚橋に対する辞職勧告決議案は反対多数で否決されたが、棚橋の給与を3割減額(2019年1月~3月)する条例案と反省を求める付帯決議は可決された[9][10]

脚注

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  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、221頁。
  2. ^ a b c 市長プロフィール/瑞穂市
  3. ^ “自民県連が棚橋氏推薦 瑞穂市長選”. 岐阜新聞. (2015年4月15日). http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/gifu2015/news/gifusenkyo20150415_1.shtml 2016年12月2日閲覧。 
  4. ^ “「フェアに市政運営」瑞穂市長選、棚橋さん現職ら破る”. 中日新聞. (2015年4月27日). https://web.archive.org/web/20181108105048/http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2015/gifu/CK2015042702000165.html 2016年12月2日閲覧。 
  5. ^ “多治見、土岐、山県の3市長、無投票当選 県内統一選後半戦”. 岐阜新聞. (2019年4月14日). https://www.gifu-np.co.jp/news/20190414/20190414-130072.html 2019年4月15日閲覧。 
  6. ^ “瑞穂市長に森氏、現職破る 瀬戸は伊藤氏、常滑は伊藤氏”. 中日新聞. (2019年4月22日). https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019042202000134.html 2019年4月22日閲覧。 
  7. ^ “平和首長会議で市長が性的発言”. NHK NEWS WEB. (2018年11月6日). https://web.archive.org/web/20181106115342/https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20181106/3080000579.html 2018年11月8日閲覧。 
  8. ^ “市長「汗で下着が見えるほど」 中学生の活動紹介で発言”. 朝日新聞. (2018年11月6日). https://www.asahi.com/articles/ASLC66FPBLC6OIPE03K.html 2018年11月8日閲覧。 
  9. ^ “「汗でブラウス透け」発言の市長、給与3割減額”. 読売新聞. (2018年12月22日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20181222-OYT1T50030.html 2018年12月24日閲覧。 
  10. ^ “「下着見える」発言 議場で反省”. 朝日新聞. (2018年12月25日). https://www.asahi.com/articles/CMTW1812252200002.html 2018年12月25日閲覧。 

外部リンク

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