梯子酒
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梯子酒(はしござけ)とは、 次々と場所を変えて酒を飲むこと[1]。
概要
[編集]本来は、梯子を1段ずつ登っていくように、なじみの店を1軒ずつ訪ね歩いて飲むということであった。植木等の『スーダラ節』で歌われるように、サラリーマンらが帰宅前に数軒訪れることも多い。全国各地の飲食街のイベントとして「はしご酒大会」が開催されている。
英語では同様の行為を pub crawl, bar tour, bar crawl, bar-hopping などと言う。
はしご酒大会
[編集]はしご酒大会の実態はさまざまであり、数軒を巡ってお酒を飲みゴールする時間を競うものもあれば、お酒を楽しむことだけが目的の場合もある。著名なものとしては、札幌すすきの祭りの前夜祭として開催される「すすきのはしご酒大会」や、小樽市の「小樽はしご酒大会」などが挙げられる。
こうしたはしご酒大会の発祥は、北海道の岩見沢市で開催されている『いわみざわドリンクラリー』(北海道観光社交事業協会岩見沢支部主催)と言われており[2]、開催回数を見ても、いわみざわドリンクラリーは著名なはしご酒大会の倍以上となる24回目[3]を数えている。また、岩見沢市と同じ空知地方に属する砂川市の「夜の酔人(スイート)ロードはしご酒大会」も24回[4]と開催回数が多い事から、空知地方に強く根付いた文化との見方もできる。
参照文献
[編集]- ^ 松村明、 山口明穂、和田利政 編『旺文社 国語辞典』(重版)旺文社、東京都新宿区、1991年。ISBN 4-01-077506-8。
- ^ 人気のはしご酒大会 5月12日(木)実施! 小樽ジャーナル 2005年4月20日
- ^ 2013年10月時点。先述のすすきのはしご酒大会は8回、小樽はしご酒大会は11回
- ^ 2016年7月時点、2015年は開催中止