梅田雅信
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梅田雅信(うめだまさのぶ、1950年 - )は、日本の経済学者。
経歴
[編集]1973年3月 北海道大学経済学部卒業、日本銀行入行。ノースウエスタン大学大学院留学(MA)、経済企画庁調査局内国調査第一課派遣、調査統計局物価統計課長、同経済統計課長、考査局考査役、日本経済研究センター主任研究員などで金融市場・金融機関考査等の金融実務や、調査統計局、金融研究所等でのリサーチ活動に携わる。
2003年4月より法政大学大学院客員教授、2006年より首都大学東京大学院社会科学研究科教授、北海道大学で博士(経済学)[1][2]。
専門は、セントラル・バンキング論、金融政策論。
著書
[編集]単著
[編集]- 『超金融緩和のジレンマ』東洋経済新報社、2013年、ISBN 9784492654521
- 『日銀の政策形成「議事録」等にみる、政策判断の動機と整合性』東洋経済新報社、2011年、ISBN 9784492654415
共著
[編集]- 飯星博邦・梅田雅信・脇田成 『量的緩和―レジーム・スイッチVARからみた 2つの政策効果』 浅子和美・飯塚信夫・宮川努 編『世界同時不況と景気循環分析』東京大学出版会、2011年、p.201-220.、ISBN 9784130402514
- 『日本の消費者物価指数の諸特性と金融政策運営』 内閣府経済社会総合研究所企画・監修、吉川洋編『デフレ経済と金融政策』 慶応義塾大学出版会、2009年、p.295-344.、ISBN 9784766416756
- 宇都宮浄人 『経済統計の活用と論点 第3版』 東洋経済新報社、2009年、p.308.、ISBN 9784492470817
- 上村千明、山沢成康 『日本経済―変わったこと、変わらないこと』 中央経済社、2005年、ISBN 9784502653902
論文
[編集]- 「新日銀法下の金融政策決定過程に関する研究」科学研究費助成事業 研究代表者、研究成果報告書、2013年
参考文献
[編集]- 『日本銀行と政治 - 金融政策決定の軌跡 (中公新書)』上川龍之進、中央公論新社、2014年、ISBN 9784121022875
- 『中央銀行: セントラルバンカーの経験した39年』白川方明、東洋経済新報社、2018年、ISBN 9784492654859
- 『中央銀行論―セントラル・バンキングの本質を求めて』 小栗誠治、知泉書館、2022年、ISBN 9784862853769
- 『現代日本のセントラル・バンキング―金融経済環境の変化と日本銀行―』小栗誠治、滋賀大学経済学部研究叢書第30号、1998年(非売品)