桂猫丸
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桂 猫丸(かつら ねこまる)は、上方落語の名跡。現在は空き名跡となっている。
初代
[編集]2代目
[編集]2代目 | |
本名 | 島本 三之助 |
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生年月日 | 1827年 |
没年月日 | 1885年 |
活動期間 | 1882年 - 1885年 |
家族 | 初代桂枝太郎(養子) |
江州の宮大工の倅で、家業を嫌って興行師になり、落語の一座を作り、自らも落語を演じるようになる。
1874年ころ、下座三味線のお梅と知り合い結婚、お梅の連れ子が初代桂枝太郎だったので養子に迎え入れる。1882年、初代桂文之助(後の2世曽呂利新左衛門)に入門、2代目猫丸の名を貰い、興行師と落語のに2足のわらじで活動するようになる。中年からの入門で噺はうまくなかったが、興行の腕はしっかりしていた。西国方両を巡業中の矢先に熱病で急死。
亡くなる直前に梅花を名乗った記録もある。後年、枝太郎が催した追善会には「亡父梅花」と記している。
出典
[編集]- 『落語系圖』(月亭春松編)
- 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
- 『古今東西噺家紳士録』