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根廻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 宮城県 > 松島町 > 根廻
根廻
根廻の位置(宮城県内)
根廻
根廻
根廻の位置
北緯38度24分26.733秒 東経141度4分23.764秒 / 北緯38.40742583度 東経141.07326778度 / 38.40742583; 141.07326778
日本の旗 日本
都道府県 宮城県
市町村 宮城郡松島町
設置 1928年1月1日
人口
 • 合計 248人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
981-0203[1]
市外局番 022(仙台MA[2]
ナンバープレート 宮城
運輸局住所コード 04805-0064[3]

根廻(ねまわり、ねまり、英語: Nemawari)は、宮城県宮城郡松島町大字郵便番号は981-0203[1]。松島町ホームページによると人口は248人、世帯数は134世帯である[4]

地理

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町の中央部に位置し、東は手樽と、西は初原と、南は高城と、北は幡谷と接する。また、町を南北に分ける丘陵地帯であり、山林がほとんどを占めるが、水田も一部にある。

海洋・河川

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小字

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域内の小字は以下の通りである[3]

  • 板ケ沢
  • 一ノ渡
  • 後沢
  • 音無
  • 上山王
  • 萱刈
  • 桐田
  • 山王前
  • 清水
  • 自田沢
  • 高寺
  • 田中
  • 檀ノ下
  • 鶴沢
  • 堂ノ前
  • 長佐野
  • 長山
  • 猫迫
  • 根崎山神
  • 人筈
  • 平山
  • 蒜沢
  • 前沢
  • 前沢上
  • 丸田
  • 矢倉場

消滅した小字

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以下は2023年4月現在における、根廻および近世の根廻村の消滅した小字である[5]

  • 猫トマリ
  • 月田沢

歴史

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現在の行政区域としての成立は1928年昭和3年)1月1日に松島村が町制を施行し松島町になったことによる。

昭和期には「ねまり」と呼ばれていたが、近年では「ねまわり」と呼ばれており、正式な行政地名も「ねまわり」となっている。

名前の由来

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高城西北の古城の根方を廻った地形であったため、根廻と称したとされる[6]

交通

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鉄道

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域内に鉄道駅はないが、最寄駅は愛宕駅JR東北本線)や品井沼駅(JR東北本線)が挙げられる。

道路

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バス

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学区

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松島町立松島第二小学校松島町立松島中学校へ進学する[10]

施設

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人口

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2022年令和4年)3月1日時点での人口は以下の通りである[4][11]

行政区 世帯数
前根廻 29世帯 41人 43人 84人
後根廻 105世帯 65人 99人 164人

東日本大震災

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根廻では犠牲者は1名で建物の被害も少なくなく、携帯が繋がりにくかったとされる[11]

被害統計

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以下は犠牲者の統計である[12]

世代と性別 犠牲者 死亡率 当時の人口
男性 1人 0.68% 146人
女性 0人 0% 173人
15歳未満 0人 0% 27人
15〜64歳 0人 0% 145人
65歳以上 1人 0.68% 147人
合計 1人 0.31% 319人

以下は建物の被害の統計である[11]

全壊 大規模半壊 半壊 一部損壊 被害割合
9件 10件 26件 20件 46.4%

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 4 宮城県、角川書店、1979年12月1日。ISBN 4040010302 
  • 松島町 編『松島町誌』(2版)松島町役場、1973年11月1日。 

脚注

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  1. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2021年6月22日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2021年6月19日閲覧。
  3. ^ a b 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2023年8月18日閲覧。
  4. ^ a b 人口と世帯”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
  5. ^ 角川日本地名大辞典 1979, p. 920.
  6. ^ 松島町 1973, p. 517.
  7. ^ 町道高城・桜渡戸線 町道根廻 ・品井沼線” (PDF). 松島町 (2019年12月17日). 2021/ -06-23閲覧。
  8. ^ 松島トンネル長寿命化修繕計画”. 松島町. 2021年6月23日閲覧。
  9. ^ 松島町町営バス路線図”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
  10. ^ 通学区域”. 松島町. 2021年6月22日閲覧。
  11. ^ a b c 東日本大震災に関する情報”. 松島町 (2012年1月13日). 2021年6月22日閲覧。
  12. ^ 谷謙二小地域別にみた東日本大震災被災地における死亡者および死亡率の分布」『埼玉大学教育学部地理学研究報告』第32号、埼玉大学教育学部地理学研究室、2012年、1-26頁、doi:10.24561/00016186ISSN 0913-2724NAID 1200063880162021年6月22日閲覧