栗栖薫子
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栗栖 薫子(くるす かおる、1967年 - )は、日本の国際政治学者。専門は安全保障論。
上智大学外国語学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修了。[1]九州大学大学院比較社会文化研究科助手、神戸大学国際文化学部講師・助教授、大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授を経て、現在、神戸大学大学院法学研究科教授、法学研究科・法学部長[2]。
著書
[編集]編著
[編集]論文
[編集]雑誌論文
[編集]- 「欧州安全保障協力会議(CSCE)の人的次元――レジーム論による考察」『国際政治』112号(1996年)
- 「人間の安全保障」『国際政治』117号(1998年)
- 「アルバニア危機の教訓――多元的制度アプローチの有効性」『防衛法研究』第23号(1999年)
- 「冷戦後世界における人間の安全保障」『Human security』第4号(2000年)
- 「ボスニア・ヘルツェゴビナにおける人権オンブズパーソンの導入――紛争予防の視点から」『国際文化学研究』17号(2002年)
- 「国内紛争と国際安全保障の諸制度についての一考察」『国際問題』511号(2002年)
- 「安全保障研究と『人間の安全保障』」『国際安全保障』30巻3号(2002年)
- 「人間安全保障『規範』の形成とグローバル・ガヴァナンス――規範複合化の視点から」『国際政治』143号(2005年)
単行本所収論文
[編集]- 「人間の安全保障――主権国家システムの変容とガバナンス」赤根谷達雄・落合浩太郎編『「新しい安全保障」論の視座――人間・環境・経済・情報』(亜紀書房, 2001年)
- 「地域的安全保障」山本吉宣・河野勝編『アクセス安全保障論』(日本経済評論社、2005年)
- 「21世紀の『人間安全保障』―─規範的国際関係論からの一試案」菅英輝編『21世紀の安全保障と日米安保体制』(ミネルヴァ書房、2005年)
- 「人口移動と難民」大芝亮・藤原帰一・山田哲也編『平和政策』(有斐閣, 2006年)
- 「人間の安全保障」高阪章編『国際公共政策学入門』(大阪大学出版会, 2008年)
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ “国際仕事人に聞く:来栖薫子さん(神戸大学教授)”. 国連フォーラム:国際仕事人に聞く. 2024年8月15日閲覧。
- ^ “研究科長からのメッセージ | 概要 | 神戸大学大学院法学研究科”. www.law.kobe-u.ac.jp. 2024年8月15日閲覧。