栄研化学
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種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 指名委員会等設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒110-8408 東京都台東区台東四丁目19番9号 |
設立 |
1939年(昭和14年)2月20日 (興亜化学工業株式会社) |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 2010501028231 |
事業内容 | 臨床検査薬の製造・販売、検査装置の販売 |
代表者 | 納富継宣(代表執行役社長) |
資本金 | 68億9,773万円 |
発行済株式総数 | 43,541,438株 |
売上高 |
連結:429億96百万円 単独:429億15百万円 (2022年3月期) |
営業利益 |
連結:83億87百万円 単独:84億46百万円 (2022年3月期) |
純利益 |
連結:62億18百万円 単独:62億31百万円 (2022年3月期) |
純資産 |
連結:458億3百万円 単独:457億55百万円 (2022年3月31日現在) |
総資産 |
連結:625億12百万円 単独:624億69百万円 (2022年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:745人 単独:697人 (2022年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 17.00% 大塚製薬(株) 10.82% JP MORGAN CHASE BANK 385632 7.56% (2022年3月31日現在) |
主要子会社 | 栄研生物科技(中国)有限公司 100% |
外部リンク | https://www.eiken.co.jp/ |
栄研化学株式会社(えいけんかがく、Eiken Chemical Co., Ltd.)は、東京都台東区に本社を置く医薬品(主に臨床検査薬)の製造・販売や検査装置(医療機器)の販売を行う臨床検査薬の総合メーカー。大腸がんのスクリーニング検査である便潜血検査は国内シェア約60%であり、欧米・アジアにも広く販売している。また、遺伝子(DNA・RNA)の増幅技術であるLAMP法を開発した。
沿革
[編集]- 1939年(昭和14年)- 興亜化学工業株式会社として設立。
- 1940年(昭和15年)- 株式会社興亜栄養化学研究所に社名変更。
- 1946年(昭和21年) - 日本栄養化学株式会社に社名変更。
- 1949年(昭和24年)‐ 日本で初めて細菌検査用粉末培地SS寒天培地の製品化に成功。
- 1961年(昭和36年)- 臨床検査部門を開設し、臨床検査薬の研究開発を開始
- 1969年(昭和44年)- 創立30周年にあたり現社名に変更。
- 1972年(昭和47年)- 尿検査用試験紙「ウロペーパー‘栄研’」発売。
- 1987年(昭和62年)- 便潜血検査用試薬「OC-ヘモディア」発売。
- 1990年(平成2年)- 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1998年(平成10年)- 新規遺伝子増幅技術LAMP法を開発。
- 2002年(平成14年)- 東京証券取引所市場第一部に指定替え。
- 2004年(平成16年)- 便潜血検査用試薬・装置をアメリカで販売開始。
- 2005年(平成17年)- 委員会設置会社に移行。
- 2005年(平成17年)- LAMP法を利用した結核の遺伝子迅速検査法の協同開発をFINDと締結。
- 2006年(平成18年)- 大塚製薬と業務提携、同社の資本参加を受ける。
- 2008年(平成20年)- 本社を東京都文京区から東京都台東区に移転
- 2009年(平成21年)- 新経営構想EIKEN WAY、EIKEN ROAD MAP 2009策定。
- 2011年(平成23年)- LAMP法を利用した結核の遺伝子迅速検査「Loopamp結核菌群検出試薬キット」発売。
生産拠点
[編集]主要製品
[編集]- 便潜血検査用試薬・装置(OCシリーズ)
- 免疫血清監査用試薬・装置(LZテスト‘栄研’、E-プレート‘栄研’、BLEIA-1200)
- 微生物検査用試薬・装置(ポアメディア、パールコア、ドライプレート‘栄研’、DPS192iX)
- 尿検査用試薬・装置(ウロペーパー、US-3100Rplus)
- 生化学検査用試薬(エクディアXL‘栄研’)
- 遺伝子検査用試薬・装置(Loopampシリーズ)
- 健診関連機器(採血器具、遠心分離機)
- 食品・環境微生物検査用試薬
- 検査用器具・機材
- 書籍
社会貢献
[編集]- 学術情報誌「モダンメディア」刊行
- 公益財団法人黒住医学研究振興財団 助成
- ブレイブサークル大腸がん撲滅キャンペーン サポート
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 透明で健全なガバナンスの実現 - 栄研化学株式会社