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柳瀬春次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

柳瀬 春次郎(やなせ はるじろう、1852年2月20日(嘉永5年2月1日[1])- 1910年明治43年)5月28日[1][2])は、明治期の実業家政治家衆議院議員

経歴

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伊予国越智郡今治村風早[1]愛媛県[2]越智郡今治村、今治町を経て現今治市[1][3])で生れた[1]京都同志社で学んだ[1][2]

帝国議会前に愛媛県政界が活発になるとこれに加わり[1]、当初は改進派として活動したが[1]長屋忠明の勧めで大同派に転じた[1]。1894年(明治27年)3月、第3回衆議院議員総選挙(愛媛県第2区、自由党)で当選し[1][4]、衆議院議員に1期在任[2][3]。同年9月の第4回総選挙では村上芳太郎に敗れて落選し[1][5]、政界を引退した[1]

その後、実業界で活躍し、伊予本木取締役、伊予晒粉監査役、伊予興業合資会社業務担当社員などを務め[1][2][3]、柳瀬商行を設立して社長に就任した[1][2]

国政選挙歴

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『愛媛県史 人物』650頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 衆院議員名鑑』671頁。
  3. ^ a b c 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』468頁。
  4. ^ a b c 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』54頁。
  5. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』110頁。

参考文献

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  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 『愛媛県史 人物』愛媛県史編纂委員会、1989年。
  • 衆議院参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。