柏木圭一郎
表示
この記事の主題はウィキペディアにおける人物の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。 (2013年1月) |
柏木 圭一郎 | |
---|---|
ペンネーム | 柏木 圭一郎 |
誕生 |
柏井 壽 1952年(71 - 72歳) 日本 京都府京都市 |
職業 | エッセイスト、小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 大阪歯科大学 |
ジャンル | 随筆、小説 |
代表作 |
『名探偵・星井裕の事件簿』シリーズ 『建築学者・京極要平の事件簿』シリーズ 『鴨川食堂』シリーズ |
柏木 圭一郎(かしわぎ けいいちろう、1952年 - )は、京都市生まれのエッセイスト、小説家。本名、柏井 壽(かしわい ひさし)[1]。エッセイ執筆時の名義は柏井 壽、小説執筆時は柏木 圭一郎のペンネームも用いる。
京都の魅力を伝えるエッセイや日本各地の旅行記、京都を舞台とした小説などを多数執筆し、テレビ・雑誌等で京都特集の監修を務めるなど、「京都のカリスマ案内人」とも称されている[1][2]。
略歴
京都市立紫野高等学校を経て[3]、1976年大阪歯科大学卒業。京都市北区で歯科医院を営む傍ら、生粋の京都人である事と旅行好きである事を生かし、京都や旅のエッセイを執筆。また、テレビや雑誌の[4]京都特集の監修やコーディネーターも務める[5]。著書に「おひとり京都の秋」、「極みのローカルグルメ旅」等がある。2013年より執筆する京都を舞台とした連作短編小説『鴨川食堂』シリーズは2016年にテレビドラマ化。2013年設立の小規模高級旅館やオーベルジュによる組織「日本 味の宿」の代表、2015年創刊の『京都しあわせ倶楽部』(PHP研究所)の編集主幹を務める。
一方で、柏木圭一郎名義で2008年より京都を舞台にしたミステリー小説を執筆。主な作品に、『名探偵・星井裕の事件簿』シリーズ[注 1]、『建築学者・京極要平の事件簿』シリーズがあり、前者は『美食カメラマン 星井裕の事件簿』のタイトルでテレビドラマ化されている。
作品
小説(柏木圭一郎名義)
名探偵・星井裕の事件簿シリーズ
- 京都大文字送り火 恩讐の殺意(2008年8月 小学館文庫)
- 京都『源氏物語』華の道の殺人(2008年12月 講談社文庫)
- 京都鴨川 哀愁の殺人歌(2009年2月 双葉文庫)
- 京都嵐山 桜紋様の殺人(2009年4月 光文社文庫)
- 京都祇園 舞妓追想の殺人(2009年7月 小学館文庫)
- 京都紅葉寺の殺人(2009年11月 講談社文庫)
- 京都利休伝説殺人事件(2010年3月 双葉文庫)
- 京都「龍馬逍遥」憂愁の殺人(2010年5月 光文社文庫)
- 京都紫野 菓匠の殺人(2010年9月 小学館文庫)
- 京都嵯峨野 京料理の殺意(2010年12月 講談社文庫)
- 京都東山 京焼の殺人挽歌(2011年3月 双葉文庫)
- 京都近江 江姫恋慕の殺意(2011年6月 光文社文庫)
- 京都西陣 能舞台の殺人(2011年9月 小学館文庫)
- 京都大原 名旅館の殺人(2011年12月 講談社文庫)
- 京都五条 清水坂悲恋の殺意(2012年3月 双葉文庫)
- 京都洛北 蕪村追慕の殺人(2012年6月 光文社文庫)
建築学者・京極要平の事件簿(実名旅館殺人事件)シリーズ
- 有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件(2010年1月 小学館文庫)
小説(柏井壽名義)
その他の小説
鴨川食堂シリーズ
→「鴨川食堂」を参照
- 鴨川食堂(2013年11月 小学館 / 2015年5月 小学館文庫)
- 鴨川食堂おかわり(2014年8月 小学館 / 2015年11月 小学館文庫)
- 鴨川食堂いつもの(2016年1月 小学館文庫)
- 鴨川食堂おまかせ(2017年1月 小学館文庫)
- 鴨川食堂はんなり(2018年4月 小学舘文庫)
- 鴨川食堂まんぷく(2019年8月 小学舘文庫)
- 鴨川食堂もてなし(2020年6月 小学舘文庫)
エッセイ、ガイド本(柏井壽名義)
- 泊酒喝采 美味、美酒、佳宿、掘り出し旅行記(1992年1月 朱鷺書房)
- 京料理の迷宮 - 奥の奥まで味わう(2002年9月 光文社新書)
- 草を「喰む」 京都「なかひがし」の四季(2002年12月 プレジデント社)写真・菅洋志
- 「極み」の日本旅館(2003年4月 光文社新書)
- 京都の値段(2003年5月 プレジデント社)写真・ハリー中西
- 京都の値段 その2(2003年9月 プレジデント社)写真・ハリー中西
- 京都片泊まり(2004年4月 双葉社スーパームック)写真・菅洋志 ※監修
- 「極み」のひとり旅(2004年9月 光文社新書)
- 食道楽ひとり旅(2005年11月 光文社新書)
- 春の京都さくら物語(2006年4月 インデックス・コミュニケーションズ)※監修と文
- 極みの京都(2006年10月 光文社新書 / 2012年2月 光文社知恵の森文庫)
- おひとり京都の愉しみ(2009年9月 光文社新書)
- 京都至福のひと皿(2009年11月 JTBパブリッシング)写真・宮地工 ※文
- 京都夏の極めつき(2010年6月 光文社新書)
- おひとり京都の秋(2010年9月 光文社新書)
- 京都 冬のぬくもり(2010年12月 光文社新書)
- ふらり京都の春(2011年3月 光文社新書)
- 極みのローカルグルメ旅(2012年2月 光文社新書)
- 日本百名宿(2013年5月 光文社新書)
- 憂食論 歪みきった日本の食を斬る!(2014年7月 講談社)
- 京都の路地裏 生粋の京都人が教えるひそかな愉しみ(2014年9月 幻冬舎新書)
- ゆるり 京都おひとり歩き 隠れた名店と歴史をめぐる〈七つの道〉(2014年10月 光文社新書)
- 日本ゴクラク湯八十八宿(2015年4月12日 だいわ文庫)
- 京都の定番(2015年5月28日 幻冬舎新書)
- 夏の京都、いただきます。(2015年6月3日 淡交社)
- ぶらり京都しあわせ歩き(2015年9月9日 京都しあわせ倶楽部)
- 京都 奥の迷い道 街から離れて「穴場」を歩く(2015年10月15日 光文社新書)
- 今様 京都の値段(2016年1月9日 京都しあわせ倶楽部)
- 京都のツボ 識れば愉しい都の素顔(2016年2月26日、集英社インターナショナル)
- 京都しあわせ食堂(2016年9月9日 京都しあわせ倶楽部)
- 京都に行く前に知っておくと得する50の知識 - 初心者からリピーターまで、京都に行くならどっち!?(2016年10月18日 ワニブックス)
- おひとり京都の晩ごはん 地元民が愛する本当に旨い店50(2017年3月16日 光文社新書)
- できる人の「京都」術(2017年4月13日 朝日新書)
- 二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く(2017年9月9日 京都しあわせ倶楽部)
- 京都人のいつものお昼(2018年3月14日 淡交社)
- グルメぎらい(2018年4月 光文社新書)
その他
- ぎをん210号(平成24年陽春号 祇園甲部組合発行)※「祇園と銀座」収録
脚注
注釈
- ^ 出版社4社の連携企画(小学館、講談社、双葉社、光文社)による新・旅情ミステリーシリーズの作品