柏崎館
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柏崎館 (秋田県) | |
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跡地に建つ毛馬内柏崎館 | |
城郭構造 | 平山城 |
築城主 | 毛馬内政次 |
築城年 | 1607年(慶長12年) |
主な城主 | 毛馬内氏 |
廃城年 | 明治時代 |
遺構 | 曲輪 |
指定文化財 | 史跡等未指定[1] |
埋蔵文化財 包蔵地番号 | 鹿角市No.84[2] |
位置 | 北緯40度16分14.0秒 東経140度46分14.0秒 / 北緯40.270556度 東経140.770556度 |
地図 |
柏崎館(かしわざきたて)は、秋田県鹿角市十和田毛馬内にあった日本の城。別称・毛馬内城(けうまないじょう)。
概要
[編集]鹿角市街を真下に見下ろし、連郭式の平坦面3箇所をもち、本丸は東西200メートル×南北120メートルで、他に二の丸、三の丸の名称が残る[3]。
江戸時代、秋田藩・津軽藩両藩御領りとして要害屋敷と公称され明治に至った。現在は、本丸跡には館神八幡神社が現存する。
沿革
[編集]慶長12年(1607年)、藩主の命により毛馬内権之助政次によって築城、翌13年(1608年)毛馬内古館から居を移した。
寛永19年(1642年)、毛馬内政次が卒し、嗣子が4歳の幼年であったため、藩境警備の重責に耐えないとして、翌20年(1643年)大湯より弟の毛馬内三左衛門直次が知行替となり柏崎館に入った。
明暦3年(1657年)、所替えにより毛馬内通代官となった桜庭氏の居館となる。
脚注
[編集]- ^ 「柏崎館(秋田県遺跡地図情報)」秋田県公式HP
- ^ 「その他の鹿角市内の遺跡」鹿角市公式HP
- ^ (地図閲覧サービス) 国土地理院
参考文献
[編集]- 児玉幸多、坪井清足『日本城郭大系第2巻 青森・岩手・秋田』新人物往来社、1980年7月15日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 5 秋田県』角川書店、1980年。ISBN 4-04-001050-7。
- (有)平凡社地方資料センター『日本歴史地名大系 第5巻 秋田県の地名』平凡社、1980年6月6日。