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林芙美子文学賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林芙美子文学賞
(はやしふみこぶんがくしょう)
受賞対象中・短編作品
日本の旗 日本
主催北九州市
初回2014年
最新回2024年
最新受賞者大原鉄平

林芙美子文学賞(はやしふみこぶんがくしょう)は、 日本の公募新人文学賞[1][2]

概要

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2014年に創設される[1]北九州市が主催、朝日新聞出版(第2回までは中央公論新社)が協力している。[3][4]

中・短編作品を対象にしている[4]。優れた短編小説を多く残している、北九州市とのゆかりの深い作家、林芙美子にちなんで創設された[4]森鷗外にちなんで創設された北九州市自分史文学賞を継承・発展させたものとされる[4]

年齢、性別、職業、国籍問わず、誰でも応募できる[1]。応募作品の形式は問わない。[1]手書き原稿の場合は、400字詰原稿用紙で50枚以上120枚以内、ワープロ原稿の場合は、A4サイズの白紙に40字×30行とし、原稿用紙換算枚数を記入のこと[1]。大賞は1編が選ばれ、賞金100万円が授与される他、朝日新聞出版発行の『小説トリッパー』(第2回までは中央公論新社発行の『婦人公論』)に作品が掲載される[1]。佳作は数編が選ばれ、賞金10万円が授与される[1]。選考結果は、北九州市立文学館のホームページで発表される[1]

受賞作一覧

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年は発表年。

回(年) 受賞・入選作 著者
第1回(2015年) 大賞 「次ぎの人」 井岡道子
佳作 「うつむく朝」 志馬さち子
佳作 「ものかげの雨」 高倉やえ
第2回(2016年) 大賞 「太陽の側の島」[5] 高山羽根子
佳作 該当作なし
第3回(2017年) 大賞 「とぜね、かちゃくちゃね」[6] 工藤千尋
佳作 「深く、」 なかにしさとみ
第4回(2018年) 大賞 「タイガー理髪店心中」[7] 小暮夕紀子
佳作 「光路」 絹谷朱美
第5回(2019年) 大賞 該当作なし
佳作 「裏庭」 阿部あみ
第6回(2020年) 大賞 該当作なし
佳作 「煙草の神様」 芝夏子
第7回(2021年) 大賞 「塩の道」 朝比奈秋
佳作 該当作なし
第8回(2022年) 大賞 該当作なし
佳作 「あの子なら死んだよ」 小泉綾子
第9回(2023年) 大賞 「いっそ幻聴が聞けたら」 屋敷葉
佳作 該当作なし
第10回(2024年) 大賞 「森は盗む」 大原鉄平
佳作 「人にはどれほどの本がいるか」 鈴木結生

選考委員

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脚注

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出典

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関連項目

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外部リンク

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