松田悠良
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生誕 |
1998年7月22日(26歳) 愛知県名古屋市 | |||||||||
身長 | 157 cm | |||||||||
出身校 | 名古屋市立東港中学校、中京大学附属中京高等学校、中京大学 | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | 日本 | |||||||||
所属クラブ | 中京大学 | |||||||||
開始 | 2005 | |||||||||
引退 | 2021年10月4日 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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松田 悠良(まつだ ゆら、英語: Yura Matsuda、1998年7月22日 - )は、日本の女性元フィギュアスケート選手(女子シングル)。愛知県名古屋市出身。血液型はB型。2016年アジアフィギュア杯優勝。
経歴
[編集]名古屋市立東港中学校、中京大学附属中京高等学校、中京大学をそれぞれ卒業。
2011-2012シーズン、長久保裕指導の下、全日本ノービス選手権で2位に入り、初出場となった全日本ジュニア選手権では23位に終わる。2012年チャレンジカップではノービスクラスで優勝する。
2012-2013シーズン、ISUジュニアグランプリシリーズに初参戦し、JGPクールシュヴェルに出場。全日本ジュニア選手権では4位となり、前シーズンよりも格段に成績を伸ばした。初出場となった全日本選手権では8位と健闘した。
2013-2014シーズン、全日本ジュニア選手権で本郷理華、三原舞依に続いて3位に入賞し、同大会で初めて表彰台に立った。全日本選手権では、SPで15位と出遅れるが、FSで7位となり、総合9位となる。シーズンの締め括りとなるプランタン杯では、ジュニアクラスの国際大会で初めて優勝する。
2014-2015シーズン、コーチを山田満知子へ変更。全日本ジュニア選手権はSPで5位につけるが、FSでは9位となり、総合6位となる。全日本選手権ではジャンプのミスなどもあり総合15位に終わる。シーズンの締め括りとなる2015年トリグラフトロフィーでは、シニアの国際大会にはじめて出場し2位に入る。
2015-2016シーズン、JGPログローニョでは自己ベストを48点以上も更新し、銅メダルを獲得した。全日本選手権では12位となる。
2016-2017シーズン、アジアフィギュア杯で優勝。ISUグランプリシリーズに初参戦し、ロステレコム杯で6位、NHK杯で7位となる。5年連続の出場となった全日本選手権では11位。
2017-2018シーズン、ISUチャレンジャーシリーズのロンバルディア杯では、SP・FSともにほぼミスのない演技を見せ、FSとトータルの自己ベストを更新し5位となった。6年連続の出場となった全日本選手権では11位。シーズンの締め括りとなるババリアンオープンでは、2位に入った。
2018-2019シーズン、6月に負った右足の故障を抱えながらも[1]オータムクラシック、スケートカナダ、ロステレコム杯に出場しそれぞれ9位、11位、9位となった。右足首の手術を優先し、全日本選手権への出場は見送った[2]。
2020-2021シーズン、全日本選手権では、SP28位で自身では初めてFS進出を逃した。2021年3月20日、中京大学の卒業と現役続行を表明した[3]。しかしながら、同年10月4日に自身のInstagram上で現役引退を発表した[4]。2022年1月4日、日本ガイシスポーツプラザで行われたアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」で「イマジン」を舞い、引退セレモニーを終えた[5]
2022年7月、浅田真央の開催するアイスショー「BEYOND」にメンバーとして参加することを発表。
技術・演技
[編集]アクセルを除く5種類のトリプルジャンプを跳ぶことができる。コンビネーションでは、難度の高い3回転ループ-3回転ループを成功させた他、2回転半アクセル-3回転トゥーループ-3回転ループの珍しいコンビネーションジャンプも成功している。
他にもフリップやループ、トゥーループ、アクセルの後に3回転トゥーループを付けることができる。また2回転半アクセル-1回転ループ-3回転サルコウを成功させている。
主な戦績
[編集]国際大会 | ||||||||||
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大会/年 | 2011-12 | 12-13 | 13-14 | 14-15 | 15-16 | 16-17 | 17-18 | 18-19 | 19-20 | 20-21 |
GPロステレコム杯 | 6 | 9 | ||||||||
GPスケートカナダ | 11 | |||||||||
GP NHK杯 | 7 | |||||||||
CSオータムクラシック | 9 | |||||||||
CSロンバルディア杯 | 5 | |||||||||
ババリアンオープン | 2 | |||||||||
アジアフィギュア杯 | 1 | |||||||||
トリグラフ杯 | 2 J | 2 | ||||||||
JGPログローニョ | 3 | |||||||||
JGPリガ杯 | 9 | |||||||||
JGPクールシュヴェル | 6 | |||||||||
プランタン杯 | 1 J | |||||||||
チャレンジカップ | 1 N | |||||||||
国内大会 | ||||||||||
全日本選手権 | 8 | 9 | 15 | 12 | 10 | 11 | 欠場 | 21 | 28 | |
全日本Jr.選手権 | 23 | 4 | 3 | 6 |
詳細
[編集]2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年12月24日 - 27日 | 第89回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 28 44.69 |
- | 28 [6] |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2019年12月19日 - 22日 | 第88回全日本フィギュアスケート選手権(東京) | 18 52.34 |
21 93.71 |
21 146.05 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年11月16日 - 18日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 8 52.00 |
9 85.99 |
9 137.99 |
2018年10月26日 - 28日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ラヴァル) | 10 53.35 |
10 104.24 |
11 157.59 |
2018年9月20日 - 23日 | ISUチャレンジャーシリーズ オータムクラシック(オークビル) | 12 47.75 |
9 95.27 |
9 143.02 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年1月26日 - 31日 | 2018年ババリアンオープン(オーベルストドルフ) | 2 57.48 |
2 107.94 |
2 165.42 |
2017年12月20日 - 24日 | 第86回全日本フィギュアスケート選手権(調布) | 17 55.91 |
11 118.21 |
11 174.12 |
2017年9月14日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズロンバルディアトロフィー(ベルガモ) | 4 65.62 |
4 129.94 |
5 195.56 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2016年12月22日 - 25日 | 第85回全日本フィギュアスケート選手権(門真) | 7 61.63 |
11 118.64 |
10 180.27 |
2016年11月25日 - 27日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(札幌) | 6 60.98 |
7 117.28 |
7 178.26 |
2016年11月4日 - 6日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 7 61.57 |
6 116.08 |
6 177.65 |
2016年8月4日 - 7日 | 2016年アジアフィギュア杯(マニラ) | 1 56.42 |
2 105.47 |
1 161.89 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2015年12月24日 - 27日 | 第84回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 10 58.76 |
13 107.45 |
12 166.21 |
2015年9月30日 - 10月4日 | ISUジュニアグランプリ ログローニョ(ログローニョ) | 2 65.71 |
3 113.27 |
3 178.98 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2015年4月15日 - 19日 | 2015年トリグラフトロフィー(イェセニツェ) | 2 57.81 |
2 88.54 |
2 146.35 |
2014年12月25日 - 28日 | 第83回全日本フィギュアスケート選手権(長野) | 15 52.07 |
15 92.98 |
15 145.05 |
2014年11月22日 - 24日 | 第83回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(新潟) | 5 56.41 |
9 98.59 |
6 155.00 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2014年3月14日 - 16日 | 2014年プランタン杯 ジュニアクラス(ルクセンブルク市) | 1 49.67 |
1 84.38 |
1 134.05 |
2013年12月20日 - 23日 | 第82回全日本フィギュアスケート選手権(さいたま) | 14 50.94 |
7 107.35 |
9 158.29 |
2013年11月22日 - 24日 | 第82回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(名古屋) | 4 51.57 |
7 100.04 |
3 151.61 |
2013年8月27日 - 9月1日 | ISUジュニアグランプリ リガ杯(リガ) | 11 42.59 |
8 87.49 |
9 130.08 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2013年3月27日 - 31日 | 2013年トリグラフトロフィー ジュニアクラス(ブレッド) | 2 49.58 |
2 101.03 |
2 150.61 |
2012年12月20日 - 24日 | 第81回全日本フィギュアスケート選手権(札幌) | 12 51.29 |
7 109.01 |
8 160.30 |
2012年11月16日 - 18日 | 第81回全日本フィギュアスケートジュニア選手権(西東京) | 4 54.07 |
5 102.00 |
4 156.07 |
2012年8月22日 - 26日 | ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル(クールシュヴェル) | 9 44.62 |
6 78.43 |
6 123.05 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2012年3月8日 - 11日 | 2012年チャレンジカップ ノービスクラス(ハーグ) | 1 45.43 |
1 65.92 |
1 111.35 |
2011年11月25日 - 27日 | 第80回全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会(八戸) | 17 42.90 |
3 71.24 |
23 114.14 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2020-2021 | Sparkling Diamonds 振付:鈴木明子 |
人生のメリーゴーランド 映画『ハウルの動く城』より 作曲:久石譲 振付:パスカーレ・カメレンゴ |
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2019-2020 | 映画『You'll Never Walk Alone』より 振付:川梅みほ |
バレエ『海賊』より 作曲:アドルフ・アダン 振付:川梅みほ |
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2018-2019 | ミュージカル『ミー・アンド・マイガール』より 作曲:ノエル・ゲイ 振付:鈴木明子 |
四季 作曲:アレクサンドル・グラズノフ 振付:ジェレミー・アボット |
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2017-2018 | アンコーラ・ノン・サイ ボーカル:キャサリン・ジェンキンス 振付:樋口美穂子 |
スパニッシュ・キャラバン 曲:ドアーズ 振付:樋口美穂子 |
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2016-2017 | 映画『ピアノ・レッスン』より 作曲:マイケル・ナイマン 振付:樋口美穂子 |
シネマ・イタリアーノ 映画『NINE』サウンドトラックより ボーカル:ケイト・ハドソン | |
2015-2016 | バレエ『白鳥の湖』より 作曲:ピョートル・チャイコフスキー 振付:樋口美穂子 |
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2014-2015 | シネマ・イタリアーノ 映画『NINE』サウンドトラックより ボーカル:ケイト・ハドソン 振付:山田満知子、樋口美穂子 |
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2013-2014 | エスパーニャ・カーニ 作曲:パスカル・マルキーナ・ナロ 振付:宮本賢二 |
ミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』より 作曲:ジョージ・ガーシュウィン 振付:川梅みほ |
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2012-2013 | チャルダッシュ 作曲:ヴィットーリオ・モンティ |
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2011-2012 | 虹の彼方に 作曲:ハロルド・アーレン |
脚注
[編集]- ^ 松田 ロシア杯後に右足首手術へ「治すのが最優先」2021年10月4日閲覧
- ^ 1年前は病室にいた…2年ぶり出場の松田悠良は「この舞台に戻ってこれたのが一番うれしい」2021年10月4日閲覧
- ^ 松田悠良「もう少しだけ競技生活を」現役続行を表明2021年10月4日閲覧
- ^ フィギュア松田悠良が引退表明、16年NHK杯7位などGP出場経験も2021年10月4日閲覧
- ^ “松田悠良さん引退セレモニーで涙「一番の私のファン」両親に感謝”. Nikkan Sports News (2022年1月4日). 2022年1月4日閲覧。
- ^ フリーに進出出来ず