松永ふみ子
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松永 ふみ子(まつなが ふみこ、1924年1月1日 - 1987年5月5日)は、日本の英米児童文学翻訳家。 本名・冨美子。
略歴
[編集]東京出身。津田塾大学文学部英文科卒。結婚し、長男を出産したのち、慶應義塾大学文学部図書館情報学科卒業[1]。
翻訳
[編集]- 『ウサギが丘』(ロバート・ローソン作・絵、松永冨美子名義訳、学習研究社、新しい世界の童話シリーズ) 1966
- 『フェアニリーの黄金』(アンドリュー・ラング、月田孝吉絵、大日本図書) 1969
- 『キルディー小屋のアライグマ』(ラザフォード・モンゴメリ作、バーバラ・クーニー絵、学習研究社) 1971、のち福音館文庫
- 『白鳥のトランペット』(E・B・ホワイト作、エドワード・フラスチーノ画、福音館書店) 1976、のち文庫
- 『あかちゃんでておいで!』(フラン=マヌシュキン作、ロナルド=ヒムラー絵、偕成社) 1977
- 『カワウソと暮す スコットランドの入江にて』(G・マクスウェル、冨山房百科文庫) 1982
- 『ぶらんこをこいだら・・・』(フラン=マヌシュキン作、トマス=ディ=グラッジャー絵、偕成社) 1982
- 『くらやみをこわがったフクロウぼうや』(ジル=トムリンソン、木下惇子絵、偕成社) 1983
E・L・カニグズバーグ
[編集]- 『クローディアの秘密』(E・L・カニグズバーグ文と絵、岩波書店) 1969、のち少年文庫
- 『魔女ジェニファとわたし』(E・L・カニグズバーグ、岩波書店) 1970、のち少年文庫
- 『ロールパン・チームの作戦』(E・L・カニグズバーグ、岩波書店) 1974、のち改題『ベーグル・チームの作戦』(少年文庫)
- 『ジョコンダ夫人の肖像』(E・L・カニグズバーグ、岩波書店) 1975
- 『ほんとうはひとつの話』(E・L・カニグズバーグ、岩波書店) 1977
- 『ぼくと<ジョージ>』(E・L・カニグズバーグ作・絵、岩波書店) 1978、のち少年文庫
脚注
[編集]- ^ 『日本児童文学大事典』(大日本図書) 1993