コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松村正員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松村 正員
生誕 1884年2月14日
日本の旗 日本 福井県
死没 没年不明
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1905年 - 1938年
最終階級 陸軍中将
テンプレートを表示

松村 正員(まつむら まさかず[1]1884年明治17年)2月14日[2] - 没年不明[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。二葉会の会員[3]

経歴

[編集]

1884年(明治17年)に福井県で生まれた[2]陸軍士官学校第17期、陸軍大学校第28期卒業[2]1928年(昭和3年)3月24日に陸軍大学校教官に就任し[1]8月10日陸軍歩兵大佐に進級した[1]1930年(昭和5年)8月に近衛歩兵第1連隊長に転じ[1]1931年(昭和6年)8月に陸軍省軍務局徴募課長に就任した[1]

1933年(昭和8年)8月1日に陸軍少将に進級し[1]、歩兵第19旅団長に着任[2]1935年(昭和10年)8月に第4師団司令部附となり[2]1937年(昭和12年)2月8日下関要塞司令官に就任し[2]3月1日に陸軍中将に進級した[1]1938年(昭和13年)3月1日に待命[2]3月25日予備役に編入された[2]

1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[4]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 外山 1981, 218頁.
  2. ^ a b c d e f g h i 福川 2001, 683頁.
  3. ^ 秦 2005, 696頁.
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」84頁。

参考文献

[編集]
  • 秦郁彦 編『日本陸海軍総合事典 第2版』東京大学出版会、2005年。ISBN 4130301357 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026