松村弘
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松村 弘(まつむら ひろし、1900年(明治33年)1月2日[1] - 1993年(平成5年)4月5日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴
[編集]大分県出身[1][3]。1921年(大正10年)7月に陸軍士官学校第33期卒業[4]。1927年(昭和2年)12月に陸軍大学校に入学し、1930年(昭和5年)11月に同校第42期卒業[5]。
1939年(昭和14年)12月、関東軍参謀を経て、1941年(昭和16年)8月、陸軍大佐に進む[3]。大東亜戦争に入ると1943年(昭和18年)3月、歩兵第60連隊長に転じ[3]、ビルマの守備に就いた[1]。インパール作戦ではミッション付近まで侵攻したが撤退を余儀なくされた[1]。ついで1944年(昭和19年)11月、陸軍船舶練習部附、1945年(昭和20年)1月、第11方面軍参謀兼東北軍管区参謀、同年4月、陸軍士官学校幹事兼同校教授部長を歴任し、同年6月、陸軍少将に進級した[3]。
1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた[6]。
著作
[編集]- 『インパール作戦の回顧』六〇会、1969年8月。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。