松本龔三
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松本 龔三(まつもと きょうぞう、旧姓・村上、1860年3月11日(万延元年2月19日)[1] - 没年不明)は、日本の商人(質商)[2]、実業家、政治家。族籍は島根県平民[1][3]。
経歴
[編集]鳥取県西伯郡米子町尾高町(現・米子市)出身。村上常三の三男[1][2][4]。1877年、松本歓次郎の養子となる[1]。1898年、家督を相続する[1][4]。山陰貯蓄銀行頭取、出雲電気、松江電燈、松江銀行各取締役、松江商業会議所(現・松江商工会議所)副会頭、松江市会議長などをつとめる[1][2][3]。
人物
[編集]松本龔三について、『商工資産信用録 第23回』には「職業・質、調査年月・1922年9月、正身身代・N◎、信用程度・A」とある[5]。
『商工資産信用録 第33回 中国四国版』には「職業・質、調査年月・1932年1月、正身身代・L、信用程度・A」とある[6]。
家族・親族
[編集]- 松本家
- 養父・歓次郎
- 養母・イワ(1845年 - ?、島根、宇山眞蔵の二女)[3]
- 妻・トミ(1864年 - ?、養父・歓次郎の長女)[1][2]
- 養子・美行(1901年 - ?、宇山清の弟[2]、山陰貯蓄銀行頭取、松江市議会議長[7])
- 孫[4]
- 親戚
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『人事興信録 第5版』ま77頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『大衆人事録 第10版』マ94頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c 『人事興信録 第6版』ま69頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第9版』マ126頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年12月7日閲覧。
- ^ 『商工資産信用録 第23回』島根県ま之部206頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月15日閲覧。
- ^ 『商工資産信用録 第33回 中国四国版』島根県ま之部20頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年5月15日閲覧。
- ^ 『東京紳士録 昭和39年版』ま13頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年12月7日閲覧。
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
- 商業興信所編『商工資産信用録 第23回』商業興信所、1921 - 1926年。
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
- 『商工資産信用録 第33回 中国四国版』商業興信所、1932年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第10版』帝国秘密探偵社ほか、1934年。
- 東京探偵社編『東京紳士録 昭和39年版』東京探偵社、1964年。