松本芳夫
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松本 芳夫(まつもと よしお、1893年8月25日[1] - 1982年12月8日)は、日本の歴史学者。慶應義塾大学名誉教授。別名南国天[要出典]。
略歴
[編集]和歌山県東牟婁郡下里村(現・那智勝浦町)出身[1]。1914年郁文館中学校卒業[1]。1919年慶應義塾大学文学部史学科卒業[1]、1950年「古代日本人の政治思想」で慶大文学博士[1]。1919年慶應義塾商工学校教員[1]、1923年慶應義塾大学予科教員兼高等部教員[1]、1927年に文学部講師[1]、1931年助教授[1]を経て、1933年教授。1953年文学部長[1]。1959年、義塾賞受賞[1]。1960年斯道文庫長[1]、1961年名誉教授[2]。
主著
[編集]- 『神代史研究』(國文堂書店, 1920年)
- 『日本文化史要』(慶應義塾出版局, 1942年)
- 『熊野民俗記』(三教書院, 1943年)
- 『日本民族の文化』(六盟館 民族叢書, 1943年)
- 『日本の民族』(慶應通信, 1954年)
- 『日本文化史』(慶應通信, 1955年)
- 『古代日本人の思想』(寧楽書房, 1959年)
- 『日本史学史』(慶應通信, 1968年)
訳書
[編集]- ギゾー『ヨーロツパ文明史』(國民図書 泰西名著歴史叢書, 1924年)