松本康治
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松本 康治(まつもと こうじ、 1962年(昭和37年) - )は、医療系の出版社であるさいろ社の代表者。大阪府出身。
経歴
[編集]旅と銭湯を愛し、夕方近くにはほぼ毎日、その地域で昔から続く銭湯に日参する。「近場であれ旅先であれ、知らない人たちのコミュニティーへよそ者として、しかも裸でお邪魔することは、けっこうな非日常体験であり、ひとつの旅だ」と発言している[1]。
ジェノバラインで本州から淡路島岩屋への13分間のクルージングと、岩屋の「風も匂いも変わる鄙びた島の風情」を「タイムスリップの魔法」と表現して愛し、岩屋商店街に戦前から残る銭湯「扇湯」までの小さな旅にはまり、扇湯の存続に尽力する[1][2]。
著書
[編集]- 『ぼくが父であるために』(春秋社)
- 『看護婦(ナース)の世界』(宝島社)
- 『関西のレトロ銭湯』(戎光祥出版) - 監修:町田忍
- 『レトロ銭湯にようこそ 西日本版』(戎光祥出版)ISBN 9784864032445
- 『レトロ銭湯へようこそ 関西版』(戎光祥出版)ISBN 978-4864031820
- 『旅先銭湯①~⑤』(さいろ社)
脚注
[編集]- ^ a b “ニッポン銭湯風土記 - 大橋くぐるクルージングは都会を脱する「魔法」”. 松本康治(朝日新聞社). 2023年6月9日閲覧。
- ^ “淡路島 岩屋 レトロ銭湯 扇湯 インタビュー”. phoenix. 2023年6月9日閲覧。