松本保美
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松本 保美(まつもと やすみ、1948年 - )は、日本の経済学者、政治学者、早稲田大学政治経済学部教授。
現在の研究テーマはコンピュータネットワークと経済、電子商取引と電子貨幣、集団的選択理論、投票方式と選挙制度など、多岐にわたる。
略歴
[編集]東京都出身。
- 1972年 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
- 1974年 同大学院経済学研究科修士課程修了
- 1982年 オックスフォード大学でPh.D取得(数理経済学)
- 麗澤大学国際経済学部教授を経て、1998年より現職
この間、セルジー=ポントワーズ大学やポートランド州立大学の客員教授を歴任、1992年に第4回アジア太平洋賞を受賞。
著作
[編集]- 『コンピュータのお話 (これ以上やさしく書けない入門書)』(文眞堂)
- 『インターネット社会の経済学的考察』
- 『欧州連合(EU)における電子商取引の実態と政策』
- 『新しい選挙制度―理論とテクノロジーに裏付けられた』(木鐸社)
- 『開放ミクロ経済学のフロンティアー (早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書 33)』(共著、早稲田大学出版部)
- 『理解しやすい政治・経済―新課程版 (シグマベスト)』(文英堂)
訳書
[編集]- 『経済学の再生―道徳哲学への回帰』(共訳、アマルティア・セン著、麗沢大学出版会)
- 『公共政策の基礎』(I.M.D. リトル著、木鐸社)
- 『日本のアセアン投資―その新しい潮流 要因と展望』(パスク・ポンパイチット著、文眞堂)