松山千春のON THE RADIO
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松山千春のON THE RADIO | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
放送方式 | 生放送[注釈 1] |
放送期間 | 2007年7月1日 - 現在 |
放送時間 | 毎週日曜 21:00 - 22:00(60分) |
放送局 | NACK5 |
ネットワーク | #ネット局を参照。 |
パーソナリティ | 松山千春 |
テーマ曲 | 松山千春「On the Radio」 |
公式サイト | 公式サイト |
『松山千春のON THE RADIO』(まつやまちはるのオン ザ レディオ)は、NACK5制作のラジオ番組。松山千春の冠番組。放送上では「松山千春のON THE RADIO」とタイトルコールされるが、番組表やウェブサイト等では『松山千春 ON THE RADIO』(まつやまちはる オン ザ レディオ)と表記されている。
オープニングテーマは松山が1984年に発表した「On the Radio」であり、番組タイトルの由来にもなっている。
番組内容
[編集]松山自身の近況のほか、時事ネタをはじめ、スポーツや芸術、芸能などの話題についてコメントする1時間番組である[注釈 2]。
基本的に、松山が居住している札幌市のSTVラジオのスタジオ、またはNACK5 GINZA STUDIOからの生放送だが[注釈 3]、STVラジオを除く各ネット局[注釈 4]へは制作局であるNACK5で放送した内容が1週遅れで放送される。特に信越放送とRKBラジオは、NACK5とSTVラジオと同時間に放送されているにもかかわらず、内容は1週前のものである。
遅れネットの関係上、年末年始はNACK5とSTVラジオで放送される回と、その他のネット局向けに裏送りされる回に分かれる。12月24日には、STVラジオで24時間特番「STVラジオ・チャリティー・ミュージックソン」の放送があるが、同局では「ミュージックソン」の放送と並行して通常編成の番組も随時放送するため、24日が日曜日と重なる2023年にも当番組は通常通り生放送された[注釈 5]。
NACK5のスタジオ以外での放送時に楽曲を流す際は、松山の曲紹介に合わせるように、埼玉・大宮のNACK5本社でスタッフが音楽プレーヤーの再生ボタンを押している。そのため、NACK5本社のスタッフは、どのタイミングで再生ボタンを押すか、松山のトークを毎回耳を澄ませて聞いているという。
時折ゲストが登場することもあり、特に地方での収録では、その局で番組を持つ松山の知人のタレントがゲスト出演することが多い。東海ラジオでの収録では、2016年6月まで『宮地佑紀生の聞いてみや〜ち』を担当していた松山の友人の宮地佑紀生が必ず登場し、同番組のリスナーへのプレゼントのために松山が私物を提供するのが恒例となっていた。2016年6月以降は南日本放送での収録の際、『たけまる商店・営業中』のMCを務める桂竹丸が出演している。
Eメールのあて先は制作局のNACK5ではなく、松山の個人ドメイン「matsuyamachiharu.com」になっている。東海ラジオなどでは以前、番組公式サイトとしてRKBラジオの番組紹介ページをリンクしていたが、現在はNACK5の番組紹介ページをリンクしている。
松山は2024年夏に、狭心症と糖尿病悪化のため当面入院、音楽活動は中断するが、本人の意志で当番組のラジオ出演は、入院先病院からの外出許可を得て、9月1日放送分までは通常通りに生放送された[1]。
その後、9月8日の生放送分に関しては松山の手術により、長谷川雄啓がピンチヒッターを務め、手術の様子を報告した[2]。長谷川は2008年の松山の緊急入院時にもピンチヒッターを担当した。またこの回は長谷川に加えて、松山の楽曲のプロデューサーを務めるコロンビアソングスのスタッフ・涌井淳をゲストパートナーとして、松山のアルバム「起承転結15」に関する選曲の裏話を放送した[3]。
それ以後も当面はリハビリ専念のため、長谷川と涌井による対談形式での進行が続いていたが、同年10月13日生放送分[4]から松山が復帰を果たした。松山は、「入院中は歌のことは全然浮かばず、それよりも自分の体がどうなるかってことだった」とこの生放送で回帰している。
放送地域の沿革
[編集]2007年7月1日に放送を開始。当初はNACK5のみの放送であったが、2007年8月以降、徐々にAM局・FM局でネットされることとなった。auのフィーチャーホン・スマートホン向け「LISMO WAVE」[注釈 6]での配信は行われなかったが、Web IPサイマルラジオ「radiko」での配信は行われている。FM OSAKAでは『松山千春のオン・ザ・レディオ 851』との番組タイトルで放送された。
北海道では、松山を見出して初めて放送メディアに登場させたSTVラジオでネットされている。同局では1976年以来30年にわたって松山の番組が続いてきたが、2007年2月に松山の不祥事(暴力団の会合に招かれて歌ったこと)により『松山千春 季節の旅人』が打ち切りとなり、出演番組が途絶えていたことにも起因している。2015年4月放送分より放送時間が日曜11:00 - 12:00に移動し、約8年ぶりに『季節の旅人』の打ち切り前と同時間帯に戻った。そして、2017年4月9日よりNACK5との同時生放送を行うことになった[5]。ツアーの都合で会場近くのネット局などから放送する場合以外は、たいていはSTVラジオのスタジオからの生放送であるため、幹事局はNACK5でありながら、実質的にはNACK5とSTVラジオの共同制作という形がとられている。
2014年6月の宮崎放送の事例など、過去のネット局から放送することもある。2014年9月28日は福岡からの放送となったが、技術スタッフ確保の都合上、本番組のネット局であるRKB毎日放送ではなく、CROSS FMのベイサイドプレイス博多スタジオから放送された。
パーソナリティー
[編集]番組提供
[編集]- アサヒ緑健・緑効青汁(一部放送局ではスポンサーとなっていない。また、CMの本数、秒数は局によって異なる)。松山の曲である「君を忘れない」「青空」「幸せ」「生きております」をCMソングに起用。本人が声で出演しているバージョンもあったが、松山が病に倒れて以降は使用されていない。
- 通常のスポンサーとともに加わる各放送局限定のスポンサー
- 大抵はスポンサー企業・社長と松山が長年親しい間柄であるケースが多い。
- 東海クリエイト(東海ラジオのみ、松山関連ではSTVラジオ制作で年始に放送される特番『松山千春 スーパーショット』のスポンサーにもなっている。)
- ふくや、ヒューマンライフ、マックスエキスプレス(RKBラジオのみ)
- 高浜蒲鉾、医療法人みなと病院、オーロラ調剤薬局、トムプロダクション、その他季節スポンサー(MBCラジオのみ)
- デューク(RNCラジオのみ)
- ホリの夕張メロンピュアゼリー、希望のつぼみグループ(STVラジオのみ、不定期)
ネット局
[編集]現在
[編集]- NACK5は基本的に生放送。STVラジオは2017年4月9日よりNACK5と同時ネット。その他のネット局は、制作局のNACK5よりも1週間遅れ(6日 - 8日)となり、番組中でも度々「NACK5とSTV-Rは生放送、各局さんは1週間程度遅れてなんですけれども…」と述べられている。そのため初回放送以降に内容が流動した話題は、ネット局によってそのコメントの部分だけカットされるか、開始前に収録日をアナウンスするかで対応が分かれている。
- NACK5・STVラジオ以外のネット局では番組終了直後に松山の「On the Radio」がフィラー音楽として流れている。
- 放送時間の早い順から記載。
放送対象地域 | 放送局名 | 系列 | 放送時間 | 放送期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
埼玉県 | エフエムナックファイブ(FM NACK5) | 独立局 | 毎週日曜 21:00 - 22:00 | 2007年7月1日 - | 製作局 |
北海道 | STVラジオ | NRN | 2007年9月3日 - | 松山の出身地[注釈 7][注釈 8]。 | |
宮城県 | 東北放送(tbc) | JRN・NRN | 毎週土曜 20:00 - 21:00 | 2007年10月8日 - | [注釈 9] |
中京広域圏 | 東海ラジオ放送(SF) | NRN | 毎週土曜 21:00 - 22:00 | 2007年8月5日 - | [注釈 10] |
近畿広域圏 | ラジオ大阪(OBC) | 2009年4月4日 - | |||
香川県 | 西日本放送(RNC) | JRN・NRN | 毎週土曜 22:00 - 23:00 | 2007年11月10日 - | |
沖縄県 | 琉球放送(RBC) | JRN | 毎週土曜 23:00 - 24:00 | 2008年10月4日 - | |
富山県 | 北日本放送(KNB) | JRN・NRN | 毎週日曜 16:00 - 17:00 | 2008年3月31日 - | |
岩手県 | IBC岩手放送 | 毎週日曜 19:00 - 20:00 | 2012年4月7日 - | [注釈 11] | |
石川県 | 北陸放送(MRO) | 2009年4月5日 - 2012年9月30日 2016年1月3日 - |
[注釈 12] | ||
福島県 | ラジオ福島(rfc) | 2007年10月1日 - | [注釈 13] | ||
長野県 | 信越放送(SBC) | 毎週日曜 21:00 - 22:00 | 2010年4月4日 - | [注釈 14] | |
福岡県 | RKBラジオ | JRN | 2007年10月7日 - | [注釈 14] [注釈 15] | |
長崎県・佐賀県 | 長崎放送・NBCラジオ佐賀(NBC) | JRN・NRN | 毎週日曜 22:00 - 23:00 | 2022年7月3日 - | |
秋田県 | 秋田放送(ABS) | 毎週日曜 24:00 - 25:00 | 2012年4月1日 - | ||
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | 毎週月曜 20:00 - 21:00 | 2008年10月4日 - |
過去
[編集]放送対象地域 | 放送局名 | 系列 | 放送時間 | 放送期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
愛媛県 | 南海放送(RNB) | JRN・NRN | 毎週土曜 21:30 - 22:30 | 2008年4月6日 - 2012年9月29日 | |
大阪府 | エフエム大阪(FM大阪) | JFN | 毎週日曜 18:00 - 19:00 | 2007年10月7日 - 2009年3月29日 | ラジオ大阪へネット局変更。 |
宮崎県 | 宮崎放送(mrt) | JRN・NRN | 毎週月曜 19:30 - 20:30 | 2011年4月4日 - 2013年12月30日 | |
広島県 | 中国放送(RCC) | 毎週日曜 24:00 - 25:00 | 2008年4月6日 - 2019年3月31日 | [注釈 16] | |
新潟県 | 新潟県民エフエム放送(FM PORT) | 独立局 | 毎週日曜 22:00 - 23:00 | 2008年4月4日 - 2020年6月28日 | [注釈 17][注釈 18] |
岡山県 | RSK山陽放送 | JRN・NRN | 毎週月曜 4:00 - 5:00 | 2014年7月6日 - 2023年3月27日 | [注釈 19] |
福井県 | 福井放送(FBC) | 毎週日曜 18:00 - 19:00 | 2008年7月6日 - 2023年9月24日 | [注釈 20] |
関連番組
[編集]毎年正月には、「松山千春スーパーショット20xx」[6]が生放送されている。この番組は一部地方局でもネットされており、2024年1月1日の生放送分においては、STV-Rをキー局として、IBC、rfc、KNB、MRO、SF、RBCと当番組をネットしていない青森放送(RAB)、秋田放送(ABS)、新潟放送(BSN)、FBCの11局ネット、うちSTV-RとYBC、KNB、MROの4局は同時ネット生放送で放送された。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ NACK5、STVラジオのみ。他ネット局は、6日 - 8日遅れ。
- ^ 2009年途中からはNACK5のスタジオの場合のみ、室内に貼ってある「NACK5○月の編成通信」という、毎月同局の編成から制作スタッフ向けに番組を制作する上においての連絡事項などが書かれているものを取り上げて話すことがある。
- ^ 2018年以降、コンサート期間中ではない場合は自宅のある札幌STVラジオ第3スタジオからの放送となり、NACK5 GINZA STUDIOからの放送は年に1回もないことがある。上記の2つのスタジオのほか、松山のコンサートツアーが行われる間には、その会場に近い地域のスタジオ、例としてNACK5の本社スタジオ(大宮)、ネット局のラジオ福島(福島)、福井放送(福井)、東海ラジオ放送(名古屋)、ラジオ大阪(大阪)、中国放送 (広島)、RKB毎日放送(福岡)、琉球放送(那覇)、また北海道内では帯広にある「北海道ホテル」の一室、FMりべーる(旭川)などから放送されたことがある。ツアー先で生放送に対応できる放送局がない場合は、前日に収録する形をとる。新型コロナのため2020年以降無かったが2022年5月22日に3年ぶりにラジオ大阪からの放送。基本的に札幌と銀座のスタジオ以外からの放送や本番組のネット局での放送開始の初回、あるいはコンサートツアーで訪れる場所からの放送、さらには札幌orさいたまのスタジオでの放送であっても、直近に地方でコンサートを控えている場合の放送では、出身の歌手の曲などそのネット局の所在地域にちなんだ楽曲を放送する番組構成となる。
- ^ 松山は「各局さん」と呼ぶ。
- ^ 過去に2017年も同様に12月24日が日曜だったが、この時にSTVラジオが放送したかについては不明。NACK5を含む各局には通常通り放送された。
- ^ 2019年9月30日を以ってサービス終了。
- ^ 2015年3月29日までは21:00 - 22:00、その後2017年4月2日までは11:00 - 12:00(4月2日のNACK5分は翌3日 19:30 - 20:30に放送)に放送していた。それ以前には毎週土曜 18:00 - 19:00や毎週日曜 11:00 - 12:00など放送時間の変更が行われた。
- ^ 2016年 - 2020年はプロ野球中継北海道日本ハム戦ナイターが行われる時のみ22:30 - 23:30に録音放送となっていた。
- ^ 放送開始 - 2019年3月25日は毎週月曜 19:00 - 20:00に放送していた(この放送時間変更に伴いFM NACK5・STVラジオ同年3月24日放送分は休止)。プロ野球楽天戦ナイターが放送される場合は休止となる。
- ^ プロ野球中日戦ナイターが放送される場合は、2016年以前は中継延長により時間変更があったが、2017年以降は予め夕方(2023年現在16:00 - 17:00)に変更する。
- ^ 放送開始 - 2018年3月31日は毎週土曜 20:00 - 21:00に放送していた。
- ^ 放送開始 - 2012年9月30日は毎週日曜 11:00 - 12:00に放送したが一旦打ち切り、2016年1月3日に放送再開。放送再開後 - 2017年4月2日は毎週日曜 20:00 - 21:00に、同年4月8日 - 10月1日は毎週土曜 28:00 - 29:00にそれぞれ放送していた。
- ^ 放送開始 - 2015年3月29日までは毎週日曜 21:00 - 22:00。2023年9月までは毎週土曜 20:00 - 21:00。CM枠のフィラー音楽が他のネット局とは異なる。
- ^ a b 信越放送とRKBラジオはNACK5とSTVラジオの生放送と同じ時間の放送ながら1週間遅れでの放送である。
- ^ プロ野球ホークス戦ナイターが延長時される場合は、放送変更の場合がある。
- ^ IPサイマルラジオ「Radiko」では放送圏内での通常配信は行われていたが、局の方針により2015年9月までradikoプレミアムによる圏外配信が行われていなかったが、同年10月から配信開始した。詳しくは、radiko#radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)を参照。
- ^ 放送開始 - 2009年3月27日は毎週金曜 22:00 - 23:00、2009年4月3日 - 2015年3月27日は毎週金曜 21:00 - 22:00、2015年4月4日 - 9月26日は毎週土曜 21:00 - 22:00にそれぞれ放送していた。
- ^ 2020年6月30日閉局に伴い終了。
- ^ 放送開始 - 2019年9月27日は毎週日曜 22:00 - 23:00に、同年10月4日 - 2020年3月26日は毎週木曜 21:00 - 22:00にそれぞれ放送していた。
- ^ 放送開始 - 2015年3月29日は毎週日曜 22:00 - 23:00に放送していた。
出典
[編集]- ^ 松山千春「入院中の俺にお元気ですかといわれても…」2024/08/19(サンケイスポーツ)
- ^ 松山千春、手術が無事終了 現在療養中2024/09/08 22:06(サンケイスポーツ)
- ^ 長谷川のブログ・馬とおしゃべりと音楽と映画「松山千春さんのピンチヒッター」
- ^ 9月に冠動脈バイパス手術を受けた松山千春がラジオで5週ぶりに復帰(サンケイスポーツ)
- ^ “松山千春 ON THE RADIOが4月9日から「生放送」となります”. STVラジオ. 2017年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月21日閲覧。
- ^ 松山千春スーパーショット2024放送のお知らせ(公認ファンクラブ「千春を見守る会」)
外部リンク
[編集]- 松山千春 ON THE RADIO - 現在の番組ページ(NACK5)
- 松山千春 ON THE RADIO - 旧番組ページ(RKBラジオ)
NACK5 日曜 21時台 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
松山千春のON THE RADIO
(2007.7.1 - ) |
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STVラジオ 日曜 21時台 | ||
藤井孝太郎のログイン!よる☆PA
※20:00 - 22:00 |
松山千春のON THE RADIO
(2017.4.9 - ) |
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