松原至大
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松原 至大(まつばら みちとも、1893年3月3日 - 1971年3月15日)は、日本の童話作家・翻訳家。
人物・来歴
[編集]千葉県千葉市辰州町出身。別姓・村山。 1915年早稲田大学文学部英文科卒。1916年頃より少女小説を書く。1918年東京日日新聞(現・毎日新聞)に入り、「小学生新聞」編集長を務める。1926年童話作家協会創立に参加した[1]。
著書
[編集]- 『母の御手 少女詩集』(村山至大名義、敬文堂) 1913
- 『ひとつの路 村山至大詩集』(宝文館) 1922
- 『鳩のお家』(大阪毎日新聞社ほか) 1923
- 『海の愛 詩集』(紅玉堂書店) 1925
- 『お日さま』(本田庄太郎絵、早稲田大学出版部) 1927
- 『赤い風船 松原至大・童謠・小曲集』(健文社) 1935.6
- 『子と遊ぶ 童心雑筆』(健文社) 1935
- 『ひらがな童話集』(大石哲路絵、金の星社) 1940
- 『子と共に [ユウ]々居随筆』(北光書房) 1943
- 『お母さん 童話集』(大日本雄弁会講談社) 1948.12
翻訳
[編集]- 『世界童謡選集 英米の巻』(春秋社、春秋社童話文庫) 1924
- 『マザーグウス子供の唄』(カロリン・ウエルズ 編、春秋社) 1925
- 『少女ウィニフレッド』(メーベル・マロー、平凡社、世界家庭文学全集) 1930
- 『この子供たち』(エディス・ウオートン、世界教育文庫刊行会) 1934
- 『ケティー物語 家庭の巻』(スーザン・クーリッジ、富山房) 1937、のち再刊 1949
- 『ケティー物語 学校の巻』(スーザン・クーリッジ、富山房) 1938、のち再刊 1948
- 『ケティー物語その後の巻』(スーザン・クーリッジ、富山房) 1938、のち再刊 1948
- 『幼き日のこと』(A・A・ミルン、富山房) 1940
- 『夢を売るおぢさん イギリス童話集』(愛育社) 1946.6.
- 『聖書物語』(宮木薫絵、童話春秋社、世界名作物語) 1949
- 『四人の少女』全4巻(ルイザ・メイ・オルコット、大日本雄弁会講談社) 1950
- 『まごころ物語 ジャカネープス』(ジュリアナ・ホレイシア・ユーイング、童話春秋社、世界名作文庫) 1950.11
- 『八人のいとこ』(オルコット、宮木薫絵、富山房) 1950
- 『カニといっしょに 科学童話』(マクドナルド・ヤーズレー、宮木薫絵、同和春秋社) 1953
- 『小公子』(フランシス・エリザ・ホジスン・バーネット、角川文庫) 1954
- 『イエスさま』(外山えみ子絵、同和春秋社、ひらがな世界名作) 1957
- 『ライラックの花の下』(オルコット、角川文庫) 1958
- 『ジャックとジル』(オルコット、石田武雄絵、講談社、世界名作全集) 1960
- 『花物語』(オルコット、角川文庫) 1969