松原后
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名前 | ||||||
愛称 | マツ、コウ、コウちゃん | |||||
カタカナ | マツバラ コウ | |||||
ラテン文字 | MATSUBARA Ko | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1920年8月30日(104歳) | |||||
出身地 | 静岡県浜松市中央区 | |||||
身長 | 182cm | |||||
体重 | 76kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ジュビロ磐田 | |||||
ポジション | DF | |||||
背番号 | 4 | |||||
利き足 | 左足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2015-2019 | 清水エスパルス | 133 | (5) | |||
2015 | → Jリーグ・アンダー22選抜 | 3 | (0) | |||
2020-2022 | シント=トロイデンVV | 15 | (0) | |||
2022- | ジュビロ磐田 | 48 | (6) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年11月12日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
松原 后(まつばら こう、1996年8月30日 - )は、静岡県浜松市中央区出身のプロサッカー選手。Jリーグ・ジュビロ磐田所属。ポジションはディフェンダー。
来歴
[編集]浜松開誠館高校を卒業後、2015年に清水エスパルスに入団。同期に 水谷拓磨、宮本航汰、北川航也らがいる。入団時「DF歴」がわずか1年半だったが守備陣にけが人が続出したこともあり[1]、ナビスコカップ予選リーグ第1節でフル出場するとJ1リーグ1st第10節で3バックの一角としてJ1初出場を果たした。同年6月11日、プロA契約を締結[2]。
2016年9月18日、J2第32節・水戸ホーリーホック戦の後半40分、1点ビハインドの状況で大前元紀が中央に入れたボールが、相手選手と競り、ゴールに背を向けていた松原の右足かかと付近にあたり、Jリーグ初得点となる同点弾を挙げた。この得点は“珍ゴール”と報道された[3]。
2017年3月11日、J1第3節・アルビレックス新潟戦で90+3分に追加点を挙げ[4]、J1初得点を記録。その後、J1第25節・ヴァンフォーレ甲府戦までフィールドプレイヤーとしてチーム唯一のフルタイム出場を記録[5]。オフには複数のクラブから興味を示された[6] が、2018年1月5日、清水との契約を更新した[7]。
2018シーズンは、開幕戦から第11節・第12節を除きスタメン出場を果たしていたが、第14節・湘南ベルマーレ戦で前半終了間際に警告を受け、更に70分に相手選手を倒したことに対して警告を提示され、退場処分を受けた[8]。中断期間前最後のリーグ戦である第15節は出場停止となった[9]。中断期間後の第16節~34節までスタメンフル出場を果たし[10]、2013年以来となる一桁順位でのリーグ戦終了[11] に貢献した。
2020年1月20日、ベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍することが発表された[12]。しかし、新天地での適応を苦しみ、2年半でリーグ戦15試合の出場にとどまり、2022年6月8日付けで契約満了で退団したことが発表された[13]。
2022年7月23日、ジュビロ磐田への完全移籍が発表された[14]。背番号は4番[14]。リーグ戦8試合に出場して1アシストも記録したが、降格危機だったチームを残留には導けなかった[15]。
2023年3月29日、J2第6節・栃木SC戦で移籍後初ゴールを決めた[16]。
人物・エピソード
[編集]- 大石竜平、小野原和哉、石田崚真、袴田裕太郎はジュビロ磐田Jr.ユースの同期。
- 出身校の浜松開誠館高校サッカー部では松原の付けた14番がキャプテンナンバーとなっている。
- 元清水所属の父・松原真也と叔父・松原良香は共に元サッカー選手[17]。
- 2022年に古川陽介のJリーグ初ゴール、2023年に後藤啓介と藤原健介のプロ初ゴールをアシストしている。
所属クラブ
[編集]- ユース経歴
- プロ経歴
- 2015年 - 2019年 清水エスパルス
- 2015年 Jリーグ・アンダー22選抜
- 2020年 - 2022年6月 シント=トロイデンVV
- 2022年7月 - ジュビロ磐田
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2015 | 清水 | 32 | J1 | 7 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 11 | 0 |
2016 | 25 | J2 | 28 | 1 | - | 2 | 0 | 30 | 1 | ||
2017 | J1 | 32 | 2 | 3 | 0 | 2 | 0 | 37 | 2 | ||
2018 | 32 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 35 | 0 | |||
2019 | 34 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | 38 | 2 | |||
ベルギー | リーグ戦 | リーグ杯 | ベルギー杯 | 期間通算 | |||||||
2019-20 | シント・トロイデン | 2 | ジュピラー | 1 | 0 | - | 0 | 0 | 1 | 0 | |
2020-21 | 7 | 0 | - | 1 | 0 | 8 | 0 | ||||
2021-22 | 7 | 0 | - | 1 | 1 | 8 | 1 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2022 | 磐田 | 4 | J1 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 |
2023 | J2 | 40 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 41 | 6 | ||
2024 | J1 | ||||||||||
通算 | 日本 | 103 | 4 | 9 | 0 | 7 | 0 | 129 | 4 | ||
日本 | J2 | 68 | 7 | 1 | 0 | 2 | 0 | 71 | 7 | ||
ベルギー | ジュピラー | 15 | 0 | - | 2 | 1 | 17 | 1 | |||
総通算 | 186 | 11 | 10 | 0 | 11 | 1 | 217 | 12 |
その他の公式戦
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | 期間通算 | ||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||||||
日本 | リーグ戦 | 期間通算 | |||||||||
2015 | J-22 | - | J3 | 3 | 0 | 3 | 0 | ||||
通算 | 日本 | J3 | 3 | 0 | 3 | 0 | |||||
総通算 | 3 | 0 | 3 | 0 |
- 公式戦初出場 - 2015年3月18日 ナビスコ杯 予選リーグ第1節 対モンテディオ山形戦 (NDソフトスタジアム山形)
- Jリーグ初出場 - 2015年3月29日 J3第3節・FC琉球戦 (沖縄県総合運動公園陸上競技場)
- Jリーグ初得点 - 2016年9月18日 J2第32節・水戸ホーリーホック戦(IAIスタジアム日本平)
主要成績
[編集]- 第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 3位
代表歴
[編集]- U-17日本代表(2013年)
- UAE遠征(1月)
- サニックス杯(3月)
- ラオス遠征(3月)
- U-18日本代表(2014年)
- ロシア遠征(1月)
- スロバキア遠征(4月)
- U-19日本代表
脚注
[編集]- ^ “サラブレッド清水松原后、DF歴1年半で急成長”. 日刊スポーツ. 2013年6月28日閲覧。
- ^ “清水DF松原がプロA契約を締結、「初心を忘れず、責任持って」”. ゲキサカ (2015年6月11日). 2018年11月6日閲覧。
- ^ ““珍ゴール”に苦笑い…清水の20歳DF松原后がプロ入り初ゴール”. ゲキサカ (2016年9月18日). 2018年11月6日閲覧。
- ^ 試合情報|清水エスパルス - ウェイバックマシン(2017年6月2日アーカイブ分)
- ^ “【ライターコラムfrom清水】代表入りも現実味を帯びてきた急成長株・松原后…そのポテンシャルは本物か”. SOCCER KING (2017年9月21日). 2018年11月6日閲覧。
- ^ “【清水】今冬の移籍マーケットを賑わせた“若い左SB”松原后の野心”. SOCCER DIGEST Web (2018年1月15日). 2018年11月6日閲覧。
- ^ 『契約更新選手のお知らせ(1月5日)』(プレスリリース)清水エスパルス、2018年1月5日 。2018年11月6日閲覧。
- ^ “【清水】2ゴールのFW北川、退場処分のDF松原を擁護「全力でやっていたから…」”. SOCCER DIGEST Web (2018年5月12日). 2018年12月3日閲覧。
- ^ 『出場停止選手のお知らせ(2018/05/14)』(プレスリリース)J.LEAGUE.jp、2018年5月14日 。2018年12月3日閲覧。
- ^ “出場記録 2018明治安田生命J1リーグ 清水エスパルス”. J.League Data Site. 2018年12月3日閲覧。
- ^ “清水 躍進8位 金子10号で20年ぶり“2桁スリー””. Sponichi Annex (2018年12月2日). 2018年12月3日閲覧。
- ^ 松原 后選手 シント=トロイデンVV(ベルギー)へ 完全移籍内定のお知らせ 清水エスパルス(2020年1月20日)2020年1月25日閲覧。
- ^ “【お知らせ】契約満了について”. シント=トロイデンVV (2022年6月8日). 2022年6月8日閲覧。
- ^ a b “磐田がDF松原后を完全移籍で獲得! 「チームの力になるために努力」”. サッカーキング. (2022年7月23日) 2022年7月23日閲覧。
- ^ ジュビロ磐田DF松原后の残留が決定 スポーツ報知 2022年12月25日
- ^ J2磐田が今季初の無失点勝利 DF松原后の移籍後初ゴールも スポーツ報知 2023年3月29日
- ^ “清水、U-18代表DF松原后の来季加入内定を発表…叔父は松原良香”. SOCCER KING (2014年10月7日). 2018年12月3日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 松原后 (@ko__matsubara) - X(旧Twitter)
- 松原后 (@ko__matsubara) - Instagram
- 松原后 - Soccerway.com
- 松原后 - FootballDatabase.eu
- 松原后 - WorldFootball.net
- 松原后 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 松原后 - J.League Data Siteによる選手データ
- 松原后 - TheFinalBall.com