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松原后

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松原 后
名前
愛称 マツ、コウ、コウちゃん
カタカナ マツバラ コウ
ラテン文字 MATSUBARA Ko
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-08-30) 1996年8月30日(28歳)
出身地 静岡県浜松市中央区 
身長 182cm
体重 76kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ジュビロ磐田
ポジション DF
背番号 4
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2015-2019 日本の旗 清水エスパルス 133 (5)
2015 日本の旗 Jリーグ・アンダー22選抜 3 (0)
2020-2022 ベルギーの旗 シント=トロイデンVV 15 (0)
2022- 日本の旗 ジュビロ磐田 83 (9)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

松原 后(まつばら こう、1996年8月30日 - )は、静岡県浜松市中央区出身のプロサッカー選手Jリーグジュビロ磐田所属。ポジションはディフェンダー

来歴

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浜松開誠館高校を卒業後、2015年清水エスパルスに入団。同期に 水谷拓磨宮本航汰北川航也らがいる。入団時「DF歴」がわずか1年半だったが守備陣にけが人が続出したこともあり[1]ナビスコカップ予選リーグ第1節でフル出場するとJ1リーグ1st第10節で3バックの一角としてJ1初出場を果たした。同年6月11日、プロA契約を締結[2]

2016年9月18日、J2第32節・水戸ホーリーホック戦の後半40分、1点ビハインドの状況で大前元紀が中央に入れたボールが、相手選手と競り、ゴールに背を向けていた松原の右足かかと付近にあたり、Jリーグ初得点となる同点弾を挙げた。この得点は“珍ゴール”と報道された[3]

2017年3月11日、J1第3節・アルビレックス新潟戦で90+3分に追加点を挙げ[4]、J1初得点を記録。その後、J1第25節・ヴァンフォーレ甲府戦までフィールドプレイヤーとしてチーム唯一のフルタイム出場を記録[5]。オフには複数のクラブから興味を示された[6] が、2018年1月5日、清水との契約を更新した[7]

2018シーズンは、開幕戦から第11節・第12節を除きスタメン出場を果たしていたが、第14節・湘南ベルマーレ戦で前半終了間際に警告を受け、更に70分に相手選手を倒したことに対して警告を提示され、退場処分を受けた[8]。中断期間前最後のリーグ戦である第15節は出場停止となった[9]。中断期間後の第16節~34節までスタメンフル出場を果たし[10]、2013年以来となる一桁順位でのリーグ戦終了[11] に貢献した。

2020年1月20日、ベルギー1部シント=トロイデンVVに移籍することが発表された[12]。しかし、新天地での適応を苦しみ、2年半でリーグ戦15試合の出場にとどまり、2022年6月8日付けで契約満了で退団したことが発表された[13]

2022年7月23日、ジュビロ磐田への完全移籍が発表された[14]。背番号は4番[14]。リーグ戦8試合に出場して1アシストも記録したが、降格危機だったチームを残留には導けなかった[15]

2023年3月29日、J2第6節・栃木SC戦で移籍後初ゴールを決めた[16]。このシーズン40試合に出場し、自身最多の6得点を挙げるなど攻守共に活躍。磐田の1年でのJ1昇格に貢献した。

2024シーズンは、キャプテンの山田大記が出場していない試合ではキャプテンマークを巻いてプレー。このシーズンもレギュラーとしてプレーするも、チームはリーグ18位となり1年でのJ2降格となった。

人物・エピソード

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所属クラブ

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ユース経歴
プロ経歴

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 清水 32 J1 7 0 4 0 0 0 11 0
2016 25 J2 28 1 - 2 0 30 1
2017 J1 32 2 3 0 2 0 37 2
2018 32 0 1 0 2 0 35 0
2019 34 2 1 0 3 0 38 2
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2019-20 シント・トロイデン 2 ジュピラー 1 0 - 0 0 1 0
2020-21 7 0 - 1 0 8 0
2021-22 7 0 - 1 1 8 1
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2022 磐田 4 J1 8 0 0 0 0 0 8 0
2023 J2 40 6 1 0 0 0 41 6
2024 J1 35 3 0 0 0 0 35 3
通算 日本 138 7 9 0 7 0 164 7
日本 J2 68 7 1 0 2 0 71 7
ベルギー ジュピラー 15 0 - 2 1 17 1
総通算 221 14 10 0 11 1 252 15

その他の公式戦

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2015 J-22 - J3 3 0 3 0
通算 日本 J3 3 0 3 0
総通算 3 0 3 0

主要成績

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代表歴

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  • U-17日本代表(2013年)
    • UAE遠征(1月)
    • サニックス杯(3月)
    • ラオス遠征(3月)
  • U-18日本代表(2014年)
    • ロシア遠征(1月)
    • スロバキア遠征(4月)
  • U-19日本代表

脚注

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  1. ^ サラブレッド清水松原后、DF歴1年半で急成長”. 日刊スポーツ. 2013年6月28日閲覧。
  2. ^ 清水DF松原がプロA契約を締結、「初心を忘れず、責任持って」”. ゲキサカ (2015年6月11日). 2018年11月6日閲覧。
  3. ^ “珍ゴール”に苦笑い…清水の20歳DF松原后がプロ入り初ゴール”. ゲキサカ (2016年9月18日). 2018年11月6日閲覧。
  4. ^ 試合情報|清水エスパルス - ウェイバックマシン(2017年6月2日アーカイブ分)
  5. ^ 【ライターコラムfrom清水】代表入りも現実味を帯びてきた急成長株・松原后…そのポテンシャルは本物か”. SOCCER KING (2017年9月21日). 2018年11月6日閲覧。
  6. ^ 【清水】今冬の移籍マーケットを賑わせた“若い左SB”松原后の野心”. SOCCER DIGEST Web (2018年1月15日). 2018年11月6日閲覧。
  7. ^ 契約更新選手のお知らせ(1月5日)』(プレスリリース)清水エスパルス、2018年1月5日https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38832/2018年11月6日閲覧 
  8. ^ 【清水】2ゴールのFW北川、退場処分のDF松原を擁護「全力でやっていたから…」”. SOCCER DIGEST Web (2018年5月12日). 2018年12月3日閲覧。
  9. ^ 出場停止選手のお知らせ(2018/05/14)』(プレスリリース)J.LEAGUE.jp、2018年5月14日https://www.jleague.jp/release/post-53949/2018年12月3日閲覧 
  10. ^ 出場記録 2018明治安田生命J1リーグ 清水エスパルス”. J.League Data Site. 2018年12月3日閲覧。
  11. ^ 清水 躍進8位 金子10号で20年ぶり“2桁スリー””. Sponichi Annex (2018年12月2日). 2018年12月3日閲覧。
  12. ^ 松原 后選手 シント=トロイデンVV(ベルギー)へ 完全移籍内定のお知らせ 清水エスパルス(2020年1月20日)2020年1月25日閲覧。
  13. ^ 【お知らせ】契約満了について”. シント=トロイデンVV (2022年6月8日). 2022年6月8日閲覧。
  14. ^ a b “磐田がDF松原后を完全移籍で獲得! 「チームの力になるために努力」”. サッカーキング. (2022年7月23日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20220723/1670156.html 2022年7月23日閲覧。 
  15. ^ ジュビロ磐田DF松原后の残留が決定 スポーツ報知 2022年12月25日
  16. ^ J2磐田が今季初の無失点勝利 DF松原后の移籍後初ゴールも スポーツ報知 2023年3月29日
  17. ^ 清水、U-18代表DF松原后の来季加入内定を発表…叔父は松原良香”. SOCCER KING (2014年10月7日). 2018年12月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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