松井清
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松井 清(まつい きよし、1912年5月26日 - 1972年9月6日)は、日本の経済学者。元京都大学大学院経済学研究科・経済学部教授。
略歴
[編集]岡山市生まれ。第三高等学校卒、1934年京都帝国大学(現・京都大学)経済学部卒。副手をへて1936年同講師、1947年助教授、1949年教授、1950年「世界経済学批判」で、経済学博士(大阪商科大学)の学位を取得。1960-1961年京都大学経済学部長。60歳で教授在任中に死去。[1]
著書
[編集]単著
[編集]- 『貿易理論の研究』(有斐閣、1938年)
- 『国際貿易政策思想史』(有斐閣、1941年)
- 『世界経済学批判:世界経済の基礎理論に関する研究』(有斐閣、1948年)
- 『国民経済と世界経済:民族理論との関連において』(弘文堂、1950年)
- 『資本主義の一般的危機:独占資本主義下の商業と貿易』(三一書房、1950年)
- 『世界経済学』(三笠書房、1950年)
- 『日本貿易論:資本主義発達史との関連』(有斐閣、1950年)
- 『商業経済学概論』(有信堂、1951年)
- 『貿易商社論』(有斐閣、1952年)
- 『世界経済学原理』(日本評論新社、1954年)
- 『日本の貿易』(岩波書店、1954年)
- 『世界経済の理論的諸問題:欧州の学界を旅して』(ミネルヴァ書房、1956年)
- Essays on international trade, (Science Council of Japan, Division of Economics, Commerce & Business Administration, 1958)
- 『貿易論入門』(白桃書房、1959年)
- 『日本貿易入門』(岩波書店、1962年)
- 『世界経済論体系』(日本評論新社、1963年)
- 『経済学とマーケティング』(三一書房、1964年)
- 『世界経済入門』(有斐閣、1965年)
- 『低開発国経済論』(有信堂、1967年)
- 『戦後の世界経済』(日本評論社、1969年)
- 『国民経済と世界経済』(有信堂、1970年)
編著
[編集]- 『日本貿易読本』(東洋経済新報社、1955年)
- 『後進国開発理論の研究』(京都大学総合経済研究所研究叢書5)(有斐閣、1957年)
- 『近代日本貿易史(全3巻)』(京都大学総合経済研究叢書12-13, 15)(有斐閣、1959年-63年)
- 『貿易・為替の自由化』(三一書房、1960年)
- 『現代資本主義と国際通貨』(法律文化社、1970年)
- 『資本の自由化』(有信堂、1970年)