山岡亮一
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山岡 亮一(やまおか りょういち、1909年2月10日 - 1991年9月21日[1])は、日本の経済学者。京都大学名誉教授、高知大学名誉教授。専門は農業経済学。経済学博士(京都大学・1962年)。京都府生まれ。
略歴
[編集]- 1909年2月10日:京都府京都市生まれ
- 1927年3月:京都府立京都第一中学校卒業
- 1928年4月:第三高等学校入学
- 1931年3月:第三高等学校卒業
- 1931年4月:京都帝国大学経済学部入学
- 1934年3月:京都帝国大学経済学部卒業
- 1934年4月:京都帝国大学大学院入学
- 1934年5月:京都帝国大学経済学部副手
- 1936年3月:京都帝国大学大学院退学
- 1936年3月:京都帝国大学経済学部講師
- 1938年9月:応召、第九聯隊補充隊に入隊
- 1942年12月:召集解除
- 1944年7月:応召、歩兵第三十七部隊入隊(台湾高雄勤務)
- 1946年3月:帰還・復員
- 1946年9月:京都帝国大学経済学部助教授
- 1949年8月:京都大学経済学部教授
- 1962年1月:京都大学経済学部長(1964年1月まで)
- 1962年2月:「農業経済学における理論の発展と展開」で京都大学経済学博士
- 1971年8月:高知大学学長就任
- 1972年3月:京都大学定年退官、京都大学名誉教授
- 1981年8月:高知大学学長退任、高知大学名誉教授
- 1981年:勲二等旭日重光章受勲[2]
- 1991年9月21日:逝去
著書
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- (東井正美)『農業経済学(第1分冊)』(三和書房、1950年)
- (東井正美)『農業経済学(第2分冊)・「資本主義と農業」覚書其の1』(三和書房、1955年)
- (東井正美)『農業経済学(第2分冊)・「資本主義と農業」覚書其の2』(三和書房、1956年)
編著
[編集]- 『現代農業問題入門』(有斐閣、1963年)
- 『生活のなかの経済学』(峯書房、1968年)
共編
[編集]- (木原正雄)『封建社会の基本法則:ソ同盟歴史学界の論争と成果』(有斐閣、1956年)
- (山崎武雄)『林業労働の研究』(有斐閣、1963年)
- (福冨正実)『資本主義への移行論争』(三一書房、1963年)
- (大橋隆憲・坂寄俊雄・前川清治)『日本の顔・京都:たたかう蜷川府政と住民』(労働旬報社、1970年)
- (木原正雄)『現代経済学入門』(峯書房、1974年)
翻訳
[編集]- ゴルツ『独逸農業史:十九世紀』(有斐閣、1938年)
- クセノポーン『家政論』(田中秀央との共訳、生活社、1944年)
- ハリー・ヘイウッド『黒人解放』(京都大学綜合経済研究所研究叢書8)(東井正美との共訳、有斐閣、1958年)
- A.ロチェスター『アメリカ農民と第三政党』(東井正美との共訳、有斐閣、1959年)
記念論集
[編集]- 山雪会編『現代農業と小農問題:山岡亮一先生還暦記念』(山雪会、1972年)
論文
[編集]家族
[編集]子に山岡亮平(動物生態学者、京都工芸繊維大学名誉教授)、山岡耕作(魚類学者、高知大学名誉教授)など[3]