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松ヶ房ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松ヶ房ダム
左岸所在地 福島県相馬市山上松ヶ房
右岸所在地 宮城県伊具郡丸森町筆甫
位置
松ヶ房ダムの位置(日本内)
松ヶ房ダム
北緯37度47分50秒 東経140度46分19秒 / 北緯37.79722度 東経140.77194度 / 37.79722; 140.77194
河川 宇多川水系宇多川
ダム湖 宇多川湖
ダム諸元
ダム型式 ロックフィルダム
堤高 46 m
堤頂長 242.5 m
堤体積 756,000 m3
流域面積 25.6 km2
湛水面積 72 ha
総貯水容量 9,710,000 m3
有効貯水容量 9,200,000 m3
利用目的 灌漑
事業主体 福島県
施工業者 間組竹中土木住友建設
着手年 / 竣工年 1978年1997年
出典 [1]
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松ヶ房ダム(まつがぼうダム)は、福島県相馬市山上と宮城県伊具郡丸森町筆甫に跨る、二級河川宇多川水系宇多川に建設されたダムである。

概要

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福島県相馬地区の農業用水不足解消のために福島県農林水産部の灌漑排水事業によって建設された灌漑用水専用のダムで、現在は相馬市役所農林水産課によって受託管理されている。下流の相馬市、相馬郡新地町の合計2,868haに農業用水を供給している。堤高46mのセンターコア式ロックフィルダムであり、天端への歩行者の進入も可能となっている。周辺は公園として整備されている。 ダムの中央に県境があり、南北に伸びる堤体の北側が福島県相馬市、南側が宮城県伊具郡丸森町に位置する(丸森町が相馬市に食い込むような形になっており、県境が入り組んでいるため)。天端には県境を示すプレートも取り付けられている。管理事務所は南側の宮城県側に位置しており、1階はダム資料館として開放されている。

その他

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  • 管理事務所にて当ダムのダムカードが配布されている。
  • 2012年度に福島県農林水産部によって当ダムにおける小水力発電の導入可能性調査が行われ、実現可能性ありと判断されたが、非灌漑期の水量不足が指摘されたために先行概略設計の行われた県内の3つのダムには含まれていない[2]

アクセス

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脚注

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  1. ^ 右岸所在地は丸森町観光物産振興公社「丸森町観光案内所」、その他は「ダム便覧」による(2017年11月2日閲覧)。画像は国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(2013年撮影)。
  2. ^ 農業用ダム小水力発電/県、来年度から実施設計

関連項目

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外部リンク

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