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東180丁目駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東180丁目駅
East 180 Street
ニューヨーク市地下鉄
南行ホームから北を見る。写真奥に見える建物は東180丁目車両基地の検車庫。 地図
駅情報
住所 East 180th Street & Morris Park Avenue
Bronx, NY 10460
ブロンクス区
地区 ヴァン・ネスト/ウェスト・ファームズ
座標 北緯40度50分28秒 西経73度52分26秒 / 北緯40.841度 西経73.874度 / 40.841; -73.874座標: 北緯40度50分28秒 西経73度52分26秒 / 北緯40.841度 西経73.874度 / 40.841; -73.874
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTホワイト・プレーンズ・ロード線
運行系統    2 Stops all times (終日)
   5 Stops all times (終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: Bx21
バスによる輸送 MTAバス: BxM10
構造 高架駅
ホーム数 島式ホーム 2面
対面乗り換え
線路数 3線
その他の情報
開業日 1917年3月3日 (107年前) (1917-03-03)
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
旧駅名/名称 東180丁目-モリス・パーク・アベニュー駅
East 180th Street–Morris Park Avenue
利用状況
乗客数 (2017)2,589,024[1]増加 2.8%
順位 198位
次の停車駅
北側の隣駅 ガン・ヒル・ロード駅 (ホワイト・プレーンズ・ロード線急行): 定期運行なし
ブロンクス・パーク・イースト駅 (ホワイト・プレーンズ・ロード線各駅停車): 2 Stops all times5 Stops rush hours in peak direction only
ペラム・パークウェイ駅 (ダイアー・アベニュー線急行): 定期運行なし
モリス・パーク駅 (ダイアー・アベニュー線各駅停車): 5 Stops all times
南側の隣駅 ウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅 (各駅停車): 2 Stops all times 5 Stops all times except rush hours in the peak direction
3番街-149丁目駅 (急行): 5 Stops rush hours in peak direction only
(終点): 5 Stops late nights only


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス ガン・ヒル・ロード駅 (ホワイト・プレーンズ・ロード線急行): 定期運行なし
ペラム・パークウェイ駅 (ホワイト・プレーンズ・ロード線各駅停車): 2 Stops all times5 Stops rush hours in peak direction only
無し(ダイアー・アベニュー線): 5 Stops all times
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス シンプソン・ストリート駅 (各駅停車): 2 Stops all times 5 Stops all times except rush hours in the peak direction
3番街-149丁目駅 (急行): 5 Stops rush hours in peak direction only
(終点)(ダイアー・アベニュー線): 5 Stops late nights only
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車
Stops rush hours in peak direction only ラッシュ時に混雑方向のみ停車
Stops all times except rush hours in the peak direction 終日停車(混雑方向でラッシュ時以外)
Stops late nights only 深夜のみ停車
Station service unknown Station service unknown
Station service unknown Station service unknown

180丁目駅(ひがし180ちょうめえき、英語: East 180th Street)、開業当初は180丁目-モリス・パーク・アベニュー駅 (ひがし180ちょうめ-モリス・パーク・アベニューえき、英語: East 180th Street–Morris Park Avenue) はニューヨーク市地下鉄IRTホワイト・プレーンズ・ロード線の駅である。ブロンクス区ウェスト・ファームズの東180丁目とモリス・パーク・アベニューの交差点に位置し、2系統5系統が終日停車する。

駅構造

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3F 跨線橋 職員専用通路
2F
ホーム
南行緩行線 フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行きウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅
平日:フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行きウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅
週末:ボウリング・グリーン駅行きウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅
島式ホーム、到着番線に応じた側の扉が開く。バリアフリー・アクセス
混雑方向 急行線 朝ラッシュ:フラットブッシュ・アベニュー-ブルックリン・カレッジ駅行き3番街-149丁目駅
夕ラッシュ・深夜:イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行きモリス・パーク駅
(定期列車設定なし:ダイアー・アベニュー線ペラム・パークウェイ/エスプラネード駅
夕ラッシュ:ネレイド・アベニュー駅行きブロンクス・パーク・イースト駅
(定期列車設定なし:ホワイト・プレーンズ・ロード線ガン・ヒル・ロード/ホワイト・プレーンズ・ロード駅
島式ホーム、到着番線に応じた側の扉が開く。バリアフリー・アクセス
北行緩行線 ウェイクフィールド-241丁目駅行きブロンクス・パーク・イースト駅
夕ラッシュ:ネレイド・アベニュー駅行きブロンクス・パーク・イースト駅
深夜帯以外:イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行きモリス・パーク駅
ホーム間の隙間
NYW&B南行線 定期列車設定なし
島式ホーム、不使用
NYW&B北行線 定期列車設定なし
1F 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
バリアフリー・アクセス (東180丁目-モリス・パーク・アベニュー交差点の北西角の駅舎内にエレベーターあり)
G 地上階 出入口

駅は1917年3月3日のIRTホワイト・プレーンズ・ロード線177丁目駅(現:ウェスト・ファームズ・スクエア-イースト・トレモント・アベニュー駅)- 東219丁目駅(現:219丁目駅)間の延伸開業と同時に開業した。ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の東180丁目駅は地下鉄駅よりも5年早い1912年に建設されており、両路線間の乗換駅として機能していた。

ニューヨーク市地下鉄ホーム

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ニューヨーク市地下鉄ホームは島式ホーム2面と緩行線2線・急行線1線を有した2面3線の駅で、ラッシュ時および深夜帯を除いて2系統5系統ともに全ての列車が緩行線に到着する。中央の急行線はラッシュ時(3番街-149丁目駅方面へ(から)の急行列車)と深夜帯(イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅発当駅止まりのシャトル列車)の5系統が停車している。

ホームの南端には、ホームから東180丁目車両基地へ直接アクセスできる職員専用の跨線橋がある。

駅の南側には急行線と緩行線間の渡り線がある。北側では東180丁目車両基地とユニオンポート車両基地への線路とホワイト・プレーンズ・ロード線、ダイアー・アベニュー線の線路が複雑に張り巡らされている。両路線の分岐部分で2系統の列車は全てホワイト・プレーンズ・ロード線側に、5系統の列車はダイアー・アベニュー線側に振り分けられるが、ラッシュ時に限り5系統もホワイト・プレーンズ・ロード線を走行する。

出口

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駅には2箇所出口があり、1箇所は旧ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の改札口で地下鉄ホームからは少し歩く必要がある。もう1箇所は駅南端にある改札口で、東180丁目へ出ることができる[2]

ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホーム

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旧ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道のホームを地下鉄ホームから見る

地下鉄ホーム東側にはニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の東180丁目駅のホームがある[3]。この駅は1912年5月29日に途中駅として開業し、その後1937年12月12日にニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道が倒産した際に路線と共に廃止された。しかし、1940年にニューヨーク市がブロンクスとウェストチェスターの境界より南側の線路を購入、この際に東180丁目駅以南およびイーストチェスター-ダイアー・アベニュー以北の線路はそのまま廃止されたためダイアー・アベニュー線は他路線との接続を持たず、1941年5月15日にイーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅 - 当駅間でIRTの車両を使用しての終日シャトル運行が開始された。このシャトル列車は全てニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道東180丁目駅ホームに乗り入れていた。その後、1957年に当駅北でホワイト・プレーンズ・ロード線に線路が繋げられ同年5月6日より直通運転が開始、これに伴いニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホームは使用されなくなった。

ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の駅舎の修復は2013年に完了した[4]。この駅舎は現在もメインの改札口として機能しており、いくつかのオフィススペースや小さなコンビニエンスストアが入っている。

駅舎改修工事

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ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道駅舎

ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道駅舎は2010年3月から2013年まで改修工事を受けた[5][6]。これは入口の修復、屋根の一部・道床・ホームの交換、新しいエレベータの設置、電気・機械・配管・照明・通信機器の修理などを行う工事であった。また、コミュニティグループは理髪店や靴屋などの駅内でのビジネスの復帰を期待していた[7]

ニューヨーク市交通局は、駅の改修工事に6660万ドルを支払った[8]。駅の改修工事はADA準拠工事のための1040万ドルを含めた4,950万ドルの費用をかけ、予定より6ヶ月間遅れの2013年5月に完了した[9]

脚注

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  1. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2012–2017”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (July 12, 2018). July 12, 2018閲覧。
  2. ^ MTA Neighborhood Maps: Bronx Zoo”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2015年). 20 July 2016閲覧。
  3. ^ 100 Years Later, a Railroad Landmark Is Revived”. The New York Times City Room Blogs. 2018年9月17日閲覧。
  4. ^ MTA Restores Historic Bronx Subway Station”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (March 13, 2013). 2018年9月17日閲覧。
  5. ^ Dunlap, David W. (January 31, 2013). “100 Years Later, a Railroad Landmark Is Revived”. The New York Times: p. A22. http://cityroom.blogs.nytimes.com/2013/01/31/100-years-later-a-railroad-landmark-is-revived/ November 1, 2015閲覧。 
  6. ^ Lee Harris Pomery Architects, P.C.”. East 180th Street Station Restoration. 2011年10月16日閲覧。
  7. ^ Mitchell, Max (August 25, 2010). “Station rehab may bring in new stores”. Bronx-Times Reporter: p. 8. http://www.bxtimes.com/stories/2010/34/bronxtimes-yn_bronx_front_page-32-stationrehab.html 2011年2月9日閲覧。 
  8. ^ Dunlap, David W. (January 31, 2013). “100 Years Later, a Railroad Landmark Is Revived”. The New York Times. http://cityroom.blogs.nytimes.com/2013/01/31/100-years-later-a-railroad-landmark-is-revived/ 2013年3月11日閲覧。 
  9. ^ May 2013 Capital Program Status Report - Transit and Bus Committee”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ. p. 4.95 (PDF p. 150) (July 2013). 2018年2月21日閲覧。

外部リンク

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