コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

東麓石窟仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東麓石窟仏(ひがしふもとせっくつぶつ)は、宮崎県小林市野尻町東麓にある磨崖仏。宮崎県指定史跡。

概説

[編集]

別称として「薬師磨崖仏」、近隣住民からは「岩之堂薬師」とも呼ばれる。

高さ138.5cm、幅184cm、奥行き166cmの岩窟内に高浮彫りとされたもので、中心に高さ63.3cmの薬師如来の座像、その左右に高さ42.5cmの月光菩薩日光菩薩の立像を脇侍とした薬師三尊であるが、更に十二神将像(高さ39cm - 44cm)を左右に六体ずつ配するという珍しい形態になっている。

製作時期は、文化庁の調査により鎌倉時代後期とされているが、損傷もなく未だ原形をとどめている。

関連項目

[編集]

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]