東横学園女子短期大学
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東横学園女子短期大学 | |
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大学設置 | 1956年 |
創立 | 1938年 |
廃止 | 2010年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人五島育英会 |
本部所在地 | 東京都世田谷区等々力8-9-18[注釈 1] |
学部 | 保育学科[注 1] |
研究科 | [注 2] |
東横学園女子短期大学(とうよこがくえんじょしたんきだいがく、英語: Toyoko Gakuen Women's College)は、東京都世田谷区等々力8-9-18[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1956年に設置され、2010年に廃止された。大学の略称は東横短。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 東京都世田谷区に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人五島育英会[2]。
- 1956年に開学し、当初は家政科のみの1学科体制[注 3]。のちに学科の増設もあり、3学科体制の時期もあった。
- 2007年度の入学生を最後に[注釈 2]、2010年に短期大学としての使命を終える[6]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]教育および研究
[編集]- 東横学園女子短期大学の保育学科では、異文化理解・農業体験・小児栄養・宿泊研修・地域育児支援の各体験プログラムが取り入れられていた。
- オーストラリア・イギリス・ニュージーランド・アメリカなどでの海外研修が実施されていた。
学風および特色
[編集]沿革
[編集]詳しい沿革は関連項目である東京都市大学等々力中学校・高等学校を参照。
- 1939年
- 1951年
- 1956年
- 1958年
- 1963年
- 1966年
- 1969年
- 1970年
- 1976年
- 1984年
- 1990年
- 1991年
- 1992年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2000年
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2007年
- 2009年
- 2010年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 東京都世田谷区等々力8-9-18[注釈 1]
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- オリジナルカレッジマークは右記資料にあり[55]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 保育学科 入学定員100名 昼間部3年制[注釈 9]
その他の学科
[編集]- 家政学科→生活学科→ライフデザイン学科 入学定員X名[注釈 9]
- 国語国文学科[注釈 11]→言語コミュニケーション学科[注 14]
- 英語英文学科[注釈 11]
- 保育学科 入学定員100名[注 15]
専攻科
[編集]別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]附属機関
[編集]- 女性文化研究所
- 子育て支援センター
- 図書館
研究
[編集]学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]- 東横学園女子短期大学の学園祭は「桐華祭」と呼ばれ毎年、概ね10月中旬頃に行われていた。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
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- 高鳥正夫 元学長
- 石原千秋 元助教授(夏目漱石研究)
- 林望 元教授(エッセイスト、『イギリスはおいしい』など)
- 秦恒平 作家、元非常勤講師
- 高木美也子 元教授、生命倫理学者
- 三田村雅子 元講師、日本文学研究者
- 木川裕 元講師
出身者
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 1号館・2号館・3号館・体育館ほかテニスコート(アーバンコート・クレイコートの2つがあった)などがあった。ちなみに図書館(およそ180,000冊が所蔵されていた)・学生食堂・子育て支援センター「ぴっぴ」は3号館にあった。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]アメリカ
[編集]イギリス
[編集]オーストラリア
[編集]日本
[編集]関係校
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 子育て支援センター「ぴっぴ」を活用することで、地域との交流を図っていた。
卒業後の進路について
[編集]編入学・進学実績
[編集]- これまでの実績では、併設の武蔵工業大学ほか岩手大学・岩手県立大学・淑徳大学・東京成徳大学・和洋女子大学・共立女子大学・杏林大学・東京農業大学・日本大学・東洋大学・武蔵野大学・恵泉女学園大学・産業能率大学・桃山学院大学などがある。
注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 現在は、統合先の東京都市大学の所在地となっている。
- ^ a b 武蔵工業大学への統合により平成20年度より学生募集停止[5]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj 女のみ
- ^ a b 出典[18]
- ^ a b 出典[25]
- ^ a b 出典[26]
- ^ a b c 出典[33]
- ^ a b c 出典[34]
- ^ a b 最終募集となった2007年における体制[56]。
- ^ a b 最終募集となったとされる1990年における体制[29]。
- ^ a b 最終募集となった1996年度における入学定員は200名[57]。
- ^ a b c 1967年度資料[59]には記載がないことから、記録上は1966年度限りだったことが窺える[16]
補足
[編集]- ^ 廃止時における学科体制[1]。ほか学科も参照のこと。
- ^ 専攻科参照のこと。
- ^ 出典[3][4]
- ^ 傘下の学校法人五島育英会が運営。
- ^ 現在の東京急行電鉄にあたる。
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 出典[11]。なお、4月19日をもって開校と記載された資料もある[12]。
- ^ 出典[31][32]。
- ^ 出典[37]。うち1回生 856[38]
- ^ 平成9年度より学生募集停止[39]。
- ^ 出典[44][45]。1999年度[46]と2000年度[47]の各資料とを見比べた結果からも割り出すこともできる。
- ^ 平成16年度より学生募集停止[50]。
- ^ 募集停止中の学科の定員数も含む
- ^ 最終募集となった2003年度における入学定員は145名[58]。
- ^ 最終募集となった2007年における体制。
- ^ 出典[60]
出典
[編集]- ^ a b 文教協会'2010.
- ^ 文教協会'2009.
- ^ 大学資料 (1)より。
- ^ 大学時報 = University current review 5(2)(18)より。
- ^ 文教協会'2008.
- ^ 文教協会'2011, p. 314.
- ^ 教学社'1990, p. 2.
- ^ 東横百貨店より。
- ^ 学校法人名簿 昭和32年度より。
- ^ 学校年鑑 1959より。
- ^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)より。
- ^ 五島慶太の追想より。
- ^ 文部省'58, p. 21.
- ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'63, p. 27.
- ^ a b 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)-専攻科-より。
- ^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学教育 (20)より。
- ^ 文部省'66, p. 32.
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)-専攻科-より。
- ^ 短期大学教育 (24)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省'70, p. 35.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省'76, p. 42.
- ^ 教学社'1990, p. 3.
- ^ a b 文教協会'1990.
- ^ 文部省'90, p. 60.
- ^ 文教協会'1991.
- ^ 文部省高等教育局'1991.
- ^ 短期大学教育 (47)より。
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 文部省'91, p. 62.
- ^ 文教協会'1992.
- ^ 文部省'92, p. 63.
- ^ a b 旺文社'1992.9, p. 264.
- ^ a b 文教協会'1997.
- ^ 文部省'96, p. 70-71.
- ^ 文部省'97, p. 72-73.
- ^ 文部省'98, p. 64.
- ^ 文部省'99, p. 67.
- ^ 文教協会'2000.
- ^ 旺文社'2000.05, p. 253.
- ^ 梧桐書院'1999.4, p. 265.
- ^ 梧桐書院'2000.4, p. 252.
- ^ 文教協会'2001.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ a b c 文教協会'2004.
- ^ a b c 晶文社'04, p. 167.
- ^ 文教協会'2005.
- ^ 文教協会'2006.
- ^ 文教協会'2011.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 135.
- ^ 文教協会'2007.
- ^ 文教協会'1996.
- ^ 文教協会'2003.
- ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和48年度 (短期大学資料)より。
- ^ 晶文社'1989.4, p. 291.
- ^ a b 晶文社'1989.4.
- ^ 東横学園女子短期大学紀要より。
- ^ 東横学園女子短期大学女性文化研究所紀要より。
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和34年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和39年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和42年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和46年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1991年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1997年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1998年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1999年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成2年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成4年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成8年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成12年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成13年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成16年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成20年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成21年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成22年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成23年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部省 高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧 平成3年度』文部省高等教育局 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 2000年版』梧桐書院 。
- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 2001年版』梧桐書院 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社出版編集部/編集『全国短期大学受験案内 1990 '90年度用』晶文社 。
- 晶文社出版編集部『短期大学受験案内 2005年度用』晶文社出版 。
赤本
[編集]- 教学社/編『東横学園女子短期大学 '91 大学入試シリーズ』教学社 。