東京ブルース (西田佐知子の曲)
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「東京ブルース」 | ||||
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西田佐知子 の シングル | ||||
A面 | 東京ブルース | |||
B面 | サルビアの花は知っている | |||
リリース | ||||
規格 | シングルレコード | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール・レコード | |||
作詞・作曲 |
作詞: 水木かおる(M-1・2) 作曲: 藤原秀行(M-1・2) | |||
西田佐知子 シングル 年表 | ||||
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「東京ブルース」(とうきょうブルース)は、1964年1月に発売された西田佐知子のシングルレコードである。発売元はポリドール・レコード(現:ユニバーサルミュージック)。品番:DJ-1421。
解説
[編集]表題曲「東京ブルース」とB面曲「サルビアの花は知っている」の両楽曲とも、「アカシアの雨がやむとき」(1960年の楽曲)の作詞・作曲を手がけた“水木かおる・藤原秀行”コンビによる。演奏は、ポリドール・オーケストラ。
当時、西田佐知子には「アカシアの雨がやむとき」が持つ退廃的なイメージが強かったが、ポピュラー調である本楽曲の大ヒットにより「美人流行歌シンガー」としての地位が揺るぎないものになった、とベスト・アルバムのライナーノーツで紹介されている[1]。
発売された1964年は東京オリンピックが開催された年であり、名前に「東京」のつく楽曲や言葉(商品コピー等)が流行した[2]。西田は本楽曲で同年大晦日に放送された『第15回NHK紅白歌合戦』に出場(連続4回目)したが、この第15回紅白には本楽曲を含め、題名に「東京」とつく楽曲が計4曲登場している。
収録曲
[編集]収録作品
[編集]- 東京ブルース
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- 西田佐知子 アカシアの雨がやむとき(1993年:POCH-1288)
- 全曲集(1994年:POCH-1437)
- 西田佐知子全曲集(1999年:POCH-1842)
- スーパー・バリュー 西田佐知子(2001年:UPCH-8010)
- GOLDEN☆BEST 西田佐知子(2003年:UICZ-6041)
- 西田佐知子 ベスト10(2005年:UPCY-9016)
- 西田佐知子 魅惑のヒット集ベリーベスト(2006年:EJS-5)
- 西田佐知子歌謡大全集(2007年:UPCY-9096/100)
- 西田佐知子 エッセンシャル・ベスト(2007年:UPCY-9137)
- 初めての街で 〜西田佐知子ベストセレクション〜(2009年:UPCY-6543)
カバー
[編集]- 1971年藤圭子が7月5日のサンケイホールリサイタルにてカバー。(同10月5日アルバム『藤圭子リサイタル』に収録)。
- スタジオジブリの映画『おもひでぽろぽろ』(1991年の映画)の劇中において、本楽曲が使用されており、同映画のオリジナル・サウンドトラックCDにも収録された。ほか、2003年9月放送開始のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』第133話劇中でも使用されている[4]。歌ったのはいしだあゆみ。
- 1994年には香西かおりがカバーした(アルバム『綴織百景 VOL.4 旅』に収録)。
- 1996年には舟木一夫がカバーした(アルバム『ツイン・パック 風、好きに吹け~迷夢本望~』(Disk 2)に収録)。
- 2007年にはアルバム『忘れないわ』で八反安未果がカバー、
脚注
[編集]- ^ ベスト・アルバム 『GOLDEN☆BEST 西田佐知子』(2003/11/26発売、ユニバーサルミュージック、規格品番:UICZ-6041)の歌詞ブックレットに掲載されているライナーノーツ(著:土龍団)参照。
- ^ 『現代用語の基礎知識 2003』特別付録、「ニッポン風俗・芸能グラフィティ」(2003年、自由国民社刊、著:室伏哲郎)参照。
- ^ 『読売新聞』1968年9月29日付朝刊、23頁。
- ^ 項目『てるてる家族#使用された楽曲』参照。