村瀨陸
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人物情報 | |
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生誕 |
1990年 兵庫県西宮市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 関西大学文学部 |
学問 | |
研究分野 | 日本考古学 |
研究機関 | 奈良市教育委員会文化財課埋蔵文化財調査センター |
主要な作品 |
『佐紀古墳群航空レーザ測量調査速報成果資料集』(2023年) 「佐紀古墳群の成立とその意義」(『古代学研究』235、2022年) 『富雄丸山古墳発掘調査報告書1』(編者、2022年) |
学会 |
埴輪検討会 古代学研究会 考古学研究会 |
主な受賞歴 | 第一回高槻古代史懸賞論文「いましろ賞」佳作受賞 |
村瀨 陸(むらせ りく、1990年[1] - )は、日本の考古学者。
奈良市富雄丸山古墳にて国宝級の蛇行剣・鼉龍文盾形銅鏡の発掘を担当。
来歴
[編集]兵庫県西宮市生まれ。2014年関西大学文学部卒業。同年より奈良市教育委員会文化財課埋蔵文化財調査センター学芸員。
2022年、富雄丸山古墳の発掘調査で造り出しの埋葬施設から東アジア最大の蛇行剣、類例のない鼉龍文盾形銅鏡の発掘を担当。この年の正月に田原本町に所在する鏡作坐天照御魂神社に初詣に行った際、お守りを受けて大発見に繋がった[2] 。
2022年、READYFORのクラウドファンディングで「古墳時代の大王が眠る!佐紀古墳群を航空レーザ測量し真相解明へ!」を行い、5,044,000円の資金調達に成功[3]。2023年に調査を実施し、速報成果が公表された[4]。ほかに、ウワナベ古墳、平城京跡、史跡大安寺旧境内の発掘を担当[5] 。趣味は筋トレと三線[6]。
研究
[編集]古墳時代の埴輪、銅鏡などが専門[7]。
脚注
[編集]- ^ 「富雄丸山古墳の被葬者像を探る」『巨大古墳の古代史』2023年
- ^ 「国宝クラスの盾形銅鏡と蛇行剣を発見」『月刊大和路ならら』2023年5月
- ^ “古墳時代の大王が眠る!佐紀古墳群を航空レーザ測量し真相解明へ! - クラウドファンディング READYFOR”. readyfor.jp. 2024年5月27日閲覧。
- ^ “佐紀古墳群航空レーザ測量調査速報成果資料集”. 全国遺跡報告総覧. 2024年5月27日閲覧。
- ^ 「蛇行剣と鼉龍文盾形銅鏡の謎」『歴史人』2023年9月
- ^ 「ひと」『毎日新聞』2023年2月16日
- ^ 村瀨陸 - researchmap