村尚也
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村尚也(むら なおや、1953年 - )は、日本舞踊家、伝統芸能の演出・著述・振付・評論家。舞踊家としては坂東鼓登治(ばんどう ことじ)、舞台演出、振付、評論、執筆活動等は村尚也(むら なおや)として活動。東京生まれ。
日本舞踊坂東流幹部師範。日本舞踊協会会員。
経歴と人物
[編集]1981年、日本舞踊家によるグループ「おどりの空間」を結成。「おどりの空間」の作品の振付・演出。またグループ主催によるイベント・各種講習会・講演会etc.の企画やプロデュース。日本舞踊では古典や新作のほか稀曲上演など。主な作品=「(説教節による)くずの葉」「祭文八百屋お七(梅若清瑛・復曲)」「傾城の川崎音頭(稀音家義丸・演奏)」「忠臣蔵三段目裏門(竹本越孝・鶴澤津賀寿・演奏)」「(落語と清元による)累草紙」ほか。
80年代後半に喫茶店での邦楽ライブ「ときわ津と現代(いま)」「鳴物講習会」また「かつらの見わけ方講習会」などを企画開催。
能の梅若万三郎(当時万紀夫)の「オムニバス能」三部作を演出(主催=東京都歴史文化財団。うち「源氏物語変妖」はドイツルネサンス劇場でも上演)文楽の「吉田文雀の世界」演出。能(野村四郎)文楽(豊竹咲太夫)との謡かたり三人の会で演出(東京・京都など)後述の坂東鼓登治の名前でルネサンス歌舞伎「応挙の幽霊」(主演=坂口良子)「加賀見山旧錦絵」(主演=朝丘雪路)などの演出。前進座では「土蜘蛛退治」ほか、文楽人形による「お七吉三」「三勝道行」(吉田文雀・簑助・和生)ほかをそれぞれ振付。モーニング娘。をはじめとするアイドルとの日舞イベント。
「ことじ乃會」を主宰し、国立大劇場・小劇場、浅草公会堂の劇場・ホールや能舞台、小劇場、ライブハウスなどで公演を行う。また海外公演は国際交流基金やジャパン・ソサエティーなどの主催で、アメリカ、中南米、インドネシア、韓国など二十数か国。古典舞踊のほかには、フラメンコの長嶺ヤスコや、小松原庸子と 共演。浪曲の国本武春や奄美大島の朝崎郁恵、女優浅利香津代、和太鼓の林英哲、ピアノのMon`、歌い手のEmme、尺八の小濱明人など。
著作
[編集]著書には「踊るヒント見るヒント」正・続巻(演劇出版社出版事業部)「おどりの扉」(日本舞踊社)「しぐさに隠された日本人の心」(ドアーズ本舎)「マンガで楽しむ能の名曲70番」「まんがで楽しむ狂言の名曲70番」(檜書店)「日本舞踊大鑑」上・下巻(創紀房新社)ほか
連載は月刊「演劇界」「日本舞踊」「能楽ジャーナル」「伝統文化新聞」「(能楽誌)花もよ」「邦楽ジャーナル」「公明新聞」など。
出演等
[編集]NHKテレビでは「伝統芸能鑑賞入門」「芸能花舞台」「にっぽんの芸能」。ラジオでは「ラジオ深夜便」「能楽鑑賞」などに出演。
文化庁の芸術祭・各種支援事業などの審査員も歴任。文化学院で講師。
脚注
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