札幌パークホテル
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札幌パークホテル SAPPORO PARK HOTEL | |
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ホテル概要 | |
設計 | 坂倉準三建築研究所[1] |
運営 | グランビスタ ホテル&リゾート |
前身 | ホテル三愛 |
階数 | 地下2階 - 地上11階 |
部屋数 | 216[2]室 |
駐車場 | 220台 |
開業 | 1964年7月10日[3] |
最寄駅 | 中島公園駅 |
所在地 |
〒064-8589 札幌市中央区南10条西3丁目 |
位置 | 北緯43度02分52秒 東経141度21分22秒 / 北緯43.04778度 東経141.35611度座標: 北緯43度02分52秒 東経141度21分22秒 / 北緯43.04778度 東経141.35611度 |
公式サイト | 札幌パークホテル 公式サイト |
札幌パークホテル(Sapporo Park Hotel)は、札幌市中央区にあるホテル。
概要
[編集]中島公園の一角にあるホテルで札幌市営地下鉄南北線中島公園駅近くの立地であり、歓楽街のすすきのへも徒歩圏内にあるなど札幌市中心部へのアクセスに便利である。開業以来各種会議・総会・学会などの会場として利用されており、多目的ホールの「パークプラザ」は最大2,500名が収容可能になっている。他にも大小のバンケットルームが充実しており、MICE開催に積極的である[4]。
沿革
[編集]札幌パークホテルの前身となるホテル三愛は、リコー三愛グループ創始者の市村清が、札幌市から中島公園一角の約6,000坪に及ぶ土地の払い下げを受けて設立した[5]。国際観光ホテルを建設することで北海道への日本国外からの観光客誘致や札幌でのオリンピック開催に向けた受け入れ施設を整備することが急務となっていた[5]。
- 1962年(昭和37年):「ホテル三愛」設立総会[3]。
- 1964年(昭和39年):三愛ボウル(後のパークボウル)オープン[3]。「ホテル三愛」開業[3][6]。
- 1965年(昭和40年):政府登録ホテルとなる[3]。
- 1966年(昭和41年):三井観光開発(現グランビスタ ホテル&リゾート)に経営権譲渡[7]。「株式会社札幌パークホテル」に社名変更し、「札幌パークホテル」と改称。
- 1968年(昭和43年):パークホール完成[3]。
- 1972年(昭和47年):国際オリンピック委員会(IOC)の『理事会総会』開催。パークボウル閉館し、ニューパークボウルオープン[3]。
- 1974年(昭和49年):『北方圏環境会議』開催。
- 1975年(昭和50年):ニューパークボウル閉館[3]。
- 1978年(昭和53年):三井観光開発と合併[3]。
- 1989年(平成元年):パークチャペルオープン[3][8]。
- 1997年(平成 9年):札幌コンサートホールKitaraにテラスレストラン「キタラ」オープン[3]。
- 2003年(平成15年):天皇皇后滞在[3]。
- 2006年(平成18年):天皇皇后滞在[3]。
- 2011年(平成23年):天皇滞在[3]。
- 2019年(平成31年、令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 1月:札幌パークホテル建て替えが白紙化[13]。
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)
施設・設備
[編集]客室
[編集]- 5階・6階:スタンダードフロア
- 5階・6階:スタンダードシングル (18 m²)
- 5階・6階:スタンダードラージツイン【パークビュー】 (31 m²)
- 5階・6階:スタンダードツイン (24 m²)
- 5階・6階:スタンダードツイン【パークビュー】 (24 m²)
- 5階・6階:スタンダードラージトリプル【パークビュー】 (31 m²)
- 5階・6階:スタンダード4ベッドルーム【パークビュー】 (31 m²)
- 5階・6階:スタンダードトリプル (24 m²)
- 5階・6階:スタンダードトリプル【パークビュー】 (24 m²)
- 7階・8階・9階:スーペリアフロア(一部客室にネスプレッソコーヒーマシン[18]、9階客室のみエアウィーヴフロア[19])
- 7階:スーペリア4ベッド【パークビュー】 (31 m²、一部ネスプレッソコーヒーマシン)
- 7階:スーペリアラージトリプル【パークビュー】 (31 m²、一部ネスプレッソコーヒーマシン)
- 8階:スーペリアクイーンダブル【パークビュー】 (24 m²)
- 9階:ハリウッドラージツイン【パークビュー】 (31 m²、一部ネスプレッソコーヒーマシン、エアウィーヴ)
- 9階:スーペリアコンフォートツイン【パークビュー】 (24 m²、エアウィーヴ)
- 7階・8階:スーペリアラージツイン【パークビュー】 (31 m²、一部ネスプレッソコーヒーマシン)
- 7階・8階・9階:スーペリアツイン (24 m²、一部エアウィーヴ)
- 7階・8階・9階:スーペリアコンフォートシングル (18 m²、一部エアウィーヴ)
- 7階・8階・9階:スーペリアセミダブル (18 m²、一部エアウィーヴ)
- 10階:エグゼクティブフロア Park in Park
- 10階:デラックスダブル (35 m²)
- 10階:デラックスツイン (35 m²)
- 10階:ファミリー (47 m²)
- 10階:ユニバーサル【パークビュー】 (47 m²)
- 10階:ブライズツイン (51 m²、シーリー社製ベッド)
- 10階:ブライズダブル【パークビュー】 (51 m²、シーリー社製ベッド)
- 10階:スパホーム【パークビュー】 (60 m²、シーリー社製ベッド)
- 10階:セカンドハウス【パークビュー】 (60 m²、シーリー社製ベッド)
- 10階:ロイヤルツイン【パークビュー】 (70 m²、シーリー社製ベッド)
- 10階:インペリアルスイート【パークビュー】 (123 m²、シーリー社製ベッド)
レストラン、バー、ラウンジ
[編集]- B1階:会員制クラブ パーククラブ
- 1階:ロビーラウンジ ラッソ
- 1階:テラスレストラン ピアレ
- テラスレストラン ピアレ ケーキコーナー
- 4階:四川料理 桃源郷
- 11階:日本料理 札幌なだ万雅殿
- 天婦羅カウンター まつ丼
- 寿司カウンター 清水
- 鉄板焼カウンター
- おでん・炙りカウンター おでん処かみむら
- 札幌コンサートホールKitara:テラスレストラン キタラ
ブライダル
[編集]- 1階:チャペル
- 3階:ブライダルサロン
- 3階:神式場
- 3階:衣装室
- 3階:ブライズルーム
宴会・会議
[編集]- B2階:宴会場 パークプラザ (1,800 m²、最大収容人数2,500名)
- 1階:宴会場 ザ・テラスルーム (314 m²、最大収容人数250名)
- 2階:宴会場 パールルーム (215 m²、最大収容人数150名)
- 3階:宴会場 エメラルド (449 m²、最大収容人数500名)
- 3階:宴会場 パークホール (1,165 m²、最大収容人数2,000名)
- 3階:小宴会場
- 高砂 (103 m²)
- 末広 (52 m²)
- 羽衣 (52 m²)
- 福寿 (52 m²)
- 蓬莱 (52 m²)
- 松・竹 (各31 m²)
- 4階:小宴会場
- 清流 (70 m²)
- 和光 (52 m²)
- 有明 (52 m²)
- 金華 (52 m²)
- 松風 (52 m²)
ショップ
[編集]- B1階:ナチュラルセラピーサロン ISIS Genny(イシスジェニー)札幌パークホテル店
- B1階:ル グランサンク
- 1階:ブティック和光 東京銀座
- 1階:北海道観光物産興社
- 1階:liebe(リエベ)
- 1階:GANON FLORIST(ガノン フローリスト)
- 3階:フォトスタジオ葉山
- オンラインショップ:札幌パークホテル オンラインショップ
MICE施設整備事業
[編集]札幌パークホテルと中島公園周辺の整備(大規模国際会議や展示場の整備)を目的とした新MICE施設整備事業を策定し、札幌市とグランビスタホテル&リゾート、サンケイビルの共同事業として始まる。
基本設計
[編集]2019年当初の計画では2021年度中に新ホテルの着工、2023年度後半には既存ホテルの解体が決まっていた[20]。
沿革
[編集]- 2018年(平成30年)
- 5月:新MICE施設整備基本計画を策定[21]。
- 2019年(令和元年)
- 12月:新MICE施設整備基本計画の基本設計が完了[21]。
- 2021年(令和3年)
- 1月:MICE施設整備事業が新型コロナウイルス感染症などの影響により2023年3月を目処に再検討[13]。
- 2023年(令和5年)
- 3月:MICE施設整備事業の再検討の延長に伴い2024年3月まで再延期[17]。
Park in Park 特別サービス
[編集]エグゼクティブフロア(Park in Park)に宿泊した場合のみ下記のサービスを受けられる[22]。
- 朝食無料
- テラスレストラン ピアレ
- 日本料理 なだ万雅殿
- ルームサービス
- デザートセット(1泊につき1回)
- テラスレストラン ピアレ
- ワンドリンク&オードブル(1泊につき1回)
- 会員制クラブ パーククラブ(ビジターフィー無料)
- 選べるバスアメニティ(下記2種類から1つを選択)
- Omnisens(オムニサンス・パリ)
- ETRO(エトロ)
- 客室冷蔵庫内ドリンク無料サービス
- 駐車場無料サービス
- ビデオ有料放送視聴無料サービス
- 新聞(朝刊・夕刊1紙)無料サービス
- ミーティングルーム1時間利用無料サービス
アクセス
[編集]ホテル正面北側には札幌駅前通や菊水旭山公園通(南9条通)がある。
- 札幌市営地下鉄南北線中島公園駅下車
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌駅から車で約10分
- 丘珠空港(札幌飛行場)から車で約30分
- 新千歳空港から高速道路利用して車で約50分(北都交通、北海道中央バス 新千歳空港連絡バス「中島公園」停留所)
- 有料駐車場
- 収容台数:220台
- 屋根なし平面
脚注
[編集]- ^ “坂倉建築研究所”. 2016年12月2日閲覧。
- ^ “札幌パークホテル|株式会社グランビスタホテル&リゾート【公式サイト】”. 2020年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 沿革・歴史.
- ^ “MICE開催ホテルの条件”. 札幌パークホテル. 2016年12月2日閲覧。
- ^ a b 設立の趣旨.
- ^ “札幌パークホテル”. 札幌商工会議所. 2016年12月2日閲覧。
- ^ “沿革”. グランビスタ ホテル&リゾート. 2016年12月2日閲覧。
- ^ “礼拝堂「パークチャペル」”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1989年8月31日). 2016年12月2日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “「ヒルトン札幌パークホテル」、2023年に開業予定|株式会社グランビスタホテル&リゾート【公式サイト】”. 株式会社グランビスタホテル&リゾート【公式サイト】. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “札幌 なだ万雅殿内 「鉄板焼カウンター 竹花亭」 閉店のご案内 | なだ万”. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “公式ホームページ 「ご宿泊予約特典」変更のお知らせ 札幌パークホテル”. www.park1964.com. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “札幌グランドホテル 一時営業休止のお知らせ|札幌グランドホテル”. 札幌グランドホテル【公式サイト】. 2020年5月14日閲覧。
- ^ a b “札幌市の「MICE」構想白紙に、中島公園地区で計画”. 日本経済新聞 (2021年1月22日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “札幌なだ万雅殿 鉄板焼カウンター リニューアルオープンのご案内 | なだ万”. 2023年9月13日閲覧。
- ^ “日比谷花壇、北海道内店舗を閉鎖 法人向けは継続”. 日本経済新聞 (2022年12月15日). 2023年9月13日閲覧。
- ^ “GANON新店舗オープンのお知らせ -3月16日札幌グランドホテル、18日札幌パークホテル-”. GANON FLORIST-ガノンフローリスト【札幌円山の花屋・おしゃれなギフトフラワー通販】 (2023年5月11日). 2023年9月13日閲覧。
- ^ a b “MICE施設の検討期間1年延長 札幌市「需要見極め必要」:北海道新聞デジタル”. 北海道新聞デジタル. 2023年9月13日閲覧。
- ^ “ネスプレッソ コーヒーマシン導入のご案内 札幌パークホテル”. www.park1964.com. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “9階にエアウィーヴフロアを導入いたしました。 札幌パークホテル”. www.park1964.com. 2020年5月14日閲覧。
- ^ “新MICE施設の概要について”. 札幌市 経済観光局 観光・MICE 推進部. 2023年9月14日閲覧。
- ^ a b 札幌市. “新MICE施設整備事業の進捗”. 札幌市. 2023年9月13日閲覧。
- ^ “10Fエグゼクティブフロア「Park in Park」のサービスが新しくなりました。 札幌パークホテル”. www.park1964.com. 2020年5月14日閲覧。
参考資料
[編集]- “設立の趣旨”. 札幌パークホテル. 2016年12月2日閲覧。[リンク切れ]
- “札幌パークホテルについて”. 札幌パークホテル. 2023年6月18日閲覧。
関連項目
[編集]- 日本全国縦断ロケ - ロケ地として使用
- 日高晤郎 - 札幌滞在時の宿として常用
- 中川一郎 - 宿泊先のこのホテルの一室で自殺。
- STVラジオ - 6月の北海道神宮例大祭に合わせ駐車場にて「ドキドキFOODパーク」を開催。
外部リンク
[編集]- 札幌 ホテル -札幌パークホテル<公式サイト>-
- 札幌パークホテル Sapporo Park Hotel (park1964) - Facebook
- 【公式】札幌パークホテル (@sapporo.parkwedding) - Instagram