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末尾至行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

末尾 至行(すえお よしゆき、1927年9月23日 - 2023年6月16日[1])は、日本人文地理学者。関西大学名誉教授。

経歴

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神戸市出身。1952年京都大学文学部史学科卒。1971年「水力開発=利用に関する歴史地理学的研究」で京大文学博士奈良女子大学助教授、1967年関西大学文学部助教授、教授、1998年定年名誉教授[2]東西学術研究所委嘱研究員。1986-88年、1992-94年人文地理学会会長。主として水車を研究した。

2009年4月瑞宝中綬章受章[3]

著書

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  • 『水力開発=利用の歴史地理』大明堂 1980
  • 『日本の技術 12 水車先人の技術遺産』第一法規出版 1994
  • 『中近東の水車・風車』関西大学東西学術研究所研究叢刊 1999
  • 『日本の水車 その栄枯盛衰の記』関西大学東西学術研究所研究叢刊 2003

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  • 『人文地理 教養のための22章』橋本征治共編 大明堂 1988
  • 『トルコの水と社会』編 大明堂 1989

翻訳

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  • ピエール・ジョルジュ等『行動の科学としての地理学』共訳 大明堂 1969
  • T.S.レイノルズ『水車の歴史 西欧の工業化と水力利用』藤原良樹細川ヨシノブ共訳 平凡社 1989

論文

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脚注

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  1. ^ 千里地理通信 第89号” (2023年9月16日). 2023年11月9日閲覧。
  2. ^ 『現代日本人名録』
  3. ^ 平成21年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 11 (2009年4月29日). 2009年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月11日閲覧。
先代
水津一朗
矢守一彦
人文地理学会会長
1986年 - 1988年
1992年 - 1994年
次代
矢守一彦
成田孝三