末吉孝州
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末吉 孝州(すえよし たかくに、1935年3月15日[1] - 2003年4月22日)は、日本の西洋思想史学者。
東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。就実女子大学助教授、教授。1998年マルコ・ポーロ賞受賞。2001年退職、専門はヨーロッパ近代思想史および精神史。『イタリア史』翻訳が未完に終わり川本英明が後を継いだ。
著書
[編集]- 第一次世界大戦とドイツ精神 太陽出版、1990
- グイッチァルディーニの生涯と時代 グイッチァルディーニ研究序説(上・下)太陽出版、1997-1998
翻訳
[編集]- グイッチァルディーニの「訓戒と意見」(リコルディ)F.グイッチァルディーニ 太陽出版,1996.10
- フィレンツェ史 フランチェスコ・グイッチァルディーニ 太陽出版、1999.3
- ルネサンス哲学における個と宇宙 エルンスト・カッシーラー 太陽出版、1999.5
- フィレンツェの政体をめぐっての対話 グイッチァルディーニ 太陽出版、2000.3
- イタリア史 1-6 F.グイッチァルディーニ 太陽出版、2001-2003
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.311
参考
[編集]- 末吉孝州先生略歴・業績目録 (末吉孝州先生追悼) 就実大学史学論集 2006
- http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4884693434.html