木部尚志
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木部 尚志(きべ たかし、1964年 - )は日本の政治学者。専門は政治思想史、政治理論。国際基督教大学教養学部教授。テュービンゲン大学社会科学博士(Dr. rer. soc.)。2022年-24年に政治思想学会代表理事。
経歴
[編集]福岡県生まれ。1986年国際基督教大学教養学部卒業。1988年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。1995年ドイツ・テュービンゲン大学で博士号取得。国際基督教大学学部時代は武田清子に歴史学を、千葉眞に政治思想史を学ぶ。大学院進学後は藤原保信に政治思想史を学ぶ。
著書
[編集]単著
[編集]- Frieden und Erziehung in Martin Luthers Drei-Stände-Lehre: ein Beitrag zur Klärung des Zusammenhangs zwischen Integration und Sozialisation im politischen Denken des frühneuzeitlichen Deutschlands(Peter Lang, 1996年)
- 『ルターの政治思想』(早稲田大学出版部, 2000年)
- 『平等の政治理論』(風行社, 2015年)
訳書
[編集]- デイヴィッド・マクレラン『イデオロギー』(昭和堂, 1992年)
- ロバート・エリクセン『第三帝国と宗教ーーナチスを支持した神学者たち』(風行社, 2000年)
- シェルドン・S・ウォリン『アメリカ憲法の呪縛』(みすず書房, 2006年)
- レオ・シュトラウス『リベラリズム 古代と近代』、(ナカニシヤ出版, 2006年)