木村正直
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木村 正直(きむら まさなお)は大相撲の行司の名跡の一つ。これまでは朝日山部屋の行司が襲名している。
発祥
[編集]大坂相撲所属の達人・木村越後の前々名である。彼が名乗った後は、彼の系統弟子達が襲名している。
襲名者代々
[編集]- 初代 大坂相撲所属の達人・木村越後の前々名で、“松翁”20代木村庄之助と並ぶ名行司であったという。なお、越後を名乗る前に「8代木村玉之助」を襲名している。
- 2代 初代の弟子で後の23代木村庄之助。大坂相撲時代の1913年1月より副立行司時代の1959年11月まで46年間名乗る。行司停年制実施に伴い、1960年1月、立行司23代庄之助(式守伊之助を経ず)に昇格。
- 3代 2代の弟子で後の24代式守伊之助。初名は初代木村正義。1962年1月に木村正信から3代目を襲名。1977年9月まで名乗り、同年11月、立行司昇格。
- 4代 3代の弟子である2代木村正義が1984年1月に襲名。1990年に十両格、2003年1月に幕内格[1]、2008年9月場所より三役格。在位中の2013年1月29日に死去[2]。
脚注
[編集]- ^ “錦太夫が三役格に昇進 日本相撲協会”. 47NEWS (2002年9月26日). 2013年2月1日閲覧。
- ^ “訃報:山内幸久さん59歳=大相撲三役格行司、木村正直”. 毎日新聞 (2013年1月29日). 2013年2月1日閲覧。