木村林之助
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木村 林之助(きむら りんのすけ)は、大相撲の行司の名跡の一つ。これまでは出羽海部屋の行司が襲名している。1990年1月場所以降、空きとなっていたが、2007年1月場所より、幕下格の木村保之助が改名して襲名。2011年1月場所から再び空き名跡となっている。
発祥
[編集]大阪相撲に所属していた木村錦太夫が、1924年に東京相撲に移籍。その際、木村林之助と改名したのが始まりである。 彼が名乗った後は、彼の弟子達が襲名している。
襲名者代々
[編集]- 2代 初代の預かり弟子。1951年秋場所~1961年九州場所まで。ただし1949年5月場所~1951年5月場所までは式守林之助を名乗っていた。1962年1月場所からは8代式守錦太夫を襲名。のちの28代木村庄之助。
- 4代 3代目の弟子。本名小林亮太(1977年4月17日-)埼玉県出身。幕下格ながら、2007年初場所に三段目格から昇格したのを機に4代目を襲名したものの、2010年1月から2月に亘る不祥事(当時の妻及び実子への暴行)により、執行猶予付きの有罪判決を受けたことを機に返上[1]。現在は木村千鷲(ちしゅう)を名乗り、2015年5月場所より十両格に昇進。
脚注
[編集]- ^ “行司が3歳長男虐待逮捕、角界また不祥事 - 大相撲ニュース : nikkansports.com” (日本語). nikkansports.com 2018年9月14日閲覧。