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木村光彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木村 光彦(きむら みつひこ、1951年 - )は、日本経済学者。専門は、開発経済学東アジア経済神戸大学大学院国際協力研究科教授、青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科教授を経て、青山学院大学名誉教授。

人物・経歴

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東京都財政学木村元一一橋大学経済学部教授)の三男として生まれる[1][2]。1974年北海道大学経済学部卒業。1979年大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学[3][4]。専門は開発経済学東アジア経済で[1][5]、1989年論文「近代朝鮮経済の研究」で大阪大学より経済学博士の学位を取得[6]

1979年大阪大学経済学部助手。1981年名古屋学院大学経済学部専任講師。1985年名古屋学院大学経済学部助教授。1992年帝塚山大学経済学部教授[3]。1995年神戸大学大学院国際協力研究科教授[4]。1999年青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科教授[7][8]。2020年青山学院大学名誉教授[9]

著書

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  • 『植民地下台湾,朝鮮の民族工業』名古屋学院大学産業科学研究所 1981年
  • "North Korean industry, 1946-50"一橋大学経済研究所 1997年
  • 『北朝鮮経済の分析方法:文献と統計』一橋大学経済研究所 1998年
  • 『北朝鮮農業の分析 : 1960-70年代の非数量データを中心に』一橋大学経済研究所 1998年
  • 『1945-50年の北朝鮮財政資料』一橋大学経済研究所 1999年
  • 『北朝鮮の経済 : 起源・形成・崩壊』創文社 1999年
  • 『1945-48年の北朝鮮産業資料』一橋大学経済研究所 2000年
  • 『북한의 경제 : 기원・형성・붕괴』혜안 2001年
  • 『1945-50年北朝鮮経済資料集成』(鄭在貞と共編)東亜経済研究所 2001年
  • 『北朝鮮の軍事工業化 : 帝国の戦争から金日成の戦争へ』(安部桂司と共著)知泉書館 2003年
  • 『戦後日朝関係の研究 : 対日工作と物資調達』(安部桂司と共著)知泉書館 2008年
  • 『旧ソ連の北朝鮮経済資料集 : 1946-1965年』(編訳)知泉書館 2011年
  • 『北朝鮮経済史 : 1910-60』知泉書館 2016年
  • 『日本統治下の朝鮮 : 統計と実証研究は何を語るか』中公新書 2018年
  • 『THE ECONOMICS OF COLONIALISM IN KOREA : Rethinking Japanese Rule and Aftermath : 日本統治下の朝鮮:統計と実証研究は何を語るか』出版文化産業振興財団 2021年
  • 『歴史の呪縛を解く : 日本とコリア、そしてチャイナの近現代』論創社 2022年

監修

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  • 木村元一著『少壮経済学者の戦時日記』2021年

脚注

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  1. ^ a b 「現代韓国を知ろう」 5 月 18 日~7 月 27 日の毎週木曜日(7 月 国際交流基金
  2. ^ 「名誉教授木村元一略歴」一橋論叢
  3. ^ a b 「木村 光彦」青山学院大学
  4. ^ a b 木村 光彦 Kimura Mitsuhikojglobal
  5. ^ 「日本統治下と戦後の北朝鮮経済の実相 「北朝鮮経済史 1910-60」が出版」産経ニュース2016.12.4 10:30更新
  6. ^ 大阪大学 , 経済学博士 , 乙第4639号 , 1989-02-28
  7. ^ 歴史の呪縛を解く論創社
  8. ^ 木村 光彦researchmap
  9. ^ 青山学院資料センターだより 22号