木下鈴花
個人情報 | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生誕名 | 木下 鈴花 | |||||||||||||||||||||||
フルネーム | 木下 鈴花 | |||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||
生誕 | 2000年11月21日(24歳) 鳥取県米子市 | |||||||||||||||||||||||
スポーツ | ||||||||||||||||||||||||
競技 | ボクシング | |||||||||||||||||||||||
所属 | クリエイティブサポート | |||||||||||||||||||||||
特徴 | サウスポー | |||||||||||||||||||||||
|
木下 鈴花(きのした りんか、2000年11月21日 - )は、日本の女子アマチュアボクシング選手である。鳥取県米子市出身。日本体育大学卒業。クリエイティブサポート所属。
来歴
[編集]鳥取県米子市で生まれ、中学2年の時、幼馴染の入江聖奈に誘われ、シュガーナックルボクシングジムでボクシングを始め[1]、ジムの会長である伊田武志に指導を受けた[2]。
米子南高校進学後、2年生の時に全日本選手権ジュニアの部フライ級と全国高校選抜で優勝し、3年次には全日本選手権シニアの部で3位入賞[3][4]。この年のアマ新鋭賞を受賞[5]。
2019年、日本体育大学に進学し入江と同級生になる。全日本選手権で敗退し2020年東京オリンピックを逃した[1]。
2021年の全日本選手権では東京五輪銅メダリストの並木月海に判定で敗れ準優勝[6]。
2022年1月のアジアU-22選手権ではフライ級で銀メダル獲得[7]。5月の世界選手権に初出場を果たし、フライ級(52kg)で1回戦を突破するも2回戦でカザフスタンの選手に敗退[8]。10月の国体で優勝[9]。11月のアジア選手権では決勝でインドの選手を降し日本女子初のアジア選手権優勝を果たした[10][11]。大会後に一度は大学卒業とともに引退を決めていたボクシングを卒業後も続けることを表明した。
2023年1月15日に行われた世界選手権日本代表選考会で全日本選手権優勝の岸本有彩に勝利し、世界選手権出場を決めた[12]。2月26日に行われたパリオリンピック大陸予選を兼ねるアジア競技大会の54kg級代表決定戦(ボックスオフ)で堀内美沙紀に勝利し、アジア競技大会出場を決めた[13]。3月にインド・ニューデリーで開催された世界選手権にフライ級(52kg)で出場し、準決勝でイタリアの選手に敗れ銅メダルを獲得した[14]。
2023年9月30日、2024年パリオリンピック大陸予選を兼ねたアジア競技大会に54kg級で出場するが、準々決勝でウズベキスタンの選手に敗れオリンピック出場権を獲得できなかった[15]。
2024年3月12日、パリ五輪世界1次予選の50kg級に出場したが、準々決勝でウズベキスタンの選手に敗れ、今大会での五輪出場権獲得を逃した[16]。
2024年6月2日、パリ五輪世界最終予選の50kg級に出場したが、3回戦でブルガリアの選手に敗れ五輪出場権を獲得できなかったため、五輪出場が消滅した[17]。
脚注
[編集]- ^ a b “親友の勇姿まぶしい 一緒に競技続けた 幼なじみ木下さん”. 山陰中央新報デジタル. (2021年8月4日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ アマチュア年間表彰 男子最優秀選手賞は高校生の坂井優太 女子MVPは木下鈴花
- ^ “JOC杯は田中空と入江聖奈が獲得 アマ高校選抜決勝”. Boxing News. (2018年3月23日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “鳥取)高校生女子2人が好成績 全日本女子ボクシング”. 朝日新聞デジタル. (2019年1月18日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “アマ各賞授賞式 プレゼンターに内山高志さん”. Boxing News. (2019年5月19日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “初優勝の秋山佑汰、五輪金の入江聖奈がMVP 全日本選手権最終日”. Boxing News. (2021年11月29日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “アジアU-22 日本勢は金1、銀5、銅3 MVPの入江聖奈「次は9月アジア大会で金メダル」”. Boxing News. (2022年2月2日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “吉沢は3回戦敗退 ボクシング女子世界選手権”. JIJI.COM (2022年5月16日). 2023年3月31日閲覧。
- ^ “とちぎ国体 L・ヘビー級の荒本一成は国体4階級制覇 宮崎県が総合優勝、皇后杯は鳥取県”. Boxing News. (2022年10月11日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “木下鈴花、初のアジア選手権女王 サウスポーの大学4年生/ボクシング”. SANSPO.COM. (2022年11月11日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “最後の国際大会準優勝の入江聖奈が帰国「次は笑顔で終わりたい」 日本女子初優勝の木下鈴花はパリ五輪視野”. スポニチアネックス. (2022年11月14日) 2022年12月18日閲覧。
- ^ “和田まどか、木下鈴花らが女子世界選手権代表に内定 鬼頭茉衣「目標はアメリカバイソン」”. スポニチアネックス. (2023年1月15日)
- ^ “坪井、岡澤、並木らがアジア大会代表に内定 荒本は東京五輪代表・森脇破る”. スポニチ (2023年2月26日). 2023年3月31日閲覧。
- ^ “木下鈴花、女子世界選手権で銅メダル/ボクシング”. SANSPO.COM. (2023年3月23日) 2023年3月24日閲覧。
- ^ “【杭州アジア大会】ボクシング・木下鈴花、パリ五輪切符獲得ならず親友・入江聖奈さんから「モールス信号」でエールも8強で敗退”. スポーツ報知. (2023年9月30日)
- ^ “木下鈴花がパリ五輪出場権獲得逃す ボクシング世界1次予選 5月からの最終に回る”. 産経新聞 (2024年3月12日). 2024年4月19日閲覧。
- ^ “【ボクシング】日本勢は五輪出場権逃す 女子50キロ級の木下鈴花が3回戦で判定負け”. 日刊スポーツ (2024年6月2日). 2024年6月12日閲覧。