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木下康介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木下 康介
名前
愛称 コウスケ
カタカナ キノシタ コウスケ
ラテン文字 KINOSHITA Kosuke
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1994-10-03) 1994年10月3日(30歳)
出身地 東京都大田区港区生まれ)
身長 190cm[1]
体重 85kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 柏レイソル
ポジション FW
背番号 15
利き足 右足
ユース
2001-2006 日本の旗 ドリームスSC
2007-2009 日本の旗 横浜FCジュニアユース
2010-2012 日本の旗 横浜FCユース
2013-2014 ドイツの旗 SCフライブルク
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2016 ドイツの旗 SCフライブルクII 50 (14)
2016 ドイツの旗 FC08ホンブルク 4 (1)
2017-2018 スウェーデンの旗 ハルムスタッズBK 56 (17)
2019 ベルギーの旗 シント=トロイデンVV 2 (1)
2019-2021 ノルウェーの旗 スターベクIF 41 (6)
2021 日本の旗 浦和レッズ 2 (0)
2022 日本の旗 水戸ホーリーホック 38 (12)
2023 日本の旗 京都サンガF.C. 25 (3)
2024- 日本の旗 柏レイソル 38 (10)
代表歴2
 日本 U-19 3 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月17日現在。
2. 2023年3月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

木下 康介(きのした こうすけ、1994年10月3日 - )は、東京都港区生まれ[2][3]大田区出身のプロサッカー選手Jリーグ柏レイソル所属。ポジションはフォワード(FW)

来歴

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プロ入り前

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友人の影響で小学2年次からサッカーを始め、幼少時代より頭1つ背が高かったことから当初はゴールキーパーをやっていたが次第にディフェンダーミッドフィールダーとポジションを上げて、小学4年次よりフォワードとしてプレーを始めた[3]。数あった選択肢の中から後に恩師と語る浮嶋敏が指導する横浜FC Jrユースへと進み、同ユースに昇格[3]日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会で2011年と2012年の2年連続で大会得点王となり[2]、世代別代表にも招集された。ユースチームに在籍しながら、2012年シーズンの6月には2種登録選手としてトップチームにも合流した[4]

海外挑戦

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ユース昇格時より海外挑戦の意向を伝えており[3]、2011年、高校3年の夏には関係者を介しプレミアリーグのマンチェスター・シティFCにビデオと履歴書を送って入団テストを打診。監督直筆の招待状をもらい、シティが英国への渡航費と滞在費を全額負担して7月30日から2週間、テストを受けた[2]。監督をはじめクラブ幹部から入団の勧誘を受け、2011年10月3日に英国でプロ契約が可能となる18歳の誕生日の2012年10月3日を待って、シティからも正式に入団オファーを受けた[3][5]

フライブルク

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2013年1月1日、トップチームの試合出場までには時間がかかることを懸念し、より即戦力に近い選手として認められチーム事情や将来的な育成方針を考え合わせ、同じく練習参加していて非常に熱心に勧誘されたドイツ・ブンデスリーガ1部のフライブルクと複数年のプロ契約を交わし[2][3]、同U-19に移籍した。約半年で同セカンドチームへ合流した直後の2013年8月、U-19日本代表スペイン遠征で足を負傷し、完治を待たず無理してプレーを続けたことで以後2年にわたり怪我に苦しむこととなった[3]

FC08ホンブルク

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2016年、フライブルクのトップチームに昇格することができずに、4部リーグのFC08ホンブルクへ加入[6]

ハルムスタッズBK

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2017年1月にスウェーデン1部のハルムスタッズBKへ移籍した[7]

2018シーズンには同2部でキャリアハイの13ゴールを記録した[3]

シント=トロイデンVV

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2019年1月18日、ベルギー1部のシント=トロイデンVVへの移籍が発表された[8]。2月9日、第25節のワースラント=ベフェレン戦で途中出場を果たすと、移籍後初得点を決めて勝利に貢献した[9]

スターベクIF

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同年7月22日、ノルウェー1部スターベクIFへ移籍[10]。2021年7月19日、シーズン途中の退団と日本への帰国が発表された[11]

国内

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浦和レッズ

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欧州を含む数クラブから話があった中から「新しい挑戦がしたい」として浦和レッズでのJリーグ初挑戦を決断[3]。2021年8月12日、J1リーグ・浦和レッズへの加入が発表された[12][13]。8月25日、J1リーグ第26節サンフレッチェ広島戦で後半途中より出場しJリーグデビューを果たした[3]

水戸ホーリーホック

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2022年1月5日、水戸ホーリーホックへの完全移籍が発表された[14]

京都サンガ

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2022年12月20日、2023年シーズンより、京都サンガF.C.への完全移籍が発表された[15]

柏レイソル

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2024年、柏レイソルへ完全移籍[16]。リーグ前半戦から中盤にかけて途中出場が多く、その中で7得点を記録[17]。リーグ終盤戦はスタメン起用が増えノーゴールの試合もあったが、得点力不足に喘ぐチームでチームトップのリーグ戦10得点を挙げた。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ドイツ リーグ戦 リーグ杯DFBポカール 期間通算
2016-17 FC08ホンブルク 7 レギオナルリーガ 4 1 - 0 0 4 1
スウェーデン リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2017 ハルムスタッズBK 20 アルスヴェンスカン 23 1 - 3 2 26 3
2018 スーペルエッタン 29 13 - 1 1 30 14
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2018-19 シント・トロイデン 18 ジュピラー 2 1 - - 2 1
ノルウェー リーグ戦 リーグ杯ノルウェー杯 期間通算
2019 スターベク 19 エリテセリエン 9 0 9 0
2020 22 5 22 5
2021 10 1 10 1
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2021 浦和 16 J1 2 0 0 0 - 2 0
2022 水戸 15 J2 38 12 - 0 0 38 12
2023 京都 17 J1 25 3 4 1 1 0 30 4
2024 15 38 10 3 0 2 1 43 11
通算 ドイツ ブンデス4部 4 1 0 0 0 0 4 1
スウェーデン アルスヴェンスカン 23 1 0 0 3 2 26 3
スウェーデン スーペルエッタン 29 13 0 0 1 1 30 14
ベルギー ジュピラー 2 1 - 0 0 2 1
ノルウェー エリテセリエン 41 6 41 6
日本 J1 65 13 7 1 3 1 75 15
日本 J2 38 12 - 0 0 38 12
総通算 202 47 7 1 7 4 216 52

その他の公式戦

  • 2019年
    • ベルギーリーグ・ヨーロッパリーグ プレーオフ 5試合1得点

タイトル

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クラブ

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浦和レッズ

個人

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代表歴

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  • U-17日本代表
  • U-19日本代表

脚注

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出典

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  1. ^ Kosuke Kinoshita”. transfermarkt.de. 2013年1月20日閲覧。
  2. ^ a b c d U―19代表FW木下、日本人高校生初のブンデスリーガーに”. hochi.yomiuri.co.jp. 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月20日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j 木下康介(インタビュアー:星野浩司)「浦和・木下康介に単独インタビュー クラブ歴代日本人最長身190センチFW! 高3時にマンCからオファー…」『スポーツ報知』、2021年8月29日https://hochi.news/articles/20210828-OHT1T51171.html2021年8月29日閲覧 
  4. ^ 横浜FCユースの18歳FW木下康介、フライブルク移籍が決定”. soccer-king.jp (2013年1月20日). 2013年1月20日閲覧。
  5. ^ U-19代表FW木下、マンCを断ってブンデスリーガーに”. gekisaka.jp (2013年1月11日). 2013年1月20日閲覧。
  6. ^ 元フライブルク2軍木下康介、独4部リーグへ日刊スポーツ(2016年10月12日)
  7. ^ 元U-19日本代表FW木下康介、スウェーデンのHBKに加入へ…地元紙がインタビューゲキサカ(2017年1月14日)
  8. ^ シント=トロイデンがFW木下康介の獲得を発表!クラブも期待「強靭さと速さを持つ」(2019年1月18日)
  9. ^ STVV木下康介が終了間際に劇的な決勝弾! 途中出場からわずか“3分”でラッキーボーイに!サッカーダイジェスト(2019年2月10日)
  10. ^ “木下康介がノルウェー移籍 1部スターベクが獲得発表”. サンケイスポーツ. (2019年7月22日). オリジナルの2019年7月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190723093603/https://www.sanspo.com/smp/soccer/news/20190722/sci19072220490002-s.html 2023年11月13日閲覧。 
  11. ^ Stabæk Fotball (2021年7月19日). “Kosuke Kinoshita takker for seg etter to år på Nadderud.”. Instagram. 2021年8月12日閲覧。
  12. ^ 木下康介選手 加入のお知らせ | トップチームトピックス”. URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE. 2021年8月12日閲覧。
  13. ^ 浦和が190センチFW木下康介を獲得 ユンカーとは元チームメート”. デイリースポーツ (2021年8月13日). 2021年8月13日閲覧。
  14. ^ 木下康介選手 浦和レッズより完全移籍加入のお知らせ水戸ホーリーホック(2022年1月5日)
  15. ^ 木下康介選手 水戸ホーリーホックより完全移籍加入のお知らせ京都サンガF.C.(2023年1月2日)
  16. ^ 木下康介選手 移籍加入のお知らせ”. 柏レイソル Official site. 2024年1月7日閲覧。
  17. ^ 今季9ゴールのうち“7ゴール”が途中出場 柏レイソルには《最強の切り札》木下康介がいる!”. theWORLD (2024年8月18日). 2024年12月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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