福岡県立朝倉高等学校
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福岡県立朝倉高等学校 | |
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北緯33度25分25.1秒 東経130度39分37.9秒 / 北緯33.423639度 東経130.660528度座標: 北緯33度25分25.1秒 東経130度39分37.9秒 / 北緯33.423639度 東経130.660528度 | |
過去の名称 | 福岡県立朝倉中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 福岡県 |
学区 | 福岡県第7学区 |
併合学校 | 福岡県立朝倉女子高等学校 |
校訓 | 自立・敬愛・聡明 |
設立年月日 | 1908年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D140222800014 |
高校コード | 40173A |
所在地 | 〒838-0068 |
福岡県朝倉市甘木876 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
福岡県立朝倉高等学校(ふくおかけんりつあさくらこうとうがっこう)は、福岡県朝倉市甘木にある男女共学の県立高等学校である。普通科高等学校で、全日制課程と、夜間の定時制課程がある。 「朝高(あさこう)」と略されることが多い。
生徒のほとんどが大学に進学しており、約3分の1は国公立大学へ進学している。2008年(平成20年)、創立100周年を記念して、秋月の黒門をモチーフにした校門がつくられた。
沿革
[編集]- 1908年(明治41年) - 朝倉中学校を開校(同年3月18日文部省認可[1])。
- 1910年(明治43年) - 朝倉郡立朝倉女子実業学校を開校。
- 1915年(大正 4年) - 朝倉郡立朝倉女子実業学校を実科高等女学校とし、朝倉郡立朝倉実科高等女学校に改称。
- 1924年(大正13年) - 甘木町立実業補習学校を設置。
- 1925年(大正14年) - 甘木町立実業補習学校を甘木町立甘木実業専修学校に改称。
- 1933年(昭和 8年) - 甘木町立甘木実業専修学校を朝倉郡女子実業女学校に改称。
- 1935年(昭和10年) - 朝倉郡女子実業女学校を甘木実業高等女学校に改称。
- 1943年(昭和18年)
- 甘木中学校を開校。
- 朝倉郡女子実業女学校を高等女学校として福岡県に移管し、福岡県立甘木高等女学校に改称。
- 1948年(昭和23年) - 学制改革による改組。
- 朝倉中学校・甘木中学校を統合して福岡県立朝倉高等学校を設置。
- 朝倉高等女学校を高等学校とし、福岡県立朝倉女子高等学校を設置。定時制夜須分教場も設置。
- 1949年(昭和24年) - 福岡県立朝倉高等学校と福岡県立朝倉女子高等学校を統合し、福岡県立朝倉高等学校が発足。甘木実業高等女学校は廃止。
- 1954年(昭和29年) - 校旗制定。
- 1955年(昭和30年) - 校訓・校歌制定。
- 1957年(昭和32年) - 東校舎の職業課程を福岡県立朝倉東高等学校として分離。
- 1985年(昭和60年)3月 - 夜須町(現・筑前町)にあった夜須町立夜須分校閉校。
- 2008年(平成20年) - 創立100周年記念
- 2013年 (平成25年) - 新校舎完成
校訓
[編集]自立・敬愛・聡明
校則
[編集]- 一部の地域では通学が不便なため、学校を中心に地図で半径10kmより外の地域では2年次より原付による通学が認められる。進路(就職)が決まり次第自動車教習所への入校も可。ただし、卒業まで車の運転はできない。
- アルバイトは原則禁止である。やむを得ない理由でアルバイトをする生徒は届出をし、学校側に認められなければならない。
- たまに服装検査が行われる程度で、持ち物検査は行われていない。
課程
[編集]全日制
[編集]普通科。
生徒は1学年定員240人の6クラス編成。1年は全員同じカリキュラムであるが、芸術では音楽・書道・美術のいずれか一つを選択し、体育では男子は柔道か剣道のどちらか一つを選択する。合格者説明会の時に選択し、芸術の選択によりクラスが決まる。
2年は文系・理系いずれかを選択。3年になると2年次の文系選択者は文I(主に私立文系向け)か文II(主に国公立文系向け)を、理系選択者はそのまま理系コースに進むか文I・文IIに転向するかを選択する。但し文系選択者の「国立理系」への進路変更はできない。
定時制
[編集]普通科、夜間。4年次で修得する単位を3年次までに修得することで3年での卒業が可能。
部活動
[編集]生徒の約75%は部活動に所属している。体育系と文化系がある。
- 体育系
- 硬式野球部、サッカー部、陸上部、水泳部、ソフトテニス部(男女)、バスケットボール部(男女)、バレーボール部(男女)、卓球部(男女)、柔道部、剣道部、弓道部、山岳部、ハンドボール部
- 文化系
- 茶道部、美術部、音楽部、書道部、科学部、放送部、音楽部、華道部、物理部、吹奏楽部、食物部、文芸部、英語部、宇宙物理部、生物部、写真部、 史学部
通学区域
[編集]全日制課程は福岡県第7学区に含まれている。一部第7学区外にも通学区域があり、以下の各地域から通学可能。
第7学区(全域)
[編集]第8学区(一部)
[編集]定時制は福岡県内全域から通学可能。
交通アクセス
[編集]最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停
最寄りの道路
出身者
[編集]- 橋本邦寿 - 元大阪府議会議員 自由民主党
- 栗原渉 - 自由民主党衆議院議員
- 後藤明生 - 小説家
- 飯田栄彦 - 児童文学作家
- 福田利光 - 西日本新聞社元社長
- 瓦林潔 - 九州電力元会長、九州・山口経済連合会元会長、西日本政経懇話会元会長、九州文化協会元会長、在インドネシア領事館元名誉領事、福岡県公安委員会元委員長、福岡商工会議所元会頭
- 緒方久一郎 - 俳人
- 加藤新吉 - 元福岡県朝倉郡三奈木村長
- 古賀良彦 - 医師、日本医学放射線学会会長などを歴任。久留米大学元学長
- 調来助 - 元朝鮮全羅南道立光州医院長、長崎医科大学教授、長崎市名誉市民・原爆医療の先駆者
- 大内田茂士 - 画家
- 上野嘉弥太 - 俳人
- 野田宇太郎 - 詩人
- 福島善三 - 小石原焼人間国宝
- 太田浩 - 一橋大学教授 教育学者
- 藤井哲 - 九州大学名誉教授 工学者
- 坂本一亀 - 河出書房編集者、音楽家坂本龍一の父
- 高崎恵理 - フリーアナウンサー(元熊本朝日放送→福岡放送)
脚注
[編集]- ^ 明治41年3月18日付官報(第7415号) 文部省告示第九十号