コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

月ケ瀬口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月ヶ瀬口駅から転送)
月ケ瀬口駅
駅舎外観(2021年4月)
つきがせぐち
Tsukigaseguchi
島ケ原 (3.0 km)
(4.0 km) 大河原
地図
京都府相楽郡南山城村大字北大河原
小字殿田平尾
北緯34度45分46.09秒 東経136度1分25.33秒 / 北緯34.7628028度 東経136.0237028度 / 34.7628028; 136.0237028座標: 北緯34度45分46.09秒 東経136度1分25.33秒 / 北緯34.7628028度 東経136.0237028度 / 34.7628028; 136.0237028
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 関西本線
キロ程 104.8 km(名古屋起点)
亀山から44.9 km
電報略号 ツキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
115人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1951年昭和26年)12月28日[2]
備考 簡易委託駅
テンプレートを表示

月ケ瀬口駅(つきがせぐちえき)は、京都府相楽郡南山城村大字北大河原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線である[1]

駅は南山城村にあるが、駅名の通り奈良県奈良市の月ヶ瀬地区(旧・添上郡月ヶ瀬村)への入口としての役割も持っており、京都府最東端の駅でもある。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅[1]。場内・出発の各信号機とも一方向のみの設置のため、逆線入線はできない。加茂方面行きホーム側の加茂寄り妻面に出入り口のある駅舎が置かれている。また、亀山方面行ホームへは無蓋跨線橋にて連絡している。

簡易委託駅であるが、無人となる時間帯がある。自動券売機は設置されてないため、乗車券の発行は窓口発券のみである。なお、ホームには月ヶ瀬梅渓(月ヶ瀬梅林のこと)の大きな標柱が立てられている。

のりば

[編集]
ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 V 関西本線 下り 加茂奈良方面[8]
反対側 上り 柘植亀山方面[8]

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

利用状況

[編集]

「京都府統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1999年 537
2000年 518
2001年 477
2002年 447
2003年 356
2004年 329
2005年 318
2006年 315
2007年 279
2008年 255
2009年 219
2010年 216
2011年 216
2012年 216
2013年 205
2014年 184
2015年 186
2016年 167
2017年 164
2018年 137
2019年 115

駅周辺

[編集]
月ヶ瀬梅林(2008年3月)

駅北側を国道163号が通り、今山交差点で奈良県道・京都府道753号月ヶ瀬今山線と合流する。この交差点の北側には道の駅があり、その東側には社会福祉協議会・小学校・幼稚園がある。中学校や住宅街は駅西側にあり、木津川は駅から南へ少し離れた所を流れる。

三重県との府県境は駅から東へ約1 km離れた所に、奈良県との府県境は駅から南へ約6.5 km離れた所にある。当駅は月ヶ瀬梅林の最寄り駅であるが、梅林そのものは駅からやや遠い所にある。

バス路線

[編集]

駅前ロータリーに停留所が設けられている。停留所名は異なるが、位置はまったく同じである。

月ヶ瀬口駅
年末年始12月29日 - 翌年1月3日)は全便運休[14]
月ヶ瀬口駅前
  • やまなみ交通
    • 月ヶ瀬ニュータウン線:シルバー人材センター
※火曜・木曜(祝日と年末年始(12月29日 - 翌年1月4日)を除く)に、1日4往復を運行。
※観梅シーズンのみ運行[15]

上記のほか、やまなみ交通「村タク」(デマンドタクシー)の運行もある[16]

隣の駅

[編集]
西日本旅客鉄道(JR西日本)
V 関西本線
島ケ原駅 - 月ケ瀬口駅 - 大河原駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、21頁。 
  2. ^ a b 「日本国有鉄道公示第350号」『官報』1951年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ a b 石野哲(編) 著、石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、339頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 天局建築課「月ケ瀬口駅本屋」『鉄道建築ニュース』1966年7月号(通巻199)、鉄道建築協会、1966年7月1日、36-37頁。 
  5. ^ “日本国有鉄道公示第18号”. 官報 (16871). (1983年4月30日) 
  6. ^ “「通報」●関西本線月ケ瀬口駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年4月30日) 
  7. ^ 関西本線 加茂駅〜亀山駅間 ICOCAエリア拡大日決定! 〜2021年3月13日サービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年1月19日。オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210119051654/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210119_00_ICareakakudai.pdf2021年1月19日閲覧 
  8. ^ a b 月ケ瀬口駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日閲覧。
  9. ^ 茶畑景観 今山(Tea in Imayama) 七尾鳥(ななおどり)地区”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
  10. ^ a b 夢絃峡(弓ヶ淵)”. 京都府観光連盟. 2023年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
  11. ^ 南大河原/自然 夢絃峡(Mugenkyo)”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
  12. ^ 南大河原/自然 弓が淵(Depth of Yumi)”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
  13. ^ 南大河原/自然 明神の滝(Myojin Waterfall)”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
  14. ^ 運行ダイヤ(2023年3月1日改正)” (PDF). 京都府. 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月7日閲覧。 “(※運休日は「相楽東部広域バスの運行 - 京都府」より引用)”
  15. ^ 月ヶ瀬梅林へのアクセスについて”. 三重交通. 2023年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
  16. ^ 8.4 地域公共交通の位置づけと役割” (PDF). JR関西本線(加茂以東)沿線地域公共交通計画 令和4年3月. 京都府. pp. 36-37 (2022年3月). 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月7日閲覧。 “(※運行エリアに関する簡略図)”

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]