月ケ瀬口駅
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(月ヶ瀬口駅から転送)
月ケ瀬口駅 | |
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駅舎外観(2021年4月) | |
つきがせぐち Tsukigaseguchi | |
◄島ケ原 (3.0 km) (4.0 km) 大河原► | |
京都府相楽郡南山城村大字北大河原 小字殿田平尾 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■関西本線 |
キロ程 |
104.8 km(名古屋起点) 亀山から44.9 km |
電報略号 | ツキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
115人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)12月28日[2] |
備考 | 簡易委託駅 |
月ケ瀬口駅(つきがせぐちえき)は、京都府相楽郡南山城村大字北大河原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)関西本線の駅である[1]。
駅は南山城村にあるが、駅名の通り奈良県奈良市の月ヶ瀬地区(旧・添上郡月ヶ瀬村)への入口としての役割も持っており、京都府最東端の駅でもある。
歴史
[編集]- 1951年(昭和26年)12月28日:日本国有鉄道(国鉄)関西本線の駅(一般駅)として、島ケ原駅 - 大河原駅間に新設開業[2]。
- 1962年(昭和37年)2月1日:貨物営業廃止(旅客駅となる)[3]。
- 1965年(昭和40年)12月:駅舎改築[4]。
- 1983年(昭和58年)5月1日:荷物扱い廃止[5]、駅員無配置駅となる[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3]。
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有し、列車交換が可能な地上駅[1]。場内・出発の各信号機とも一方向のみの設置のため、逆線入線はできない。加茂方面行きホーム側の加茂寄り妻面に出入り口のある駅舎が置かれている。また、亀山方面行ホームへは無蓋跨線橋にて連絡している。
簡易委託駅であるが、無人となる時間帯がある。自動券売機は設置されてないため、乗車券の発行は窓口発券のみである。なお、ホームには月ヶ瀬梅渓(月ヶ瀬梅林のこと)の大きな標柱が立てられている。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | 関西本線 | 下り | 加茂・奈良方面[8] |
反対側 | 上り | 柘植・亀山方面[8] |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
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改札(2021年4月)
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改札より加茂方面行きホームを望む(2021年4月)
利用状況
[編集]「京都府統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 537 |
2000年 | 518 |
2001年 | 477 |
2002年 | 447 |
2003年 | 356 |
2004年 | 329 |
2005年 | 318 |
2006年 | 315 |
2007年 | 279 |
2008年 | 255 |
2009年 | 219 |
2010年 | 216 |
2011年 | 216 |
2012年 | 216 |
2013年 | 205 |
2014年 | 184 |
2015年 | 186 |
2016年 | 167 |
2017年 | 164 |
2018年 | 137 |
2019年 | 115 |
駅周辺
[編集]駅北側を国道163号が通り、今山交差点で奈良県道・京都府道753号月ヶ瀬今山線と合流する。この交差点の北側には道の駅があり、その東側には社会福祉協議会・小学校・幼稚園がある。中学校や住宅街は駅西側にあり、木津川は駅から南へ少し離れた所を流れる。
三重県との府県境は駅から東へ約1 km離れた所に、奈良県との府県境は駅から南へ約6.5 km離れた所にある。当駅は月ヶ瀬梅林の最寄り駅であるが、梅林そのものは駅からやや遠い所にある。
- 道の駅お茶の京都みなみやましろ村
- 月ヶ瀬ニュータウン - 駅のすぐ西側にある住宅街[1](※月ヶ瀬村(現在の奈良市月ヶ瀬)ではない)
- 東海自然歩道 高山ダム、夢絃峡コース
- 二本杭
- 今山 七尾鳥の茶畑[9] - 日本茶800年の歴史散歩(日本遺産の1つ)
- フェアフィールド・バイ・マリオット 京都みなみやましろ
- 南山城村社会福祉協議会
- 相楽東部広域連合立笠置中学校
- 相楽東部広域連合立南山城小学校
- 南山城保育園
- 六所神社(津島神社)
- 国道163号
- 奈良県道・京都府道753号月ヶ瀬今山線
- 今山隧道 - 奈良県・京都府道753号線の旧トンネル。すぐ横に新今山隧道がある。
- 木津川
- 名張川
バス路線
[編集]駅前ロータリーに停留所が設けられている。停留所名は異なるが、位置はまったく同じである。
- 月ヶ瀬口駅
- 相楽東部広域バス
- 月ヶ瀬口駅前
- やまなみ交通
- 月ヶ瀬ニュータウン線:シルバー人材センター
- ※観梅シーズンのみ運行[15]。
上記のほか、やまなみ交通「村タク」(デマンドタクシー)の運行もある[16]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、21頁。
- ^ a b 「日本国有鉄道公示第350号」『官報』1951年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 石野哲(編) 著、石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、339頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 天局建築課「月ケ瀬口駅本屋」『鉄道建築ニュース』1966年7月号(通巻199)、鉄道建築協会、1966年7月1日、36-37頁。
- ^ “日本国有鉄道公示第18号”. 官報 (16871). (1983年4月30日)
- ^ “「通報」●関西本線月ケ瀬口駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年4月30日)
- ^ 『関西本線 加茂駅〜亀山駅間 ICOCAエリア拡大日決定! 〜2021年3月13日サービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年1月19日。オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブ 。2021年1月19日閲覧。
- ^ a b “月ケ瀬口駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月16日閲覧。
- ^ “茶畑景観 今山(Tea in Imayama) 七尾鳥(ななおどり)地区”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
- ^ a b “夢絃峡(弓ヶ淵)”. 京都府観光連盟. 2023年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
- ^ “南大河原/自然 夢絃峡(Mugenkyo)”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
- ^ “南大河原/自然 弓が淵(Depth of Yumi)”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
- ^ “南大河原/自然 明神の滝(Myojin Waterfall)”. 南山城村体験観光推進協議会. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月6日閲覧。
- ^ “運行ダイヤ(2023年3月1日改正)” (PDF). 京都府. 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月7日閲覧。 “(※運休日は「相楽東部広域バスの運行 - 京都府」より引用)”
- ^ “月ヶ瀬梅林へのアクセスについて”. 三重交通. 2023年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月5日閲覧。
- ^ “8.4 地域公共交通の位置づけと役割” (PDF). JR関西本線(加茂以東)沿線地域公共交通計画 令和4年3月. 京都府. pp. 36-37 (2022年3月). 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月7日閲覧。 “(※運行エリアに関する簡略図)”
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 月ケ瀬口駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道