昭和町 (岡山県)
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しょうわちょう 昭和町 | |
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総社市役所昭和出張所(旧・昭和町役場) | |
廃止日 | 1972年(昭和47年)4月22日 |
廃止理由 |
編入合併 昭和町 → 総社市(初代) |
現在の自治体 | 総社市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中国地方(山陽地方) |
都道府県 | 岡山県 |
郡 | 吉備郡 |
市町村コード | 33504-5 |
面積 | 65.08[1][2] km2. |
総人口 |
5,672人 (国勢調査、1970年) |
隣接自治体 | 総社市、高梁市、小田郡美星町、矢掛町、上房郡賀陽町 |
町長 | 山本謙太[3][4] |
昭和町役場 | |
所在地 |
〒719-13 岡山県吉備郡昭和町大字美袋1915番地[1][4] |
座標 | 北緯34度43分10秒 東経133度39分16秒 / 北緯34.71942度 東経133.65442度座標: 北緯34度43分10秒 東経133度39分16秒 / 北緯34.71942度 東経133.65442度 |
ウィキプロジェクト |
昭和町(しょうわちょう)は岡山県中南部の吉備郡に存在した町である。1972年(昭和47年)に総社市(初代)へ編入され廃止された。現在は総社市(2代)の一部となっている。
概要
[編集]現在の総社市美袋、日羽、原、影、中尾、下倉、種井、延原、宇山、槁に当たる[5]。町内の大部分が吉備高原の南部山地である。
昭和町という町名は、4村合併時に村名や大字名を使用しないという暗黙の取り決めがあり適当な名が見出し得ず、また4か村組合立で設置された公民学校が昭和に開校したことを記念して「昭和公民学校」としたことから、それに合わせて命名されたものである[6]。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行。
- 1900年(明治33年)4月1日 - 下道郡と賀陽郡が合併。吉備郡下倉村・水内村・秦村・日美村・富山村となる。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 秦村福谷の一部(草田地区)と秦村秦の一部(大野地区の一部)を下倉村に編入。
- 1952年(昭和27年)4月1日 - 下倉村・水内村・日美村・富山村が合併して昭和町発足。
- 1962年(昭和37年)5月25日 - 新庁舎が竣工。
- 1972年(昭和47年)4月22日 - 昭和町が総社市(初代)に編入される。同日昭和町は廃止。
行政
[編集]- 昭和町役場(現・総社市役所昭和出張所、総社市消防署昭和出張所)
地域
[編集]大字
[編集]現在はすべて総社市の大字となっている。
- 美袋(みなぎ) : 旧日美村
- 日羽(ひわ) : 旧日美村
- 原(はら) : 旧水内村
- 影(かげ) : 旧水内村
- 中尾(なかお) : 旧水内村
- 下倉(したぐら) : 旧下倉村
- 種井(たねい) : 旧富山村
- 延原(のぶはら) : 旧富山村
- 宇山(うやま) : 旧富山村
- 槁(けやき) : 旧富山村
教育
[編集]- 昭和町立昭和小学校
- 昭和町立昭和中学校
現在は各校とも総社市立
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 国道
- 県道
- 岡山県道54号倉敷昭和線(現・岡山県道54号倉敷美袋線)
- 岡山県道166号美袋井原線
- 岡山県道193号美袋停車場線
- 岡山県道306号湯山昭和線(現・岡山県道306号賀陽種井線)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 山陽新聞社 1971, p. 213.
- ^ 岡山県総務部統計課 1971, p. 108.
- ^ 山陽新聞社 1971, p. 295.
- ^ a b 岡山県総務部統計課 1971, p. 107.
- ^ 備北信用金庫資料(備北信用金庫は総社市のうち旧昭和町域のみを事業区域としている)
- ^ 昭和町史編纂委員会 1970, p. 686.
- ^ 総社市議会会議録 平成19年12月定例会より
参考文献
[編集]- 昭和町史編纂委員会 編『昭和町史』昭和町教育委員会、昭和町、1970年6月10日。doi:10.11501/9572546。 NCID BN13427499。OCLC 703822820。
- 岡山県総務部統計課 編『岡山県市町村勢要覧』 昭和45年刊、岡山県統計協会、岡山、1971年9月15日。doi:10.11501/9528442。 NCID BA43334715。OCLC 703790315。
- 山陽新聞社 編『山陽年鑑』 昭和47年版、山陽新聞社、岡山、1971年10月1日。doi:10.11501/9572433。 NCID AN10211724。OCLC 703818864。